新型コロナ感染が心血管疾患リスクを上げる可能性は既に指摘されているがワクチン接種の影響をみた新研究がJAMA掲載 非接種者と比べ2回接種者で ・急性心筋梗塞 52%少ない ・虚血性脳卒中 60%少ない と結果(31-120日で) 改めて感染により誘発される心・脳の有害事象を減らす可能性が示唆された
10代男性が新型コロナで亡くなったことをワクチンのADE(抗体依存性感染増強)と解釈する発信が多く驚いている ・COVID-19ワクチンがADEを起こす証拠はない ・科学者はADEを引き起こす可能性が最も低いSタンパク質を標的にした ・実際、接種者がより感染・重症化しやすいとの証拠はない 等から否定的
今後流行の主力になると見られているBQ.1.1ケルベロス等 各"抗体治療薬"がBQ.1.1に対してどうか調べた新研究(Lancet Infectious Diseases) 来るべき時が来たというべきか右下の様にBQ.1.1は既存抗体薬いずれにも耐性 流行ってくると抗体薬では厳しく高リスク者には経口抗ウイルス薬の検討必要とした
・参考 新型コロナ各変異株と基本再生産数 theguardian.com/world/2022/jul… is.gd/0KUk2x オミクロンBA.4/5がこれ迄で最も感染性が高いよう 基本再生産数はウイルス最強とされた麻疹越え 並んだ数値を見るとつくづく、都度高くなるハードルを一人一人の対策や努力で越えて来たことも感じさせる
最近また新型コロナワクチンを接種すると不妊になるとの話が流れているよう 既報の通り接種が男女とも特に受胎能を低下させるとの結果はなく(むしろ男性の感染の場合に一時的な低下)自然流産の率が増える事もない さらに妊娠初期の接種で先天性異常が増えるとの証拠もなし これらが一般的理解となる
子供の新型コロナ罹患後症状いわゆる後遺症が、どれくらいの頻度があるのか未だ調査が続いている だがオミクロンは感染者が多く、罹患後症状の患児が増え、海外では専門のクリニックも設立 糖尿病が増えるリスク等も指摘され不明点はなお多い 「かかって免疫を付ければ良い」等とは言えないのは確か
新型コロナのワクチンと感染、各々の心筋炎リスクと比較につき研究結果発表が相次いでいる 今回の研究(Front. Cardiovasc.)は ・5550万人の接種者 ・250万人の感染者 ・22研究 分析しこれ迄で最大研究と 結果「新型コロナに感染した人はワクチンを受けた人より心筋炎リスクが7倍以上高い」と判明した
下水調査の結果(札幌市)を見ると3月中頃より、それまで概ねリンクしていた新型コロナ新規陽性者数(灰色)と下水中濃度(青線)が開いている 下水の濃度は実際の感染者数を予測すると言われる 既に諸外国で、把握されている感染者数が過小評価になっていると指摘されていた 実際そういうことなのだろう
小児の原因不明肝炎で1人が死亡と報道 肝移植例が報じられるなど重症度の高さが指摘されていたがこれまでは全例生存とされており初の死者となる可能性 現在12か国で169例が報告(うち英国で114例)1か月から16歳までで17人が肝移植 アデノウイルスの関与が疑われしっかりとした手洗いが勧奨されている
率を比べており関係ないと思うが、20年は新型コロナ上陸があり参考にならないとご意見頂戴 そこで前シーズンでも計算した flu 18/19    1544393人(定点) 人工呼吸器 539人 Covid 累計  2130250人 人工呼吸器 8933人(学会把握) それだと新コロは約12倍の率で呼吸器必要だった
往診で伺うとコロナ陽性という例がだいぶ増えている 聞くと家族にも同様の症状の人がいたりコロナ感染が判明している場合が多い 往診で伺う方々はあまり外出されない為、現役世代からの感染が起きていると考えられる あと入院もかなり困難化している 感染予防に引き続き気を付けたほうが良いだろう
新型コロナに関し偽情報を広める医師へ懲戒が可能となる法律をカリフォルニア州知事が署名 同行為を行った医師は医療委員会で懲戒処分を受け州の免許取り消しもありと ただSNSは含まれず,患者に直接それらの情報提供した場合に限られ議論を呼んでいる この種の法律は全米初との事で今後が注目される
news.yahoo.co.jp/pickup/6434210 「自己犠牲の上に成り立つ第7波の医療は、非常にもろくて危うい。できる治療が狭まっており、県医療界全体でみても外来や入院制限などをしている時点で、もう崩壊している」 現場の臨床も行う長野医師は「重症患者のほとんどはワクチン未接種者だ」と話し(略)接種を勧める
「それでも新型コロナにイベルメクチンは絶対効く」と信じている人は世界的に存在するようで疑問に答えるべく新研究が組まれた 今度はより高用量でより長く6日使用 【結果】 ・回復までの時間改善せず ・イベルメクチン使用群で死者1 入院4(プラセボでは死者ゼロ 入院2) 使用は支持されずと結論した
ターボ癌の原因はコロナワクチン接種による「免疫抑制」だとの主張についてHealth Feedbackが検証 "接種による獲得免疫の促進は自然免疫系の抑制を意味するものでなく「癌に対する免疫には影響を与えない」" "接種が癌等の健康問題を引き起こすとの主張は裏付けとなる証拠がない憶測に基づく"と指摘
新型コロナ罹患後症状(後遺症)の人が再感染するとどうなるか? Long COVID Kids等の世界初調査 残存する罹患後症状が ・増悪 80% ・改善 10% ・前の症状再発 45% 罹患後症状は初回後からが多いが子供は再感染からが成人の約2倍(※後遺症者全体の中の率) 結果から再感染に注意すべきとしている
オミクロンでは「重症化しない」とか「重症化が極めて少ない」などの話が流布している 南アフリカの国立伝染病研究所が発表したデータによると入院例のうち31%は重症例とのことで、以前の波の66%よりは低いが、0%などではない 引き続き注意は必要だろう
オミクロンのXBB.1.16アークトゥルスに関してまた新報告(preprint) 年齢中央値35歳と今回は成人中心 91.7%がワクチン1回以上接種している状況での症状 ・発熱 67% ・咳  42% ・鼻漏 33.7% ・体の痛み 14.5% ・倦怠感  14.1% 入院等を要したのは25.7%でその1/3で要酸素と気になるデータも
英国の新型コロナ後遺症小児の支援団体Long COVID Kids情報 英国で ・小児は依然と再感染の影響を最も受ける年齢層 ・小児人口の約11%のみが1回のワクチン接種を受けている ・9月15日のdataによると5-14歳の感染例の「50%」が再感染 と驚く内容 低率の接種下での、小児の高率な繰り返し感染を示す
日本から報告 子供の新型コロナ感染の合併症と罹患後症状(後遺症)【Pediatr Infect Dis J】 ・心筋炎 0.13% ・脳症  0.06% ・28日後症状残存 3.2% この調査ではコロナ予防接種歴ある小児は一人も ・けいれん性疾患 ・肺炎 ・MIS-C(小児多系統炎症性症候群) ・心筋炎 ・脳症 を認めなかった
「新型コロナのPCR陽性ならば皆死因は新型コロナ」 「新型コロナの本当の死亡者はECMOnetの数値から現在1000人」 「厚労省が新型コロナ死者数を水増しする通達を出した」 これらの説は今日で終わりにしましょう Yahoo!で取り上げました 正しい理解が広まるのを強く願います news.yahoo.co.jp/byline/otsushu…
集団免疫に関連する新研究 スウェーデンでは2022年3月にコロナS抗体陽性93.3% だが持続的に高水準の感染や再感染認めると判明(Emerg Infect Dis) 感染重ねるたび後遺症リスク減るとのエビデンス現状不十分で都度リスク背負う可能性も 医療従事者の望みは皆の健康。その観点から注意喚起される事実
心臓病ある小児への新型コロナワクチン接種がTVで話題になったよう 心臓病の子が接種でより心筋炎を起こしやすいとの証拠は乏しい 5-11歳の接種後の心筋炎は800万回で11件 一方で心臓病の子は感染で重症化リスク増が指摘、感染での心傷害がより懸念され接種が勧められている 正確な理解に努めたい
ワクチン接種後の心筋炎に関して最新データ 日本での10/1報告 ・ファイザー 1.1件/100万回 ・モデルナ  2.2件/同上 10~20代男性で報告頻度が多い 若年層で死亡例なし 海外の最新の大規模研究でも ・ほとんどが軽度、保存的治療で回復 ・心臓病歴のない40歳未満の男性中心 と特性が示されている
子どもの新型コロナ感染後の症状につき新研究発表 JAMA Pediatrics掲載 65万人超の小児、新型コロナ検査陰性群が対照 成人と比較して発生率は低かったが、非感染群と比べて感染群では感染後の半年で ・心筋炎 210%高 ・脱毛  58%高 ・肺炎  26%高 ・細気管支炎 26%高 などと増加を認めた