欧州の社民主義は教義ではないのだ。共産革命を起こさずに市場の荒波から労働者・国民をどう守り、生活を向上させるのか。そのためなら増税だって、原発だって、武器輸出もする。現実的で難しい判断を重ねてきた。特定の教義に固まったら社民勢力は終わり。日本ではこれを分かっていない人が多すぎる。
内容に異議があるわけではないですが、なぜ「ツイッター社の社会的責任が厳しく問われています」と受け身形で、しかも主語をごまかす書き方が許されるのか。「世間は…の責任を厳しく問うている」または「東京新聞は…の責任を厳しく問う」のどちらかにすべきでは(前者の場合、根拠も必要でしょう)。 twitter.com/tokyo_satokei/…
国際柔道連盟が、ウクライナ侵略を理由にプーチン大統領の「名誉会長」のタイトルを剥奪することを決定したとのニュース速報。 twitter.com/afp/status/149…
ポケモンGOの日本でのサービス開始にあわせて、BBCが日本国内でレアモンスターに会える場所をガイドする記事を出している。夢の島熱帯植物園、皇居、桜島、富士山、山中湖の5か所。これを見て、世界中のポケハンターが日本目指して来るのかも。bbc.co.uk/news/world-asi…
まず、前半の「憲法の規定によりロックダウンができない」について。憲法(Regeringsform=統治法)では、人権を一切の制限を認めない「絶対的権利」(例:信教の自由、死刑禁止)と、必要最小限の範囲で法律による制限が認められる「相対的権利」(例:表現の自由、結社の自由)とに分けている。
デンマークで毛皮を取るために飼育中のミンクからコロナウィルスの変種が発見され、既に人間にも12人に感染している。変種はワクチンが効かない恐れも。政府は感染拡大防止のため約1500万匹のミンクの殺処分を進めている。デンマークはミンク毛皮の最大生産国。人間は勝手だ。theguardian.com/environment/20…
(承前)ノルウェーのソルベルグ首相がFacebookへ抗議する投稿に載せた写真(あと2枚あります)。歴史を改竄すことに対する強烈な批判。世界広しといえども、こんな写真を自分のFBに載せてしまう首相は他にいないのではないか。
画像はナチス時代に社会負担を訴えて障害者への嫌悪感を煽るポスター。 「6万マルク。先天性障害者が一生涯で社会に負担させる金額。同志達よ、これは君の金だ」 「これはあなたの負担なのだ。障害者1人が60歳になるまでに6万マルク必要」
(承前)ソルベルグ首相「こんな写真を検閲するとはFBは間違いを犯した。表現の自由の侵害だ」と。しかしこの首相の投稿もFBに削除された。北欧では権力による言論統制には左右を問わず反発する。nrk.no/kultur/faceboo…
「統治法」では(1)から(3)のいずれの権利も「相対的権利」に分類し、法律によって制限が可能としている。具体的な規定は、(1)と(2)については統治法第2章第20条、(3)については第2章第17条。要は、法律を定めて「ロックダウン」のために人権を制限することが憲法上明確に禁じられているわけではない。
ノルウェーのライターがFacebookにベトナム戦争で空爆から逃げる有名な少女の写真を載せたところ「全裸の写真を載せた」とアカ停止処分に。反発する新聞がfbへの公開書簡を載せたり、ソルベルグ首相も自身のfbに載せたり騒動になっている。aftenposten.no/meninger/komme…
「ロックダウン」が何を指すのかは明らかではないが、感染防止を目的として、(1)人々が自由に外出して行きたいところに行く「移動の自由」、(2)公的・私的の場で複数の人が集まる「集会の自由」、(3)飲食店など不特定多数の者を相手として商売を行う「営業の自由」を政府が制限することと考えられる。
感染症予防法に基づく権限に加え、政府や関係機関に人数制限や営業時間、営業停止に係るより広い権限を与えるもの(例:一般商店、ショッピングセンター、ジム、図書館など)。これらの法律は当然ながら「憲法の規定でロックダウンができない」から定めたのではなく、憲法の規定に基づき定めたもの。
現実には、法律で人権を何でも制限できるわけではなく、必要最小限でなければ憲法違反となる。政府や野党も人権を制限するハードな立法に極めて慎重なことは事実で、これが遵法意識の高い国民性と相まって、関係機関による強制力のない「勧告」というソフトな手法を採っていることの背景にあるだろう。
ただし、統治法第2章第24条では「集会の自由」と「デモの自由」を制限する目的に治安維持とともに「疫病との戦い」を挙げて感染対策からの制限を表から認めている。「移動の自由」や「営業の自由」にはそのような規定はないので明確に「認めている」とは言い難いものの、禁じられているわけではない。
他の欧州諸国と比較したスウェーデン憲法の特徴は、非常時に政府に特別の権限を与える、いわゆる「緊急事態条項」がない(戦争時を除いて)こと。スウェーデンに緊急事態条項がないことをもって「憲法の規定によりロックダウンができない」と言われているのかもしれない。
スウェーデンでは結婚式で父親が花嫁を新郎に引き渡す行事は1990年代にはほとんどなかったが、最近、米国映画や王室の結婚式の影響により急増。しかし、教会は男性による女性支配の象徴として批判的。牧師が説明すると止めるカップルも多いという。svt.se/nyheter/inrike…
本日実施のセンター試験「地理」で北欧地理が出題され、ムーミンがフィンランドを舞台にしたものであること(正確にはスウェーデン系フィンランド人がスウェーデン語で書いた童話をもとにアニメにしたもの)と、ノルウェー語がスウェーデン語と同じく北方ゲルマン語であることが問われた模様です。 twitter.com/kyodaiochitaaa…
QT:以前も何度か書きましたが、外食の単価が安いということは日本の労働者がそれだけ安く買い叩かれているということ、外食産業の付加価値(生産性)がそれだけ低いこととほぼ同値なので、日本経済の縮小の元凶だと考えると「日本って無敵」というのは縮小均衡的な合成の誤謬ではないかと思います。 twitter.com/isao402/status…
そして、後半の「パンデミック法で現下の憲法下でもロックダウンをできるようにした」については、まず、既に立法化されていた1993年の「公共秩序法」において、政府に集会とデモの自由を制限する権限が与えられている。そして、2021年1月に施行されたパンデミック対策臨時法は、…(続く)
スウェーデンがロックダウンの手法を採らない理由には憲法の人権規定とは別の角度からの分析もあるようなので(例のテグネル医師が活躍する公衆衛生庁の強い独立性といった公共部門のあり方など)、追ってツィートするかもしれません。
(承前)たとえ「ムーミン」を知らなくても、スウェーデン人とノルウェー人はゲルマン系で言語も似ていること、どちらも同じくバイキングの出身地であること、フィンランド人は北欧で唯一非ゲルマン系で言語もスウェ語と大きく異なることを知っていれば解けるけど、一般の受験生にとっては難問だろう。
デンマークの自治領フェロー諸島で、Googleストリートビューの撮影が来ないことにしびれを切らした地元の有志グループが、羊にカメラを付けてパノラマ写真を撮影し、Googleマップにアップする活動を開始。人口5万弱に対し羊は8万頭いる。theguardian.com/travel/2016/ju…
(承前)何でもナチスを引き合いにするのは好みではないけれど、これまでの歴史では、社会の余裕がなくなるといつも「お荷物」である障害者への攻撃が強まってきたことは事実。今回の事件が報じられ、ニュースを見た海外の人は「ああ、日本も社会の余裕がなくなってきているんだな」と感じるだろう。
ノルウェーのボンデヴィーク元首相がイラン訪問歴があるためワシントンの空港で1時間足止めされた事件。 「なぜ私を足止めするのか?」 「2014年にイランに行ったとあるぞ」 「確かに」 「なぜ行った?」 「ノルウェーの首相経験者だからだ」twitter.com/matthaig1/stat…