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すごい費用と手間をかけて現代ロシア装備をバッチリ決めていたサバゲーマーの方(知人のチームメンバー)が、
「もうこれ着てフィールドに出られないッス…」
状態だそうで、もちろん一般世間的には「それどこじゃねーだろお前!」な話ですけど、「そういうのもあるのか」的に微妙に印象深かったです。
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【日本でのリサーチ】
ヒルデガルト・ティルマンは京都在住の川合全弘教授にアクセスする。教授は彼女に小説を送付し、イゼルローン要塞の登場箇所に印をつけた。しかし、なぜ「イゼルローン」が小説の中でこんな重要な役割を持っているのか、その理由は教授にもわからなかった。
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ヒルデガルト・ティルマンは諦めない。イゼルローン出身の元駐日ドイツ大使フランク・エルベ氏の講演会を訪れ、彼に助力を求めたのだ。するとしばらくして、元大使が15冊に及ぶ小説の内容まとめを送ってくれた。
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真に知的で鋭いユーモア感覚を持つ、私が好きなロシア人動画配信者。現在ジョージアに避難中。
youtu.be/sXs1f44DFcI
「オレは自分の祖国が文化的に二流三流すぎることをドヤ顔で推し進めるのを見るのがしんどい。ネタとしては極上だが!」という主張は確かにしんどくて、哀しいほどに面白い。
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ドルトムントとケルンの独日協会の会員でもある。「アジアは大好きで、私のすべて」と、旅大好きでイゼルローン出身の彼女は語る。「日本は第二の故郷なの」と語る彼女の息子たちには、若い頃から日本体験も留学経験もある。
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フィクションに出てくる「ナチ寄り」アーティストは最初から中身の無いクソ野郎として登場するが、現実はもっと複雑で醜く、目を背けて無視を決め込む人が多そうだという話。
極めて重要。 twitter.com/karategin/stat…
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また、ロシア軍が侵攻先で死体焼却用トラックを運用しているという情報も、ナチ親衛隊のガス・トラックとの相似から衝撃的だった。これは「証拠写真が2013年のもの」「でも存在は確実」と議論紛糾したが、現地での目撃情報が増えるにつれ「蓋然性が高い」話となってきた模様。france24.com/en/tv-shows/tr…
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あと、プーチンの「背後からのひと突き」発言は、ドイツ史的にあまりに刺さりすぎるネタ(WW1の匕首伝説)なので、当然ドイツマスコミは見のがしません。
zdf.de/nachrichten/he…
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小説の舞台は遠未来。人類は銀河帝国と自由惑星同盟に分断され、第5章でイゼルローン要塞への襲撃が描かれる。その描写はこうだ。「直径60kmの人工惑星を建造したのは、その位置の戦略的な重要性のため。イゼルローンは帝国から自由惑星同盟の領域に向かって、三角の形をした『舌』の先に位置する」
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日本のマスコミは今、「オリンピック選手全力応援」モードにどう切り替えるか凄く悩んでいる。映像授受の仕事のやりとりなどから、それが濃厚に窺える。
で、実際、意識的に切り替えるのか? そもそも「自然体で淡々と状況や結果を伝える」でもいいと思うのだが、それはダメなのか。
そのへんが謎だ。
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南ドイツ新聞による、
ロシア情報戦メディア「ロシア・トゥデイ」ドイツ語版の内容分析。
ウクライナ侵攻について「あれはそもそも戦争ではなく、あくまで限定的な武力行使だ」と、手持ちのドイツ人に語らせたりしているそうな。しかし、あまりに露骨なため逆効果の模様。
sueddeutsche.de/medien/rt-de-r…
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反西欧アピールイベントで吼えるプーチンが着ているのは、イタリアンブランドの超高級ジャケットだったりする。 twitter.com/sankuperis/sta…
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なんか、
「どう流行っているのか」
「どう株価に影響するか」
「どう収益アップにつながるか?」
「だってイーロンマスクが!」
みたいな内容に終始していて、要するに
「バスに乗り遅れるな!」的な話でしかない。これでは「わたしはカモです」と言ってるようなものであり、哀しい。
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【でも何を言ったら正解なのかわからない。苦しい、この一言です】
lee.hpplus.jp/column/2313686/
小原ブラスさんは在日ロシア人として、今の戦争に関し知的に人間的にベストな発言を続けてきたと思う。ロシアが真に誇りとすべきはまさに彼のような人物なのだが…
現状への憤りと切なさが改めて迫ってくる。
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【威嚇効果】
「この宙域は宇宙艦隊にとって航行困難で宇宙の墓場と呼ばれており、そもそも遭難が多い。ゆえに威嚇効果を兼ねた軍事拠点を設けることにしたのだ」
日本に旅行したヒルデガルト・ティルマンは出版社に電話で連絡を取った。出版社からは著者に直接問い合わせるよう勧められた。
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「自分の好みの結論を出す」ことに慣れてそして飽きて、でも満たされない人たちが
「自分の好みの結論に他人を誘導する」ことに励みはじめ、そして権力の意図ともある程度無関係に、巧妙なデマ世界が出来上がったりするのかもしれない。
そう考えると実にあじわい深い。
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