日本でのオミクロン期の新型コロナワクチンの発症抑止に関する有効性 Clinical Infectious Diseases掲載 【有効性】 ●2回後 ・14日~3か月 56% ・3~6か月   52% ・6か月以上  49% ●3回後14日以上 74% 経時的に低下するも追加接種で回復 オミクロン期も発症抑止効果があるのを改めて示唆
サル痘の最新情報 The Lancet Infectious Diseasesに今回の拡大前7例の経過が発表 注目点はいくつもあり ・皮膚病変は改善しても上気道スワブのPCR陽性が20日持続例あり ・家族内感染を普通に起こす ・抗ウイルス薬「テコビリマット」が効いた など 幼児では重症例もあるなど一定の注意は必要だろう
【補足】 頻度だけでなく ・期間 ・重さ の違いもある(今後研究も出るだろう) 例えばCDCもコロナとインフルの比較を次の様に掲載 ・インフル罹患者のほとんどは数日から2週間で自然回復 ・コロナ後遺症は感染してから数週間または数か月続くか,数週間後に現れる可能性がある cdc.gov/flu/symptoms/f…
最近も感染後のコロナ後遺症の発症は接種者で少ないとの結果が続く ・接種者で感染後の後遺症が少なく接種が「防御効果と治療効果を持つ可能性があることを示唆」 bmjmedicine.bmj.com/content/2/1/e0… ・別の研究「非接種の感染者は接種済の感染者よりもコロナ後遺症をより高率に報告」 twitter.com/shuichiotsu/st…
news.yahoo.co.jp/byline/haradat… 「ワクチンの長期的副反応はわかっていない」「デマだと決めつけるのはおかしい」 ⬇️ ・理論や試験の結果等から不妊のリスクが極めて低いと述べている ・科学的思考は確率に基づくもの ・ゼロでないからリスクがあるとして現実的ではないリスクをことさらに煽るのは詭弁
news.yahoo.co.jp/articles/0e320… 先日小児の急性肝炎に関し ・肝移植3例 ・死亡例1例 となっていると国立感染症研究所のデータから紹介したが本日報道もあり 世界中で発生の小児の原因不明肝炎に関してはアデノ随伴ウイルス2型に他ウイルスが同時感染し起こっている可能性等が最近の研究では示唆されている
news.yahoo.co.jp/articles/e4487… オミクロン感染後の後遺症患者に関する記事 コメント欄には相変わらず「他の病気でもなる」「心理的な要素が大きい」等の理解も散見され、さらに理解が広がる必要を感じる 他の病気と比較した場合でも頻度がより高く、より長い事等が知られており、だから問題となっている
新型コロナ治療の経口薬にAT-527もある 日本でも治験が既に開始、年内に第3相試験の結果が判明する予定 ・投与患者はプラセボと比較し2日目にベースラインのウイルス量から80%大きい平均減少 ・ウイルス量が多い患者でも排除がより速い 良い結果が示され自宅療養の心身の負担が軽くなることを期待
またターボ癌がトレンドになっていますね ・新型コロナワクチンががんを引き起こす事を示唆する情報はない。またこれらのワクチンががんを増殖または再発させる可能性がある事を示唆する情報もない(米国対がん協会) これまでの正当な認識では、総じてがんの経過を早めたりするリスクは乏しいと一致
「ワクチン自体がパンデミックの原因となっているとLancetに論文掲載」との文を何度か目にした リンクもあって見たが、そういうことは言っていない 接種をしても感染源となりうるということが書かれているが、当然、接種を無意味とするものでない 誤った説明が普通に流布する状況に注意が必要だ
新型コロナの感染拡大が話題になっているが流行を予測するとされる下水中の新型コロナウイルス濃度もかなり高くなってきている 下は札幌のもの 下水中濃度は未検査・未診断の感染者が少なくない現況において参考に "ウイルス濃度は前週から増加して、高い水準を継続しており、引き続き警戒が必要"と
子供の新型コロナ後遺症の実態(National Geographicの記事) ・子供のよくある長期症状は頭痛、疲労、気分のむら、集中力の低下、睡眠障害、腹痛 ・感染後90日での小児の発生率5.8% ・別研究では患児の3.7% ・研究(記事にリンク有)で小児の12週超の症状の相対リスク 重症例  3.6倍 非接種例 2.44倍
新型コロナ罹患後症状いわゆる後遺症の新研究(JAMA Network Open) オミクロン期でも分析 ・2か月以上の症状残存14.7% ・高齢、あるいは女性でより後遺症と関連 ・感染前のワクチン接種で後遺症リスク減少と関連 接種後の感染ではコロナ後遺症によりなりにくいことを示唆する知見がさらに追加された
妊婦への新型コロナ(mRNA)ワクチンの影響につき新研究 多施設後ろ向きコホート研究(preprint) 接種 vs 非接種 ・死産 0.2% vs 0.8% ・妊娠37週未満の早産 5.1% vs 9.2% ・先天性異常ある乳児の出産 2.4% vs 3.0% といずれも接種群で有意に少ない 接種が死産・早産リスク低下と関連と結論
先日,ワクチン接種後の授乳婦の母乳から新型コロナウイルス特異的IgA等が検出され,乳児保護に役立っている事を示唆する研究が出たが,別研究で接種した妊婦から出生した6か月乳児に抗スパイク抗体が57%で検出と判明 一方で感染後妊婦から出生した乳児での検出は8%と低く,乳児の保護に違いを示唆した
・当該研究 journals.plos.org/plosone/articl… 興味深いのは、マスクは子による感情の読み取りに悪影響を及ぼさなかったのに対して、サングラスでそれが障害された点 目が重要な意味を持つことを示唆 マスクをつけていても読み取る力が損なわれないところが、子供の、あるいは人の適応の力と言えるのだろう
・BMJの記事 bmj.com/content/377/bm… 接種から14日以内に死亡があると、それを大きく扱うなどが繰り返され、次第に接種が危険なものとの認識となり、罹患でのリスクが高い集団が接種を忌避するようになってしまった 過不足ない報道がいかに重要かということを改めて指し示す事例
twitter.com/shuichiotsu/st… コロナ後遺症の英国の最新dataによると ・オミクロンでも約4%が感染12-16週後に症状有 ・140万人(罹患後症状申告者の72%)の日常活動に悪影響 ・約41万人(21%)は活動に大きな制限 と良くない結果 インフルとの比較話ではこの観点がしばしば欠けるため注意が必要と感じます
・出典 frontiersin.org/articles/10.33… 結果発表に時間がかかったが公表は評価される これまでの多くの研究(信頼性高いもの)で明らかな効果は否定的と既に一致している イベルメクチンのコロナへの効果には一部から強い思いがかけられ、社会的事象ともなっていたが、この結果はどう今後に影響するだろうか
オミクロン感染と妊婦とワクチン 最新結果(Lancet) ワクチン非接種の場合と比べ感染した妊婦の重症・ICU入院・死亡の予防に関し 【有効性】 ・mRNAワクチン2回 79%   ・追加接種     94%  これらより「接種はICUの入院や死亡を含む重篤な症状や合併症の予防に強力な効果があった」と結論
news.yahoo.co.jp/articles/5f88b… ・25人の新型コロナ感染クラスター発生 ・うち24人はワクチン2回接種済 と報道 ×感染を防ぐ効果なし ×意味ない 等の誤解がさっそく散見 ワクチンの有効性が高くても、接種者の数が増えれば、ある群の患者のうち大半が接種者になるというメカニズムをこれら報道は付記すべき
・出典 nature.com/articles/s4159… 接種者の中でも ○ブースター接種 ○最近のワクチン接種 によりワクチン接種者からの感染性がさらに低下した オミクロンでも、接種していることで他者への感染が非接種の場合より抑えられることが明らかになった
がん診断が遅れれば ・見通しが悪くなる可能性 ・発見されてからの経過が短くなる可能性(経過が早く見えるかもしれない) 等があり、今後しばらく見通しが悪くなる懸念は以前からも各文献等で指摘されている 今後もこれらの事象から、飛躍した見解が継続的にでうることも予測され、注意していきたい
新型コロナ変異株のミュー(B.1.621)が話題に ”「ミュー株」ベルギーの老人ホームで7人死亡、全員ワクチン接種完了者”等と報道 ミューがどんな変異株かと言うと、E484KとK417Nに変異ありベータ(B.1.351)に類似するという特徴あり、ベータと同様ワクチン接種後の中和抗体価が低いと示唆されている
長距離の(新型コロナ)エアロゾル感染が起こる場合につき最新研究(BMJのレビュー) 2メートル超の感染増加は屋内で下記などの要因が一つ以上存在する時 ・換気不良 ・歌唱や大声の会話等エアロゾル発生増加に関連する活動 条件が揃うとレストラン、職場、公共交通等でも長距離感染のリスクありとした