1476
「生きることは変わってゆくこと。だから2000年たっても新たな解釈が加えられて変わってゆくのは嬉しい」というシシン先生。解釈完全一致。あと楽しそうに語るのが何より最高。
【アルゴノーツ 】古代ギリシャ研究家と見る『FGO』の英雄たち【イアソン&メディア編 #03】 youtu.be/JCiI__qob3I
1477
「嫌いなものでなく好きなもので自分を照らすこと」の第一歩が、「推しは今日もすばらしい」と呟くことだったりします。土曜日ですね。
1478
書評です。古典文学を学ぶ醍醐味は、その「揺るがなさ」に触れるところにあります。家の柱に身長を刻むと「成長具合」がわかるように、たとえば百人一首の好きな歌には、その時々の自分の心が映し出されます。
#ちはやふる
「すこしだけ優しい自分」に出会う切… gendai.ismedia.jp/articles/-/949… #現代新書
1479
というわけで、すべての同人作家と編集者は、紫式部先輩、中宮彰子、藤原道長の後輩だと思うわけです。(了
1480
「すると殿は、なんともったいない…と騒いで、[お前(紫式部)というやつは、うわべは取り澄ましておいて、その実こんな(ちゃっかりした)ことをしおる」とわたしをお責めになる。
それでも殿は、墨挟み・墨・筆などを下さった。」(以上、『紫式部日記』角川ソフィア文庫版より原文から私訳)
1481
「[いったいどんな子持ちが、この冷たい時季にこんなことをなさるのか]と殿(藤原道長)がおっしゃりながら、上質の薄様紙、筆、墨などを、次々とご持参なさる。しまいには御硯までご持参なさって(中宮様にそれを渡し、中宮様がそれを受け取るとすぐに)、それらをわたし(紫式部)に下さる。」
1482
「さまざまな色の料紙を選んで、その紙を整えて、物語(『源氏物語』)の原稿を添えて、それに清書の依頼状と共にあちこちへ(写本作りのため)配る。そのいっぽうで、清書が終わったぶんを綴じ集めて、整える。この作業を、夜が明けるまでやって、日が暮れてゆく。」
1483
(以下、『紫式部日記』「御冊子作り」より私訳)
「(出産後に)内裏へ還御なさる時期が近づき、そのため女房たちがあれこれと慌ただしい中で、中宮(彰子)様は御本作りをなさるという。そこで私は、夜が明けるとすぐに彰子様の御前へ上がり、差し向かいでお仕えして作業することになった。」
1484
(『源氏物語』は成立過程にも内容にも藤原北家の政治的文脈が伝わる作品ではあるけれども、「それだけで残ったわけじゃないよな」と強く信じられるのは、成立直後のこういった「彰子の作品愛」を感じられるからなんだよなぁ、、とも思うなど。彰子さまはどの妃に自分を重ねて読んだのだろうか)
1485
中宮とともに夜通し作業していたようで、彰子の父・藤原道長が「大事な皇子(のちの後一条天皇)を産んだ直後のこんな寒い日に!」と呆れながらも、上質の紙、筆、墨、硯まで次々持ってきて彰子にプレゼントするパパ道長と、もらった直後にそれを紫式部へあげちゃう彰子さまの姿が最高にキュートです。
1486
ちなみに日本文学史上おそらく初めて「同人誌作り」が描かれるのは、『紫式部日記』「御冊子作り」(西暦1008年11月上旬頃)です。初産から二ヶ月後の中宮彰子が、紫式部を呼んで目の前で『源氏物語』の写本を(おそらく一緒に)せっせと作っている記述があります。 twitter.com/s_i_s_i_n/stat…
1487
半日働いてもう限界が近い。労働は体に悪い。
1488
今日お昼にテレ朝『大下容子ワイドスクランブル』を流していたら、コメンテーターの杉村太蔵元衆院議員が「今回の侵攻はアメリカも悪い」と言っていて、解説役として出演していた朝日新聞の駒木記者に「いえ、悪いのはすべてプーチンです」と即座に反論を受けていたのを思い出しました。
1489
「小泉 国防や外国への対策を突き詰めると、独裁国家が一番良いということになる。自由民主主義の日本を守るために安全保障をやっているというドクトリン(原則)が必要。
技術論に陥って、中国を上回るために経済を軍事に全振りしよう、では意味がない。」
newsweekjapan.jp/stories/world/…
1491
このセリフは、物語終盤でジョバンニが現実世界に戻ってから突然現れた「ブルカニロ博士」という登場人物が語る言葉で、胸を打つフレーズです。しかし賢治は本作を何度か推敲していたため、版元やレーベルによって文面が異なり、たとえば青空文庫版では登場しないんですね。
aozora.gr.jp/cards/000081/f… twitter.com/douwa_bot/stat…
1492
1493
1494
1495
何かをけなすとけなす側に、褒めると褒める側に、ちょっとだけ心が動く感じがして、そういう「ちょっとだけ動く感じ」に敏感でいないと、いろいろまずい気がしている。
1496
以前、『鉄腕DASH』の「0円食堂コーナー」の紹介記事に「調味料やガソリン代を使っているから0円じゃない」とコメントしている人がいて、文句を言おうと思えばなんにでも言えるし、だからこそ「なにをどう語るか」は語り手の心のありようを浮き彫りにするんだなあ、、と実感した。
1497
人にはそれぞれ得意分野があって、それは当たり前のようにあらゆる「作者」にもあって、だからこそ自分に一番適した方法で語り継ぐことによって、「忘れない」という一番手前の祝福を成し遂げる手法があるということは、何度でも言っておきたい。
1498
日本には千年前から、父母を亡くし兄弟が配流され一族が政敵に敗れて幼い子3人を残し若くして亡くなった姫君を、あくまで賢く美しく煌びやかに書いた『枕草子』という作品があります。描かれなかったからといって、不幸や不運や抑圧を軽んじている、ということにはなりません。
1499
今年のGW、なんかタイムラインが殺伐としている気がして、どうしたんだ今日なんかいい天気なのにと思ったけど、単に久々に制限が外れたことでWeb外が充実してる人の多くが外出してSNSから離れる時間が増えて、そうでない人の比率がタイムラインに増えたのでは…という推論が(ここで手紙は途切れていた
1500
この話はとても面白い。
「『ちはやふる』は大人と子供の物語なのだけど、大人から子供にかける呪いが3つ出てくる。太一のお母さんの「勝てるものだけやりなさい」と、原田先生の「速く取るのをやめなさい」と、伊勢先生の「この子はひとりのほうが強くなる」。」
twitter.com/i/spaces/1kvKp…