小児と10代のオミクロン感染へのワクチン接種の有効性(NEJM) 【感染への有効性】 ●10μg2回 ・5-7歳 46.3% ・8-11歳 16.6% ※但し有効性早く低下 ●30μg2回 ・12-14歳 35.6% ・15-17歳 20.9% ※10μgより効果低下は遅い 小児では特に、感染そのものより重症化などの予防への企図が中心と示す結果
新型コロナのエアロゾル研究 呼吸,会話,歌のエアロゾルで調査 ウイルスRNA陽性 ・呼吸  8% ・会話 30% ・歌唱 42% と歌で陽性サンプルが多い またエアロゾル陽性感染者の家庭内二次感染率は陰性感染者の場合より高かった(63%vs27%) 歌や大声の感染におけるリスクを改めて示したと言えよう
・The Lancet Regional Health thelancet.com/journals/lanwp… 日本からの研究 雑誌も忌避的な主張に立脚した記事が多く認められる媒体がいくつかある YouTubeは視聴者の反応等によって動画単位でアルゴリズムによる評価が為されるため、忌避的な動画が拡散されやすく、それがより思いを深める特性がある
・ワクチン接種してもコロナの後遺症になるのでは意味がないのでは? →接種者では長期残存症状の頻度がより低いことが知られている twitter.com/shuichiotsu/st…
新型コロナ後遺症とワクチン接種の研究まとめ ❎「接種しているから感染後にコロナ後遺症になる」 ❎「感染後の後遺症はワクチンのせい」 ❎「非接種ならコロナ後遺症起きない」 等は根拠乏しい ・非接種でも後遺症発生 ・感染前の接種者の方が後遺症が少ない 等が理由 すでに諸研究で示されている
以上より、オミクロン「感染」に現行のワクチンが無効や逆効果ではないという結果が改めて追加された 入院や死亡を防ぐ効果に関してはすでに明らかにされているが、感染や発症にも、時間とともに減衰はあるものの一定の効果を示すことがこのように確認されている
新型コロナ後遺症の新研究(JAMA Psychiatry) オミクロン期含む コロナ感染後に認知症状など認める20人(平均32.7歳)の脳をPETを用い炎症の指標となる物質を調べた すると対照群と違い脳内の腹側線条体や被殻で進行性の炎症を示唆する所見あり 長く症状続く人で起きている複雑な変化をあらわにした
コロナ治療薬に関する最新ニュース 厚労省は新型コロナ軽症患者が外来通院等で参加できる治験を紹介するコールセンターを地域ブロックごとに開設と発表 ・北大 ・東北大 ・千葉大 ・順天堂 ・慶大 ・名大 ・阪大 ・九大 の8病院 治験薬は ①AT-527 ②モルヌピラビル ③PF-07321332 ④アビガン の4薬
・出典 scientificamerican.com/article/covid-… 新型コロナ感染に伴う妊婦や胎児への影響がよくわかる記事(各研究へのリンクもあり) 「女性に事実を伝えなさい」はOxford Maternal & Perinatal Health Instituteの胎児医学の教授Aris Papageorghiou氏の言葉   散見される妊婦や子をより危険な方向に誘う発信は残念
news.yahoo.co.jp/articles/da20a… 重要な指摘 「3年前からコロナで(がん検診の)受診率がぐんと下がった」 「胃がんの受診が12パーセントとかなり低くなっています」 「病院のデータを見ていましても早期がんが減って“進行がん”が増えているんです」 今後見通しを悪くする懸念もありくれぐれも適時の受診を
超過死亡の新分析(Nature Cardiovascular Research,米国) ・心血管疾患死が増加 ・同疾患の超過死亡がコロナの波とほぼ一致 ・流行期の医療負荷が緊急対応悪化をもたらし同時期の同疾患死が増加 ・流行期の検査や治療のためらいも影響 コロナによる様々な負荷が心血管病死を増やし超過死に影響と結論
各出典など ・受診控えや医療負荷での対応遅延等によりパンデミック期のがん診断の遅れが指摘 twitter.com/shuichiotsu/st… ・米国立がん研究所の新型コロナワクチンと、がんの発症、再発や進行に関する見解。否定的としている twitter.com/shuichiotsu/st…
BMJ掲載「新型コロナウイルスはインフルエンザや風邪等の他感染症より長く体内にとどまりますか?」 "同ウイルスはインフルや風邪より長く体内に留まるようだ。免疫系が到達困難な体の部位に潜り込んでいる様に見える" インフルは通常数日又は数週間以内だが新型コロナは100日以上が存在、最長505日
新変異株の主導権争いは予測通り ・BQ.1.1(ケルベロス) ・XBB(グリフォン) が目ぼしいかと国内報道 いずれも免疫逃避性高い シンガポールの医師の談話「グリフォンは今、コロナ感染者数の50~60%を占めている。悪い知らせだが、日本でも非常に速く拡大すると確信している」 news.livedoor.com/article/detail…
yokohama-cu.ac.jp/news/2022/2023… 新型コロナワクチン接種後の副反応で起こる「心筋炎」の重症度 横浜市大の研究 274名の画像データから解析 ・mRNAワクチン接種後の心筋炎はウイルス性心筋炎と比較して壊死の量が少なく画像上の重症度は高くない ・好発部位は心外膜側76%、下側壁74%、心機能はほぼ正常
まじめに指摘しておく 今の時点でも、研究において、ワクチン接種が男女とも特に受胎能を低下させるとの結果はなく(むしろ男性の感染の場合に、一時的な確率低下を認めた) academic.oup.com/aje/advance-ar… また自然流産の率が増えることもない researchsquare.com/article/rs-798… 明確な根拠を欠くのが事実だろう
なおファウスト医師の分析の終わり部分は「ほんこれ」 "新型コロナから子供を保護するために基本的に何もすべきでないと主張する人もいます(略)対策を講じずに開校したままにするという幻想に執着しているように見えます。これは最終的には裏目に出ます(結局閉鎖になるということ)" 世界中どこも同じ
デルタがなぜ広まるか デルタは症状が現れる前の約2日間、人を感染させうる 以前の株は陽性から発症まで0.8日だったのが、1.8日に拡大していると しかもウイルス量も多い 発症前の感染がデルタの感染のうち実に75%に達する このデルタの「早く、多い」特性が、他の変異株より有利で広まる秘密と
新型コロナ感染後の糖尿病とワクチン接種 新研究(JAMA Network Open) ・新型コロナ感染後に糖尿病発症リスクが上昇 ・高血圧と脂質異常症では発症リスク上昇認めず ・感染後の糖尿病リスクは新型コロナワクチン接種を受けていない人でより高かった 予防接種の利点が示唆されたと結論している
おかしさが極まったなと感じたのは「あなたは緩和ケア医なのになぜコロナで高齢者が亡くなるのを当たり前と訴えないのか」等と一部から言われたことです。 緩和ケアで重要なのは個別性を重視し、その方の意思を大切にすること。 寿命だから死を受け入れろと主張するのは真の緩和ケアと程遠いのです。
オミクロン期含むマスクと新型コロナ感染予防の新研究(American Journal of Infection Control) 家族以外の人と接する時にマスク非着用の日が1日以上ある群と一貫して使用した群で比較 結果デルタ期ほどでないが、マスクを使用していないことが新型コロナ感染確率増加と関連する(aOR=1.16)とわかった
英国で10-59歳ワクチン接種者の全原因での死亡率が非接種者の2倍との件 非言及の部分にしばしば重要な事が隠れる 元データをよくみると10万人あたり死亡率は下記 【非接種vs接種, 9月第4週】 60代  24.0 vs 12.8 70代  59.6 vs 37.2 80代 214.4 vs 157.4 接種者の死者の方が少ない結果である
・10/20NEJM掲載 nejm.org/doi/full/10.10… 全報告例のうち半分が予防目的で内服 当報告では、症状を訴えた中で約3割が入院(入院例は全例予防目的での使用) 入院例の2/3は集中治療室で加療を受けた 日本でもSNS等でイベルメクチンの自己判断入手・使用の報告が散見されており、注意が必要
子供のオミクロン罹患後症状のデータはいまだ乏しい その中で、英国の支援グループLongCovidKidsは「データにオミクロンの影響が見られ1月から(2月で、Long Covidが)3万人増加」等としている 小児肝炎との関連も気になり、趨勢がわかるまでは「感染して免疫をつければ良い」等と断言できないだろう
BA.5に対するワクチン有効性につき英国の最新レポート(UKHSA) 結論として、初期データではBA.5への有効性はBA.2へのそれと大差なさそうと評価 そのBA.2への有効性(入院の予防) ・2回後  14~174日 68.7%  175日以上 49.9% ・3回後  14~34日  87.3%  35~69日  83.3%  70日以上  70%