日本でのオミクロン期の新型コロナワクチンの発症抑止に関する有効性 Clinical Infectious Diseases掲載 【有効性】 ●2回後 ・14日~3か月 56% ・3~6か月   52% ・6か月以上  49% ●3回後14日以上 74% 経時的に低下するも追加接種で回復 オミクロン期も発症抑止効果があるのを改めて示唆
・出典 frontiersin.org/articles/10.33… 結果発表に時間がかかったが公表は評価される これまでの多くの研究(信頼性高いもの)で明らかな効果は否定的と既に一致している イベルメクチンのコロナへの効果には一部から強い思いがかけられ、社会的事象ともなっていたが、この結果はどう今後に影響するだろうか
news.yahoo.co.jp/articles/d2d50… Twitterで見かける記事「ワクチンを繰り返し接種した人は感染率が上がる」とWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)指摘との話を読んだ だが「接種を繰り返すとXBBにかかりやすい」と主張のWSJ記事は内容に疑義あり実世界データもそれを否定、根拠に乏しいと既に判明している
対オミクロンの4回目接種の有効性について発表が続く JAMA Internal Medicine掲載 介護施設入居者の4万人以上 【3回接種と比較した有効性】 ・感染抑止 34% ・入院抑止 64-67% ・死亡抑止 72% と良好な結果を得た コロナの重症化のリスクがある群でさらなる保護を追加
超過死亡の新分析(Science Advances) 米国で詳細に調査 すると大変興味深い事実が判明 パンデミック1年目は大都市圏で超過死亡が目立ったが2年目は非大都市圏で目立った 原因の一つがコロナワクチン接種率の差と分析 コロナは超過死亡との関連が指摘され、接種で大都市圏のそれが抑えられた可能性
オミクロンとデルタ前後で新型コロナ罹患後症状を比べた研究(Clinical Infectious Diseases) ・オミクロンは他より3つ以上の症状持続する可能性低い だが ・ワクチン接種の影響を調整し分析するとオミクロンと他で差が消失 つまり ・接種によっても後遺症リスク減となっている可能性が改めて示唆
子供の新型コロナ感染後の神経疾患発症を調べた18万人超の研究 他の気道感染症になった対照群と比べ脳炎やてんかん等のリスクがコロナ群で相対的に高かったが ただ発生率も ・てんかん 2.6% ・脳炎   0.076% ・頭蓋内出血  0.12% ・虚血性脳卒中 0.11% と子供の特性を考えると気になる結果
国立感染症研究所からの当該データには 「診断または症状発現から10日後に感染性ウイルスは検出されず」とあり 濃厚接触者の待機期間がこれまでの14日間から10日間に短縮されることの問題はないと考えられるが 症状がある感染者は数日感染性が高いことが考えられ、その点は引き続き注意が必要だろう
・出典は忽那賢志先生のYahoo!の記事 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna… 大変参考になる 前回2022年11月の抗体調査では、推定される感染者数(3300万人)と把握されている感染者数(2500万人)の差は800万人だったが、今回は2000万人と拡大 都道府県による、感染したことを示すN抗体の陽性率の違いも明らかに
新たな報道 WHOのワクチン組成諮問グループは、現在XBB系統が広がることなどから、今後の新型コロナワクチンを ・XBB.1.5やXBB.1.16などのXBB.1系統をもとにした ・一価のもの に切り替えるようワクチンメーカーに勧告 流行するXBB.1系への対応向上を企図しての勧告
news.yahoo.co.jp/articles/33b54… 心筋炎懸念でスウェーデン30歳未満モデルナ接種停止 モデルナは ・mRNA含有量が100μgと多い(ファイザー30μg) ・接種間隔が長い 等より有効性は上回るdataもあり相対的に強い免疫反応等が背景の可能性はあろう なお心筋炎自体はファイザーもありモデルナ固有の現象ではない
・The Lancet Regional Health thelancet.com/journals/lanwp… 日本からの研究 雑誌も忌避的な主張に立脚した記事が多く認められる媒体がいくつかある YouTubeは視聴者の反応等によって動画単位でアルゴリズムによる評価が為されるため、忌避的な動画が拡散されやすく、それがより思いを深める特性がある
コロナ後遺症というがインフルエンザ等でものこるのでは?との頻出質問 COVID-19感染後6か月の後遺症リスクを他気道感染症後と比較した研究 インフルと同等が1(ハザード比) 頭蓋内出血  2.44 虚血性脳卒中 1.62 脳炎 1.70 認知症 2.33 同等ならこれだけ注目されない
原因不明の子どもの急性肝炎 現在原因としてアデノウイルスが最も疑われているが、新型コロナウイルスとの関連も可能性としては挙げられている 新型コロナの標的であるACE2は肝臓にも存在、後遺症として、感染後の代謝異常から脂肪肝等のリスクが高いことも判明 アデノだけでなく留意する必要がある
新型コロナの精神神経系後遺症がある人の脳脊髄液からウイルスの抗体が発見された件 ウイルスは血液脳関門の基底膜を破壊しうる それに伴いサイトカイン等の中枢神経系への侵入が促進、また中枢神経系に構築された抗体自体も補体やマクロファージを誘導し神経傷害を来す 最近の研究でこれらが判明
8歳女児(基礎疾患無、接種無)の新型コロナ死の厳しい経過(急性脳症、吐血等)が報道 ワクチンは5-11歳の重い例をどれだけ防ぐか? 接種無と比べた2回後7日以降の有効性(対オミクロン) ※入院予防 82.7% と重い例の抑止への十分な効果を示唆 小児は発症から死亡まで73%が1週間未満と早く予防が大切
従来型ワクチンであるノババックスのワクチンが承認了承 組み換えタンパクワクチンで国内生産 オミクロンへの実世界の有効性のデータはこれからだが、免疫反応は確認済 mRNAワクチンはどうしても・・という人や、mRNAワクチンの副反応が厭われ追加接種が躊躇される人などに好適な選択肢となるだろう
オミクロンに対してより効果があるワクチン開発についてモデルナが日本で言及 早ければ今秋にもオミクロンブースターを日本でも提供するのを目指していると 同ブースターは現在フェーズ2/3試験中で6月にデータが出る予定 元株とオミクロンの両方を対象とする「2価」ブースターを考えているとのこと
今YouTube ・ワクチン忌避 ・イベルメクチン効く ・死亡者は実は少ない テーマが大人気 ニーズに応えると動画は伸びる仕組みで急伸 修正動画を出しても伸びない 視聴時間も奮わず一定視聴者は嫌悪感を持つ為 視聴者に熱愛される動画が広められる仕組みが不正確な情報蔓延に期せず手を貸している
新分析によると警戒されているオミクロンXBB.1はBA.5から離れた位置にあると改めて判明【抗原地図法, Lancet Microbe】 動物実験でBA.5に感染後の血液で解析するとBQ.1.1には交差中和を示すがXBB.1やBM.1.1.1に交差中和はあまりないと 米国でXBB.1.5は5割に達したとされその背景の一端を提供する結果
news.yahoo.co.jp/articles/82e42… 「コロナ後遺症を抱える何百万人もの患者にとってその苦しみは続いている」 「欧米ではその深刻さが徐々に理解され治療法などの研究が本格化している」→徐々に! あまり理解されていなかった? 「2年間で世界の約1億5000万人がコロナ後遺症(略)約15%は12カ月後も症状」
5~17歳の新型コロナワクチン接種後モニタリング結果が公表(preprint) 300万人超調査 虫垂炎や顔面神経麻痺,各血栓/塞栓等が増えていないか監視 結果,接種に伴い増加のシグナルが検出されたのは心筋炎/心膜炎(但し5-11歳は検出なし),他は増加シグナル認めず 心筋炎等は39.4例/100万回の発生だった
新型コロナの急性の後遺症に関して新たな研究結果(CDC) オミクロン期も含む 大学の学生や教員等で調査 結果 ・約36%の罹患者にその後持続する罹患後症状を認めた ・ワクチン初回接種非完了の場合47.7%が持続する症状を認めたが、追加接種ありでは25.9%と半分弱 接種での後遺症の低減が改めて示唆
なお、北里の結果で示せずとも他の研究では効果が示せるのではとの一部意見が認められるが、逆で、これまで世界的にかなり検証されて来て、未公表の北里の結果が待たれていた… twitter.com/i/web/status/1…
・出典 nature.com/articles/s4159… 接種者の中でも ○ブースター接種 ○最近のワクチン接種 によりワクチン接種者からの感染性がさらに低下した オミクロンでも、接種していることで他者への感染が非接種の場合より抑えられることが明らかになった