"日本は対策しているのにコロナ感染者が世界一"等と聞くが海外の報告数は正しいか? 新研究(JAMA Network Open) 米国での分析「調査結果は真の感染者数を大幅に過小評価しているとの常識を裏付ける」 海外の国により感染者の真の数を現在は捉えられておらず実際より少ない報告数であると改めて判明
新型コロナに感染した子どもにまれに起こるMIS-C (小児多系統炎症性症候群) 全身性の炎症を起こし、しばしば心機能低下も現れる またワクチン接種でのリスク低減が指摘済み 最新の研究(6/22発表)で ・男児    ・5〜11歳  ・喘息あり ・肥満あり これらだと相対的なリスクは高いと示唆された
新型コロナ後遺症に対し、コロナ治療薬である抗ウイルス薬「パキロビッド」を使用し治療する治験が米国で開始予定 第3相試験で来年1月から行うとClinicaltrials govに掲載 ウイルスの断片が一部の人の体内に留まりそれが後遺症の原因となっているとの理論を検証予定 有効性を示せることに期待したい
BMJ掲載「新型コロナウイルスはインフルエンザや風邪等の他感染症より長く体内にとどまりますか?」 "同ウイルスはインフルや風邪より長く体内に留まるようだ。免疫系が到達困難な体の部位に潜り込んでいる様に見える" インフルは通常数日又は数週間以内だが新型コロナは100日以上が存在、最長505日
新型コロナ後遺症は当然のことながら「気のせい」「病中の消耗による自然な変化」等でない可能性を示唆する結果 ●TFF2 →損傷上皮修復 ●LAMP ●Gal-9 ●CD83 →樹状細胞等活性化 ●アグリン →神経筋接合部破壊に関連 徹底的に調べたことで余り一般には聞き慣れぬこれらタンパク質等の上昇が判明
新型コロナ治療の経口薬モルヌピラビル オーストラリアで先日登録申請に動き始めたことが報じられたがカナダでも段階的承認申請が開始 日本でも治験が既に開始され、秋に判明する第3相試験の結果をもとに各国で認可の判断がされる見通し 良い結果が示され、自宅療養等での安心につながることを期待
従来型ワクチンのノババックスの新型コロナワクチン BA.5への中和抗体と他ワクチンとの比較新研究(preprint) 2回接種でBA.5中和に半数以上で耐性だが3回で中和抗体価582と上昇 更に対BA.5でノバ3回はファイザー3回と同等の中和抗体価だった 以上よりノバ3回も対BA.5で相応の効果を期待しうると示唆
またマスク要件のある保育施設はマスク非着用施設よりも13%閉鎖が減少したという調査もある 頻繁な閉鎖の方にこそ発達等への悪影響あり、着用でそれがより回避されるのは精神面等にプラスの可能性があることも指摘されている マスク=悪との一面的見方にとらわれず冷静に好適な策を選択していきたい
・出典 nature.com/articles/s4159… オミクロン期でなく年齢層が高めで(平均60代)その点は差し引いて考える必要あり ただオミ期でどうかは不明で一定の注意は必要ではあろう ずっと前から"ただのかぜ"等と根拠なく主張するむきが一部にあった いかにおかしなことだったか改めて指し示したとも言えよう
新型コロナ感染による心筋炎とmRNAワクチン接種後の心筋炎の比較 1520万人の調査 【感染後の場合のリスク。2回接種後と比較し】 ・12〜17歳男性…感染後の心筋炎または心膜炎の発生率は約2倍 ・18〜29歳男性…感染後の心臓合併症リスクは7〜9倍 ・12歳以上女性…感染後の心臓合併症リスクは6~63倍
重要なのは後遺症がオミクロンでどうかまだ完全にわからない点 専門家の意見として ・炎症過程への影響は小さい可能性 ・接種の影響(後遺症を減らしうる) 等から発生率は低くなる可能性はあるが、当然罹患者が増えれば後遺症がある人も比例して増えることは示唆 注視される medicalnewstoday.com/articles/uk-da…
オミクロンBA.1感染で誘発される中和抗体に対し,広がるBA.2.12.1やBA.4/5は回避能力ありと結果相次ぐ 再感染リスク懸念 NEJM掲載の論文でも未接種+BA.1感染でBA.4/5に対し中和抗体は概ね不十分 "感染で免疫つければ良い"との説は後遺症だけでなく”効果的保護が困難可能性”(同論文)からも妥当でない
想起したのは下記研究 cdc.gov/mmwr/volumes/7… ワクチン接種者が、未接種の人よりも、新型コロナ「ではない」死亡率が低いと示唆されたもの 未接種を1とするとコロナでない死亡のリスクが ファイザー 0.34 モデルナ  0.31 と低かった(2回接種) 続発した他疾患による致死を抑制した可能性もある
mobile.twitter.com/shuichiotsu/st… 神奈川県内の10歳未満の死者は7人目とのこと 小児の死亡例は発症から死亡までが下ツイートのように短い 重症化の予防は変わらず大切であるだろう
・CDCからのアナウンス cdc.gov/media/releases… ・アラバマでは1歳から6歳まで9例。コロナ感染歴やワクチン接種歴なし reuters.com/world/us/us-wa… ウイルスの特性から、小児の手洗いの勧奨を多くの媒体が発信・併記している
【補足】 ・"一定の対策下での1人の感染者による二次感染者数"の実効再生産数と開きがある点には注意 ・BA.1のR0が約8.2、BA.2が約12、BA.4が約15との推計もあり、現段階で麻疹を確実に上回ったとは言えないためR0は同等・類似との捉え方が好適 twitter.com/profesterman/s… twitter.com/profesterman/s…
大きなニュースが来ましたね 新型コロナへの抗ウイルス経口薬のモルヌピラビル 775人の患者の中間分析 【入院または治療後29日までの死亡】 ・プラセボ 14.1% ・モルヌピラビル 7.3% しかもモルヌピラビル群では死亡0(プラセボでは8人) この良好な結果をうけ、米国で緊急使用許可を申請へ
news.yahoo.co.jp/articles/de519… 妻が「闇の政府にワクチンでコントロールされる」などとなり夫婦仲崩壊 原因はYouTube 動画サイトは反ワクチン主義の一つの牙城で、熱烈に支持される動画は優先的に拡散、また嗜好に合うものが繰り返し表示され思考が強化されるというリスクあり、視聴にはその理解が不可欠
小児が新型コロナり患後に多臓器に強い炎症を起こす病気であるMIS-C(小児多系統炎症性症候群) mRNAワクチンがその予防に有効との最新研究が発表 有効性91% COVID-19診療手引きによると日本での頻度は米国の約0.08%の1/20程度と考えられるとのことで計算すると25000人に1人となる 注目される結果
子どもの原因不明の急性肝炎 アルゼンチンからも8例見出だされたと本日報道 条件が異なる諸国においても、広範に認められている 最初のケースは8歳男児 一部に喧伝されている、新型コロナワクチンを接種した母親の母乳を介してという特異な説は否定的と改めて示された
新型コロナワクチン接種回数とオミクロンに対する防御に関する新研究(NEJM) 感染への有効性を比較 ・デルタ前の感染+接種より、デルタ感染+接種の方が有効性高い ・感染歴有無を問わず未接種より2回で、2回より3回で有効性高い 今回も、接種回数が多いほうがより感染しにくいという結果だった
外来、入院、ICUを含めての分析だと下記 さすがに外来の患者はそこまでのリスクはないが、罹患による相対的なリスクの高さが示唆されている なお、新型コロナ患者(外来)の罹患後1年間の諸病のリスクについては下リンクの補足表8に記載がある ⬇️ static-content.springer.com/esm/art%3A10.1… twitter.com/shuichiotsu/st…
・AP通信のもの apnews.com/article/fact-c… 公的機関への取材も含めた、早い対応は助かる 海外で情報が流れてからのタイムラグが短く、本件も日本語の投稿で知ったが、海外で大きく流れたのは最近だったよう 妊婦や授乳婦への推奨は変わりなし、と
"ファイザーの新公開資料に妊娠中の接種は推奨しない"と記載ありとの新説検証 米ワクチン反対論者のTweet"50年以上隠す予定の資料に記載"を引用 だが同資料は2020年公表済 当初妊婦は臨床試験から除外され非推奨記載だったが,感染の害の周知から研究・接種が進み記載は改訂 つまり正確な内容でない
◎ファイザーとモデルナの比較 いずれが抗体がよくできるか? 1647人で研究 IgG抗体価(数値は幾何平均抗体価) ・ファイザー 1444 U/mL ・モデルナ  3836 U/mL 感染経験者の接種でも結果は同様 モデルナはmRNA含有量が高く、接種間隔が長いことがこの違いを説明している可能性があると指摘