たられば(@tarareba722)さんの人気ツイート(新しい順)

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TwitterのUIは、遠く離れた見知らぬ人同士を繋げることができた(水平軸)というだけでなくて、「テキストをタイムラインに流してそれを(時間差のある人たちにも)読ませる」という、「すこし未来に生きている人とすこし過去の人を繋げる」という垂直軸のコミュニケーション接続も果たしたんだなと、
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以前「500年後の言語研究者は21世紀の日本語SNS文化圏で語尾に付く【大草原】の意味へたどり着くのに時間がかかりそうだ」と思ったことがあったけど、万葉集ですでに「二八十一あらなくに」というアクロバット表記があることを知り(「二八十一」で「にくく(八十一=九×九)」)、謎の安心感を得た。
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すごい作品だった。ファンタジーを振りかけたイジメと児童虐待、殺人と隠蔽が題材なわけだけど、そうした現実の陰惨さを包み込んで突き進む物語の力強さがすばらしい。ファンタジーでないと届かない地平があるんだな。。読めてよかった。 『タコピーの原罪 下 』タイザン5 著 a.co/hthdhkE
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頼朝による弟殺しは後年頼朝の不人気具合に拍車をかけるのですが、日本史上頻発する「弟粛清」の中でなぜ頼朝が特に不人気かというと、義経を殺したことが頼朝の天下統一に欠かせないピースだからでもあるんですよね。義経叛乱に助力した後白河に文治の勅許を出させ、奥州藤原氏を滅ぼすこともできた。
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源義経という天才軍略家が時代の節目に活躍できたのは、地味にコツコツと東国武士との関係を築き、朝廷(後白河院)との関係を調整し続けた頼朝の後ろ盾があり自由に兵を動かせた面が大きくて、育ての親である秀衡は義経に「慕うこと」は教えたけど「慕われること」は教え損ねたんですよね。。。 twitter.com/cafemari/statu…
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萌え絵を愛するウクライナ兵の画像、物語を愛する人は戦争中でも物語が生きる支えになるんだなあと実感する。『夜と霧』で、強制収容所では信仰心の篤い人ほど生存率が高かったと書かれているのも、この一環なんだろうなと思う。
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「昔の話だから」と片付けるのは難しい。どれも形を変えて現代版へリメイクされることも多いし、「現代に通じるテーマだ」と愛されて版を重ねている。だからこそ、一番手前の「非実在表現作品である」という線引きでこれらの作品を守り、こうした名作になる可能性を持つ表現作品を守るべきだと思う。
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『ヴェニスの商人』にはユダヤ人への差別が刻印されており、『アルジャーノンに花束を』には知的障碍への差別が記され、『源氏物語』には身分と性別に対する差別が繰り返し刻印されていて、「読み手にそうした差別を増長させる可能性がある」と言われれば、たしかに可能性はあると言わざるをえない。
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誰がどこにどう線を引き、どう勘案するか、という話になる。 そうした「線引き」の一番手前に、「実在と非実在(フィクション)表現」という区別がある。その線引きはどれほどしんどくて不愉快な表現作品であっても、一番手前に引き続けなければいけないと、強く思う。
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表現作品は誰かの心を作り、誰かの心を傷つけることがある。そしてだからこそ、そうした表現を通してしか伝わらない感情があり、救われない心がある。そのうえで、そういった社会的時代的な社会情勢と信念へのプラスとマイナスを勘案すべきであり、その責任がある、という主張には一定の説得力がある。
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フィクション作品に対する「ステレオタイプを強化する」という批判はマジックワードなので(ステレオタイプはあらゆる作品に存在するので)、いつか自分の愛する、自分の一部となっているような作品にも向けられるという覚悟は持っておいたほうがいいと思う。
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「言論の自由」に対する考え方が興味深い。アカウント凍結やツイート削除はアルゴリズムを作成してプロセス可視化を、という話も面白いけど、「そういう機能決定権を個人(巨大株主)が持っていいのか」という、自由と制限をレイヤーの異なる問題として幾層にも考えているあたりがより興味深い。 twitter.com/tmiyatake1/sta…
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「NATOも英米も国際法に違反したことがある」という人、言いたいことはわかるけど、我が国には神奈川県警という回数的も範囲的にもなかなかなことをやりながら法に基づいて権力執行機関として日々活動している組織があってウクライナの人々の気持ちの前にまず神奈川県民の気持ちになってみてですね。
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「それでもロシアが"事故で沈没"と言っているということは、本当にそうか、それよりも恥ずかしい事態、国内に発表するわけにはいかない事情があるからかと。」 (仮に、ウクライナ軍に沈められたというのはロシア国内には発表できませんか、という追加質問に) 「とても無理でしょうね。」 なるほど。
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テレ朝『モーニングショー』(巡洋艦モスクワの沈没、ウクライナは「我々の攻撃で撃沈」と言い、ロシアは「火事で沈没」と言っていることについて)高橋杉雄先生「首都の名前が付いた、最前線に配備された巡洋艦が不慮の事故で沈没というのは、本当にそうであるなら軍事的にすごく恥ずかしいこと。」
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ロシアはウクライナへ武力侵攻したが、NATOもユーゴで空爆したし英米軍もイラクへ侵攻したではないか、という意見に対して、当時のNATOも英米もすくなくとも今回のロシアよりはよほど国連安保理での合意と理念の建て付けを尊重していたとする見解。参考になる。 twitter.com/UtBeneVivas/st…
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曖昧なイメージだけの話なんだけど、魔女が人間に化けて人間の手伝いをするんだけどどこかぎこちなくて本来の実力を出せないでいて「もうそれどころじゃない」という場面で本来の姿に戻って思う存分魔法を使いだす場面を見て「そういうのが見たかったんだよ」という感じなんですが、伝わってますか。
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イズムィコ先生もそうだけど、ある分野の専門家がテレビなどで視聴者へ分かりやすく解説する姿は立派だなと思いつつもなんとなく世を忍ぶ仮の姿感があって、専門番組等でまったく理解できない深いゾーンの耳馴染み皆無な用語を連発して説明する時はえらい楽しそうに見えるの、あれなんなんだろうね。
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季節の巡るスピードがあんまり早いと「そんなに駆け足で進まなくてもいいんですよ」と思ってしまうので、迷いながら進んでいるようなニュアンスを読み取れる「三寒四温」というフレーズは好きなのですが、それにしたって温寒の差はもうちょっとヒトに気遣ってもいいんじゃないですか春くん。
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素人の素朴な疑問だけど、ウクライナ+西側はこれからロシアを勝たせたまま終わらせない(≒東部ドンバスから追い出す)というかなり難しいミッションを強いられるわけだけど、ロシアはロシアで東部ドンバスを安定統治できる見込みはあるんじゃろか。街は壊滅だし住民は反抗的で税収も期待できずで。
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こういう、番組側や司会者からの情報提示や認識、構成と道筋を、事実をベースにした情報できちんと訂正し、補強し、そのうえで「現状と今後の認識の見方」を提示できるのはいいなあ。今回のニュース解説に関して、本当にBSの各番組はいい仕事をしていると思います。
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「現時点で投入可能な兵員数で見ると、ほぼ互角とも言えます。つまり、いまウクライナが戦えているのは、まず第一に正規軍がちゃんと持ちこたえているというのが大きい。戦争における新技術は、単純な火力に代表される旧技術の上に乗っかるかたちで活用されるわけで、そこは大事なところだと思います」
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(ドローン等の新技術は、小国が大国に抗う際の鍵となる技術なのか、という司会の質問に)イズムィコ先生「まず確認の必要があるのは、ウクライナは小国ではないということです。今回は旧ソ連の軍事力1位のロシアと2位ウクライナの戦争。ロシアは動かせる兵力をすべてウクライナへ向けていますが、
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イズムィコ先生「戦争は国家間だけではなかった。ただ、かつて先進技術は軍事が先行しそこから民生へと広がっていく構図があったが、近年は逆のことが起こっている(通信、バイオ、AIなど)。そういう意味で、世界一の富豪が資本と技術の力で国家間の戦争の間に割って入るのは非常に21世紀的といえる」
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(イーロン・マスク氏が自社のWeb接続技術「スターリンク」をウクライナへ送り、Web接続が可能となったことでウクライナ軍がドローンなどでロシア軍に対して戦術的戦果を上げ、ウクライナ市民が惨状と防衛軍の奮闘を国内の仲間と世界に発信できるようになったことを説明し)