妊娠中の新型コロナワクチン接種が乳児の新型コロナ感染を防ぐかの研究 オミクロン期含む 接種を受けた妊婦から生まれた乳児は生後4か月間に新型コロナ陽性になるリスクがより低い また3回接種を受けた妊婦から生まれた乳児は2回に比べ同感染リスクが低かった 乳児を保護する可能性を改めて示した
普段の行動・環境と新型コロナ感染のリスク 【各リスク】 ・屋内の公共の場に週3以上行く人 36%高 ・5~15歳の子と同居 37%高 興味深いのは ・公共交通機関や買い物の店の使用頻度は関連を認めず ・レストランやバー等のマスクをあまり使用しない場所での主たる発生を示唆 研究ではそう結論した
子どもの原因不明の肝炎について 英国健康安全保障庁が最新更新 英国は145例に増加、肝移植も10例に。10歳以上も少数いる可能性 原因はアデノvirusを考えているが未確定 頻度は低く過度な心配はいらないが ・幼児の黄疸に注意 ・手洗い励行 ・消化器症状ある子は48時間登園・登校しない としている
オミクロンになって小児にクループが増えているとの知見を紹介したが実際入院率も増加と最新研究から 0~4歳の乳幼児は、デルタ優勢の時期に比べ、実に5倍の割合で入院していると 入院率が最も高いのは6か月未満の乳児 妊婦やその家族、乳幼児の介護者などのワクチン接種を含む感染対策が重要と結論
「インフルエンザ脳症は日本だけの名」「実は(鎮痛薬と関係する)ライ症候群をそう呼んでいるだけ」等の誤情報が流布 しまいには薬のせいなのを脳症にしている等と陰謀論めいたものも ※事実 ・インフル脳症は欧米も報告あり ・同脳症とライ症候群は別 この手の論は基本的知識が誤っており注意したい
JAMA Neurology掲載 jamanetwork.com/journals/jaman… ・後遺症に自己免疫のメカニズムが関与可能性 ・免疫グロブリン療法で改善例あり ・罹患後の精神疾患発生/再発率がインフルエンザ等より高い(→何らかのメカニズムが働いているか) 等興味深い内容 単なる病後の回復遅れ等ではない可能性に注意が必要
オミクロンに感染するだけでは新型コロナの他変異に対する中和抗体形成が不十分と研究ですでに示唆 ワクチン非接種でオミクロンに感染した場合、デルタ等への中和抗体価は低く再感染リスクが存在 オミクロン派生型は大丈夫かと考えられていたが最新研究ではBA.4とBA.5では厳しい可能性も浮上している
最近、感染後に続発する疾病リスクをことさらワクチンと結びつける発信が一部から散見される 今回、ワクチン非接種者に限定し調査を行ったことにより、感染後のリスクは非接種群でも(当然と言えば当然だが)相当に増加する可能性が示された なお下記の結果も参考になるだろう twitter.com/shuichiotsu/st…
【修正版】 新型コロナ再感染に関しての研究(preprint) 初感染がオミクロンで再感染もオミクロンの場合、再感染は平均22週で発生、最速わずか3週 またオミクロン期では総感染例の最高19.5%が再感染(デルタ期は1.4%) オミクロンによる再感染は ・珍しくない ・短時間でも起こる ことが確認された
news.yahoo.co.jp/articles/92c80… ・今年新型コロナ感染で死亡した20歳未満小児ら41人の調査 ・第7波の急拡大のち死亡例増加 ・基礎疾患あり48%,なし52% ・接種対象で未接種87%,2回済13% ・死因は心筋炎など循環器系異常24%,急性脳症など中枢神経系異常24% ・発症から死亡まで73%が1週間未満と早い
@MIKITO_777 shinchosha.co.jp/shukanshincho/… 新潮社の媒体で異説が流されて来た事例は数多く残っていますが、例えばこの記事は 「自宅療養中の急死」も防ぐ特効薬「イベルメクチン」 とのタイトルです。このような話でイベルメクチンが効くと信じたら大変な事になったでしょう。 責任の所在を明確化すべきと考えます。
新型コロナ患者へのイベルメクチンの効果をみた新研究がNEJMに掲載 二重盲検、無作為化、プラセボ対照の試験 結果、イベルメクチン使用群はプラセボ群と比較し、明らかな入院の発生率の低下などを示すことができなかった 臨床試験外の使用を推奨しないとのこれまでの見解と一致する結果と結論づけた
news.yahoo.co.jp/pickup/6433498 WHOがサル痘で緊急事態宣言 米国で小児2例(家庭内感染が想定)の報道もあった 欧州は17歳以下で少なくとも6例 米国の例の99%以上は男性同士の性的接触と関連しているとされ、それ以外の感染は多くないがオランダで経路不明の少年の例もあるとの事で今後の動向が注目される
・出典 thelancet.com/journals/lanwp… なお当研究はmRNAワクチン3回と4回も比較 4回接種は3回と比較し ・症候性感染 19%低 ・入院    51%低 ・重症    61%低 と4回接種で良くない見通しをより改善と示唆 "打てば打つほど重症化"などの、一部が行っている主張をまた否定的なものとしている
【注意喚起】ワクチン接種後の長期副反応に ・イベルメクチン ・水素 ・ステロイド の処方を受けている等書き込みを見ます これらは確立した治療でなく特にステロイドは正しく使用しないと大きな問題をもたらします まず病院の内科・総合診療科等で他疾患でないかよく鑑別診断してもらうべきでしょう
・The Conversationの記事 theconversation.com/reinfection-wi… 同専門家はOECD諸国の中での日本の累積死亡率の低さにも言及し評価している 海外はマスクをしていないのに云々などはよく聞くが、その海外専門家はこの状況下で感染やそれによる後遺症を防ぐために適正な対応であると評価しているというよくある話
塩野義の新型コロナ治療薬ゾコーバ承認が話題になっているが既に承認済の治療薬パキロビッドで新たな研究結果(CDC) 40-64歳の入院予防で明確な効果を示せずとの以前の結果に反し今回は 入院 ・18-49歳 41%減 ・50-64歳 60%減 との結果 特に持病が複数ある場合等は18-49歳でも良好な結果だった
子供の新型コロナ感染と1型糖尿病 新研究(JAMA) 新型コロナ非感染の子供の1型糖尿病は 28.5例/10万人年 一方新型コロナ感染小児では 55.2例/10万人年 1型糖尿病の発症リスク(相対リスク)は ・感染群で69%高(感染が検査で確定例) と感染に伴うリスク増加を示唆 自己免疫等の関与が原因として想定
コロナワクチン接種後の心筋炎の原因がスパイクタンパク関連でなく自然免疫の過剰反応と示唆した研究続報(STAT記事) ・自己免疫反応でない ・自己抗体も見出さず 心筋炎に関し、接種でスパイクタンパクが心臓を傷つける、自己免疫反応を起こし心筋炎になるとの一部で流布してきた2原因を否定的とした
ワクチン未接種者と死亡について日本のデータが話題になった あるデータ(CDC)では、未接種者の新型コロナでの死亡リスクは、BA5対応二価ワクチン追加接種者と比べ12.7倍との結果(下図) 死者全体のうちの接種者の割合で見るとわかりづらいが、未接種でのリスクはより高いとこれまでも分析されている
・出典 thelancet.com/journals/eclin… 既感染者も、長期的に心血管系の健康に注意を払う必要があるとしている オミクロン期も一部含まれるが、日本でも感染者の多いオミ期に特化した分析が待たれるところ このような結果が出るだいぶ前から、かかれば問題ない的な発信が一部から継続的にあったことは残念
子供を守るために親のワクチン接種が有効と新研究 2期間で実施 【子供の感染リスク】 ・前期(2回 vs なし) 片親接種‥26.0%減 両親接種‥71.7%減 ・後期(3回 vs 2回後5か月以上) 片親接種‥20.8%減 両親接種‥58.1%減  "親の接種は家庭内の接種を受けていない子供に実質的保護を与える"と結論
注目される新研究 新型コロナ感染と糖尿病(JAMA Network Open) 60万人以上の分析で年齢中央値は32歳 結果 ・糖尿病発症リスクは感染後群で有意に高い(17%高) さらに ・糖尿病の発症例全体の3.41%が感染に起因と推定 普通の風邪と変わらないなどの一部の認識に疑問を投げかける結果を改めて示した
また重要な研究 新型コロナ感染後の後遺症をがん患者で調査 ・追加接種後 7.4% ・2回接種後 9.8% ・非接種  18.5% と接種後で非接種より有意に少ない さらに ・後遺症あるとがん治療が中断されやすい ・治療中止は予後悪化に関係 接種が感染後の後遺症や弊害を低減させうることが改めて示唆
解剖実習遺体からプリオン 世界初、感染の危険 長崎大 news.yahoo.co.jp/articles/28f4c… 解説は下記ツイートで twitter.com/shuichiotsu/st… 2021年時点で8年前に亡くなった方なので、当然新型コロナワクチンとは無関係