227
当該記事
bmj.com/content/376/bm…
もちろん不足点はあるだろうし記事中で医療者の燃え尽きも指摘されるなど問題は多々ある
ただ海外からこの様に見られているのもまた事実
オミクロンに合った対策が必要だが2年前から対策をしなければよかった等の一部言説が正しいとは思えないのを再確認する内容
228
子供の新型コロナ感染後の神経疾患発症
Lancet Psychiatry掲載
成人と違い
・気分/不安障害リスク増加なし
・認知障害(脳の霧等)も経時的リスク低下
だが成人より絶対リスク低いが対照群と比較し
・脳炎 79%高
・てんかん 44%高
・頭蓋内出血 116%高
・虚血性脳卒中 89%高
と気になる結果
229
「私たちは皆一緒にこの病と戦っています
皆が今後も団結し強い意志を持ち続ければ
必ずこの病を克服できます」
亡き英女王のスピーチ
2020年4月、コロナ禍に際して
bbc.com/japanese/video…
230
【修正版】
新型コロナ再感染に関しての研究(preprint)
初感染がオミクロンで再感染もオミクロンの場合、再感染は平均22週で発生、最速わずか3週
またオミクロン期では総感染例の最高19.5%が再感染(デルタ期は1.4%)
オミクロンによる再感染は
・珍しくない
・短時間でも起こる
ことが確認された
231
データの補足
インフルは定点のため完全な値が出せないが実際は9倍より大きい可能性
理由は
・インフルの呼吸器/患者数の割合は、例えば街中の診療所等より重い例の率が相対的に高いと考えられる定点病院の率で実際より高い可能性(過大評価)
・新コロの呼吸器使用数は実数の約8割程度(過小評価)
232
子どもの原因不明肝炎の最新報道
肝炎発症2週間前に軽症の新型コロナ感染歴ある3歳女児の例が発表、自己免疫機序で
イスラエルのある病院8例は全員新型コロナ感染歴ありアデノウイルスは陰性
以上より依然新型コロナとの関連も疑われている
各国当局は基本的感染対策を子供に促すよう勧奨している
233
感覚が麻痺してきている側面が一部あるが、このように着実に、新型コロナはトップ10入りとなりうる死者数を積み上げており、”ただのかぜ”"大したことない病気"という水準ではない
言えることは、感染者が増えれば、死者も増えるだろうということ
できるだけ減らしたいもの
234
重要な結果なので共有
新型コロナ感染症患者を対象とした興和のイベルメクチンの試験
主要評価項目でプラセボと明らかな差を認めず
「本剤の有効性を見出すことができませんでした」と同社発表
自己入手で自己判断使用をしている例も散見され、この結果が周知されてほしい
kowa.co.jp/news/2022/pres…
235
JAMA Neurology掲載
jamanetwork.com/journals/jaman…
・後遺症に自己免疫のメカニズムが関与可能性
・免疫グロブリン療法で改善例あり
・罹患後の精神疾患発生/再発率がインフルエンザ等より高い(→何らかのメカニズムが働いているか)
等興味深い内容
単なる病後の回復遅れ等ではない可能性に注意が必要
236
帯状疱疹後神経痛に関し「リリカ」(神経の痛みに使用する薬)で「治療可能」と発信が流れているが
・同薬で緩和されない痛みであることもよくある
・リリカはめまいやふらつきを出しやすい注意が必要な薬
リリカで治療できるから大丈夫等と安請け合いできるものでなく予防できるなら越したことはない
237
日本から新型コロナワクチン接種後の発熱があった人の方が抗体価が高いと興味深い報告
接種後38度以上に上昇した人は37度未満の人と比べ平均約1.8倍の抗体価
関節痛や頭痛など発熱以外の副反応が出ても抗体価は変わらないと
副反応が出た後,解熱鎮痛剤を使用しても抗体価が下がらないとの発見も朗報
238
オミクロンになって小児にクループが増えているとの知見を紹介したが実際入院率も増加と最新研究から
0~4歳の乳幼児は、デルタ優勢の時期に比べ、実に5倍の割合で入院していると
入院率が最も高いのは6か月未満の乳児
妊婦やその家族、乳幼児の介護者などのワクチン接種を含む感染対策が重要と結論
239
「有志医師の会の共同声明」というものが流れてきた
ただ記載をみると正確性において疑問な点が複数ある
列挙し指摘したい
①mRNAワクチンという人類に初めて使用される新しい機序の薬剤
→mRNAワクチンは今回が人類初でない
狂犬病へのmRNAワクチンが2013~2018年で研究され年単位の観察歴がある
240
・JAMA掲載
jamanetwork.com/journals/jama/…
超過死亡とワクチン接種を関連づける解釈が一部で為されてきたが様々な否定的分析が揃ってきた
新型コロナ感染が続発する心血管疾患等を招きやすいことが指摘され、それを防ぐことによる正の効果が考えられるなど、その種の一部解釈と逆と言える結果が続いている
241
帯状疱疹と新型コロナワクチンに関して話題になっているようだ
最近のまとめによると
・ワクチン接種後に帯状疱疹が増加するかどうかは相反する結果がある
・コロナ感染後に帯状疱疹は増加
・ウイルスの再活性化が原因と考えられるが、そのメカニズムは複雑。広範に免疫を抑制するという話とは異なる
242
news.yahoo.co.jp/pickup/6434210
「自己犠牲の上に成り立つ第7波の医療は、非常にもろくて危うい。できる治療が狭まっており、県医療界全体でみても外来や入院制限などをしている時点で、もう崩壊している」
現場の臨床も行う長野医師は「重症患者のほとんどはワクチン未接種者だ」と話し(略)接種を勧める
243
オミクロンの感染に対してワクチンの抑止効果はない等の発信は度々見かける
本件に関し新研究がClinical Infectious Diseasesに掲載
非接種との比較で、オミクロン出現後の感染に対する各有効性は
・ファイザー 47.8%
・モデルナ 61.9%
感染に対しても抑止的に機能することが改めて示唆された
244
小児に原因不明の急性肝炎が各国で発生している件
論文も出ていた(新たな事象が生じた時はこうあるべき)
eurosurveillance.org/content/10.280…
年齢の中央値は3.9歳
13人のうち5人はPCRでアデノウイルス陽性
アデノウイルスがらみの可能性を現状最も考えているが新型コロナ感染やLong COVIDの可能性も検討と
245
子供の原因不明の急性肝炎に関し新たなニュース
英国保健安全保障庁が初レポートを発表
原因の想定として
・従来のアデノウイルスが関係してウイルス性又は免疫性に肝障害(最有力)
他の可能性
・ばく露不足での脆弱性
・新型コロナあるいは他の感染症の先行感染
・上記の同時感染
・新型アデノ
など
246
10歳未満の基礎疾患なし女児が4月、新型コロナウイルス感染からの急性脳症で亡くなった
原因はウイルス感染等を契機に痙攣や意識障害を起こし多臓器不全等を伴う"出血性ショック脳症症候群"
5月も5歳未満女児で同様なケースあり体にまひが残ったと
小児神経学会が調査開始
news.yahoo.co.jp/pickup/6432570
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海外は前から新型コロナ感染の報告数が過少評価になっていることが指摘されていたが
新研究(Emerg Infect Dis) で、その実態と、いつからかがより明らかに
22年4月カナダでは下水調査から予測される本当の感染者数は、実は報告された数の18.7倍(!)
22年前半から報告数と実態が大きく乖離
248
【新型コロナ対策について研究で示された結果】
「自粛なんて無意味。経済をまわせ」
→しっかり対策した方が経済に良かったと判明
「日本の対策が厳しいから自殺が増えている!」
→世界の対策の強弱にかかわらず自殺率増加は日本だけ
「マスクなんて無意味」
→感染を減らし経済にもプラスの効果
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新型コロナワクチン接種と母乳中の抗体に関し最大級の研究(1716サンプル分析)
乳児を新型コロナ感染から保護する可能性ある特異的なIgA抗体はワクチン接種後3-5日に上昇し始め15日でピーク
また2か月後の母乳の平均IgAレベルは接種前と比較し有意に上昇
接種不可能な乳児の保護の可能性を改めて示唆
250
また重要な研究
新型コロナ感染後の後遺症をがん患者で調査
・追加接種後 7.4%
・2回接種後 9.8%
・非接種 18.5%
と接種後で非接種より有意に少ない
さらに
・後遺症あるとがん治療が中断されやすい
・治療中止は予後悪化に関係
接種が感染後の後遺症や弊害を低減させうることが改めて示唆