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隠岐国分寺蓮華会舞「眠り仏」
最初の演目。舞台上でうたた寝してる2人の稚児の菩薩に獅子が噛みつく。驚き起きた菩薩は中央で相撲を取る。これを2回繰り返すが、非常に興味深いのは、奈良時代に大陸より渡来した伎楽系獅子舞には2人「獅子児」が伴ったといい、これを継承してるのではという論がある twitter.com/goshuinchou/st…
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日本神話や日本文化を理解する為には養蚕を知らねばといいうことで蚕を育てるのをやってみたいというのがあって調べてみたら蚕飼育セットは割と普通にオンラインとかで買えるのでやってみようかなと思ったが、あの美しく可愛い成虫になってそしてすぐ死ぬの見るの耐えられないだろうなと思い躊躇してる
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公式発表来ましたね。写真民俗学、芳賀日出男先生、102歳の大往生とのこと。折口信夫に学ばれ我が国だけに留まらず世界中の神事祭礼民俗文化を具に記録に撮られた方。ご自身が見つめ続けられたニライカナイ、常世、へと向かわれた。合掌。
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正道的な雨乞いの最大のやり方は、皆で山に登って頂上で薪を組んでめっちゃ火を燃やしながら鐘や太鼓を乱打しながら読経したり踊りを踊ったりするのが多かったそうで、新しいところでは昭和30年代くらいの山での雨乞いの記録が残っています。
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安徳天皇は8歳で亡くなる、八歳の帝、などとよく語られますがこの8歳は数え年での8歳なので満年齢は6歳です
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四国愛媛のお葬式、出棺の時に今も茶碗割るのが一般的(だと思う)。破片飛び散らないように業者がビニール袋に入れて割るのがとても合理的。
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首相公邸に出るという幽霊が犬養毅だとしたらちゃんと話し合ってあげたい
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ここは拝殿の屋内なので舞っている間に松明の炎が床に落ちる。その度に氏子さんが水を付けたモップで消火作業である。
そしてマジで度肝を抜かれたのだが一人を支柱にするように舞人が遠心力でぐるんぐるん周る。ぐるんぐるん周る。大迫力。火が飛んでこないように我々観衆も下がって見ている。
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カンボジアの日食月食神話、3人の兄弟がいて長男と次男は功徳を積んで太陽と月になり三男は怠けたので巨大な暗黒星ラーフ(羅睺)になって二人の兄を呑もうとするが、太陽と月の兄達を好きすぎて二人に会うとつい大きな口を開けて抱擁し呑み込んでしまい、それに気付いてすぐ吐き出すっていうドジ末っ子
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製鉄神である天目一箇命を祀る神社があるとされる地をGoogleMapで見ても神社は無いので合祀されたか元々無いのか、載らないほどの小祠なのかと思ってたら近くに鞴(ふいご)橋とか製鉄由来じゃんって名前のもの見つけてぜってーあるわ神社ってなったので探しにいきたい。地図見てるだけで楽しい
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日本神話に於いては相撲の発祥とされる野見宿禰と当麻蹴速の勝負、さらに遡ればタケミカヅチとタケミナカタの力競べ、であるが古代の相撲は何でもありの格闘技的なやつである。
壱岐神楽の神相撲もそんな古代相撲の雰囲気、お二人から宿禰と蹴速を感じるしめっちゃ空中舞うし肩車合体したりする。
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江戸期以前の水子供養の萌芽に付いて調べてたら、子どもを守護する地蔵信仰の形成に関連して「雪の上に小便して地蔵の形作って南無地蔵って言って(ふざけてた?)子どもが死んで地獄に落ちたけどお地蔵さんが来てこの子は私の信徒だ、と言って守ってくれた」というダイナミック地蔵霊験譚に辿り着いた。
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衛生最悪なお店が話題ですが私が今まで一番衛生最悪だった飲食店は目の前のカウンターの下をミッキーが走り抜けるのを見ながら食った寿司屋です。店主は酔っ払って何言ってるかわからんかった。
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ワクチンを入れようが入れまいが六道を彷徨うのが我々の基本なんだよ!
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豊川稲荷で四千円からのご祈祷をお願いすると精進料理まで付いてくると知って今心の中が激しく荼吉尼天になっている
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相手が行った縁切りのお祓いで身内が死んだと思った時点でその人にとってはそれが呪詛の類になるんだなと確認した。加えて安井金比羅宮のネームバリューあるからな。令和の世でもそういうのは変わらない、というかSNSで増幅するような感がある。
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本日は鳥取県智頭町に鎮座する諏訪神社の「柱祭り」
信濃国諏訪大社の御柱は7年(数え)に一度の大祭であり、本年も諏訪で行われているが、諏訪の分霊を祀る当地因幡の諏訪神社でも同じく寅年と申年に御柱を立てる祭りが盛大に行われる。例年は担いでお練りするがコロナ禍の本年は柱を台車に載せて巡行
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そういや神仏分離史料によれば、出雲地方は比較的廃仏が少なかったそうだがそれは出雲大社別当寺であった鰐淵寺に調査の為に知事以下が山道登ろうとしたら岩がめっちゃ落ちてきて危険で諦めた、という廃仏毀釈をすら寺院利益伝記にしてしまうような逞しさを感じる伝説みたいな伝聞が載っていた。
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昔の長男と次男以降の格差というのは知るとわりとびっくりする。民俗芸能や祭礼でもかつては長男だけが参加できた、舞を舞えた、というのは多くあったと思う。戦争や少子化がその慣習を崩していった。
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飛虎将軍廟の杉浦少尉が祀られるに至った経緯は、この廟の保生大帝が「お告げ」をしたからとされている。1000年前に実在したという中国の名医と70年前に戦死した日本の航空機パイロットが先輩後輩、本社末社の関係になって地域を守護してる、面白い信仰世界だと思う。
twitter.com/goshuinchou/st…
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内子五十崎の虫送り
愛媛県内子町五十崎地区の各集落では、毎年8月21日の夜に虫送り(農作物に付く害虫を火で追い払い豊穣を祈る呪的行事)を行なっている。当地の虫送りは戦後暫く断絶していたが、昭和52年に復活、以来続いている。上宿間集落の虫送りを拝観させて頂いた。田園の中を松明の列が進む。