たられば(@tarareba722)さんの人気ツイート(新しい順)

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NHKスペシャル、防衛研の兵頭先生、(もちろん条件付きだし「どこかのレベルで」という話の上でだけど)「ロシアがどこで敗北を認めるか」というフレーズを使ったなあ。。。さまざまな情報から、局面が変わったことが窺える。
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頼朝の誅殺癖、史実を見るとこの先どんどん苛烈になってゆくわけだけど(特に平家を滅ぼしたあとがえぐい)、そのタガが外れるキッカケが嫡子である頼家の出産にまつわるものだったという解釈もすごい。 #鎌倉殿の13人
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#鎌倉殿の13人 このタイミング(1180年)で清盛が死んだことは彼の行政手腕が失われたことが最大の損失で、それが平家没落の要因だと考えていたんですが、そうでなく、死に際の一言が源氏と平家のお互いを滅ぼすまで引き返せない対立を巻き起こすことになったというシナリオ、見事でした。。
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SNS経由での情報の送受信が増えてきた時代に既存のメディアがどう振る舞うか問われるなかで、2022年時点で「しっかり専門家に語らせるほうがよさそう」という傾向が見えてきたのはなかなかよい話だと思う(この路線でビジネスとして採算がとれるかはしばらくたってみないとわからないけども)。
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ウクライナ情勢に関するニュース、単なる一般視聴者目線ではあるけれど、海外勢だとBBC、CNNが相変わらずの強さを見せるなかで今回はAPが凄かった。日本だと朝日新聞がすばらしい情報量だったのと、BSのワンテーマでしっかり解説する番組が株をずいぶん上げた印象。
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日本人310万人、周辺諸国1900万人の犠牲者を出した戦争(この数字は『アジア・太平洋戦争』岩波新書、吉田裕著)について、「間違っていました、もう二度としません」と国際的に約束した宣言を認めることで「誇り」や「愛国心」が失われると思う人、ちょっと価値観が違いすぎて会話できる気がしない。
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「続)悲惨な敗戦を経験することになった大きな理由であった。」 (引用ここまで) 駅前のお花屋さんの前を通ったら、一ヶ月前よりずいぶん華やかな色合いになっていました。春ですね。何か買って帰ります。
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『歴史認識とは何か』細谷雄一著より引用。 「国際政治を正しく理解するのは難しい。だが、その潮流が変化していることを適切に認識して、その変化の方向性を理解することはもっと難しい。(中略)その進路を見誤り、漂流して、孤立したことが、戦前の日本が悲劇的な戦争を開始し、(続」
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こういう国際情勢上の大前提があるうえで「真珠湾攻撃を9.11と並べるとは失礼ではないか」というような発言をワールドワイドウェブに並べてしまうのは、なんというかこう、本当にそれ日本のためになると思ってますかと気にはなるかなあと思う日曜日の昼下がり。帰りの電車。春風。
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そういえば日本は1945年8月にポツダム宣言を全面的に受け入れており、国内外に対して(政治的建前や外交儀礼のだいぶ手前の国際的大前提として)政府は現在も継続して受容している建て付けなわけだけど、そこには先の大戦について「日本は世界征服に乗り出す過ちを犯した」と書かれているわけで。
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自分には、「世界を善と悪の二項対立で理解したい」という欲求と並んで、(それと同じくらい強く)「世界を善と善の対立で理解したい(どっちが【よりマシか】はあまり考えたくない)」という欲求があって、で、奇妙な話だけどこの二つを矛盾しない形で成立させようとする情動があるんだなと気付いた。
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TBS『サンデーモーニング』イズムィコ先生「軍事作戦は人間の(認識の)バグを狙うようなところがある。より被害を拡大させて、意志を挫いてこんなことはもう耐えられないと思わせる狙いもある。そう考えると、この先ロシアがもっと酷い被害を出す兵器を用いる懸念がある。」
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今更ながら『ヒストリエ』(岩明均著)に出てくるスキタイ人(超強い騎馬民族)の住まう場所が現在のウクライナだと気づいて静かに感動しつつ、そんな時代(紀元前四世紀頃)から紛争地だったのかと、つくづくユーラシア大陸の縦横(バルト海-黒海とシルクロード)の交差点の業の深さを思い知るなど。
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「ことここに至って①の人なんかいるんか」と感じる人の気持ちもわかるけど、日本は戦略的に①(や②)に重心を置いといたほうがいいだろうと考えている人まで含めると、たぶんすごく多いのではないかなと思う。イズムィコ先生が以前チラッと「安全保障としての世論形成」と言っていたのが重く響く。
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もちろんこれは日本に限った話ではなく、英国でも米国でも深刻な対立になっていて、だからこそゼレンスキー大統領は「③だろ、な、③!」と必死で説得しているわけで、今度の日本向け演説も、各種SNSを含むWeb情報戦略も、この認識範囲の拡大を目一杯を狙っているんだろうなと思います。
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現時点ですでに①だと思ってる人と③だと思っている人とで会話が成り立っていないケースを散見します(「重心の違い」と表現してもよいかも)。どちらも事実関係はおおむね共有しているのに話が通じてないのはこのへんに理由があるのだと思うし、まあそれがSNSの日常風景ではあるなとも思います。
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つまり、日本人同士でも認識スケールに違いがあって、今回の戦争を、「①ウクライナとロシアの紛争」と捉えるか、「②ロシアと西側諸国の対立」と捉えるか、「③力による現状変更を認める勢力とそれを阻止する必要がある勢力の対立」と捉えるかで、日本の関連度合いや切迫度がまったく変わるわけで。
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ゼレンスキー大統領は国会演説にて、日本に対して(英米に頼んだように)もう一段高いレベルのウクライナ支援やロシアへの制裁を要求するだろうし、それをどう受けるかは日本国民とその代表たる政府が決めることになるのだけど、その時に要点となるのは、この紛争の「範囲認定」なのだろうなと思う。
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これ要点は「全部信じさせる必要はまったくない」というところなんでしょうね。大量に偽情報を用意すると、検証作業そのものを麻痺させられるし、脳内の情報棚をジャンクでフローさせられる。「どっちもどっちなんだな」と思わせられればいいわけだから、そういう戦略になるわけですね。恐ろしい。。
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なお2022年時点でのTwitter日本語圏でも、「ウクライナ現政権ネオナチ勢力の命令でウクライナ軍が東部ロシア文化圏住民を虐殺していた」、と主張する人はいます。下記記事によるとロシアの偽情報作戦は100年以上の歴史があるとのこと(いま中国もその手法を学習中と)。 digital.asahi.com/articles/ASQ2S…
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2014年当時、ロシアはSNSやYouTubeで「ウクライナ新政権はネオナチの集団で、東部ロシア系住民に対してジェノサイドを行っている」という偽情報を大量に流し、西側でもそれを信じた人が多かったと。今回SNS発信力を高めたのはその反省と。なるほど。 asahi.com/articles/ASQ3L… #ウクライナ情勢
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記事中の、シリア-アレッポ包囲戦を経験した女性。 「多くの人が、わたしに【シリアよりウクライナに共感する世界に怒りはありませんか?】と聴いてきますが、そんなことはありません。人々は、もっとずっと共感してかまわない、彼ら(ウクライナ)は犠牲者なのです、と答えています。」 強い…。。
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上記記事にリンクされた、シリアのアレッポ(同じようにロシアに都市包囲戦をくらった都市)のレポートも同じくらいしんどい…。プーチン、あまりにひどい。あまりにもひどい。 apnews.com/article/russia…
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マリウポリに残るAP通信記者の記事が本当に凄絶で…。 「人々のこの苦痛はプーチンの目標と一致する。都市包囲戦は、飢餓と暴力によって人々を苦しめながら、攻略側兵士の損耗を減らすことができる。そこにおいて民間人は、あえてゆっくり、痛々しく死ぬために残される。」 apnews.com/article/russia…
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「そのあと本当に酷い目に遭ったから気持ちは分からないでもないけど、外向けに言って許される話じゃないのでやめときなよ」という話。そのとおりだと思う。 ゼレンスキー演説「真珠湾攻撃」言及でウクライナの支持やめる人の勘違い(ニューズウィーク日本版) news.yahoo.co.jp/articles/b07c9…