自分は言い換えで誤魔化す行為を政治がやったら、大きな禍根を残すと考えています。特に「敵基地反撃能力」への言い換え。戦闘能力が1つ加わるだけという程度に受け止められるでしょうが、実際は先に攻撃するという意味で政府は使っています。重大決断の責任の所在を曖昧にしてしまう用語でしょう。
91年前の今日、1931(昭和6)年9月18日、日本放送協会のラジオが柳条湖事件事件発生を告げます。関東軍の自作自演で、鉄道の損傷をほっておいて、そこから500m程しか離れていない中国軍兵営を遅い、朝鮮にいる部隊の勝手な越境もう受けて奉天など主要都市を占領します。そりゃ中国との関係悪化するよ。
こういうやり方で国は国民を操作しようとする。「依頼」と言っても、力関係(予算など)を十分考えに入れた強制でしょう。図書館の独立性ご存知ないか、考えさせないよう司書の予算減らしてきたか。 文科省、図書館に異例の要請 拉致関連本の充実依頼 | 2022/9/20 - 共同通信 nordot.app/94490299460517…
長野県教委の姿勢も痛烈批判。大事な視点だ。「同じ内容の通知を(略)出した。無批判に文科省に追従するのでは、教育の独立を確保する教委本来の役目をなげうつに等しい」 〈社説〉図書館の自由 政府は踏みつけにするな|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト shinmai.co.jp/news/article/C…
戦前日本がおかしくなっていったのは満州事変辺りで、軍と官僚の独裁になっていってる。今危険なのは、政治家と官僚による独裁で、それを阻止するため、歴史が役立つと信じてる。
79年前の今日、1943(昭和19)年9月23日の毎日新聞。学徒の徴兵猶予停止を報じます。いわゆる学徒出陣です。また、半日休み廃止とか、根本を敢えて見ないようにしている感じです。そして政府の決定を後押しするように軍事の連載企画を開始して「兵役は輝かしい義務」だとか。共犯だった歴史です。
もちろん手元に毎日新聞があったから毎日新聞としましたが、当時のメディアが戦争の共犯者だったという事はあらためて強調しておきたい。ずっと言ってきたことだけど。
戦前日本にどんどん近づいてる。誰だっけ、赤紙は拒否できたとか、軍隊経験者しか召集されないとか、必死に嘘で大日本帝国を擁護していたのは。 twitter.com/nhk_news/statu…
安倍晋三元総理の国葬に断固反対します。
法的手順を無視して、国民全員が弔意を示しているように演出する「国葬」に反対します。法の無視をする政権なら正統性もない。それは許されないこと。故人への思いだの敬意だのとは全く別物。
日中戦争当時、1937(昭和12)年12月17日に長野県喬木村で行われた村葬の業務書。特に興味深いのが会場配置図。中央に位置するのが小学校生徒、男子青年学校生徒、中等学校生徒。つまり、小学生女子を除けば次世代の兵隊候補です。ここに、軍人の村葬の狙いが見えます。ただの追悼行事じゃないのです。
過去を引きづると言えば、陸自の行進曲は抜刀隊で、西南戦争で西郷軍に殴り込みをかけた内戦の官側の兵士を讃える歌。海自は旭日旗に軍艦行進曲とまんま。軍艦行進曲には海ゆかばが組み合わさっている。そして防衛大では、日本すごいを教えているって…( ´・ω・`)
なかなか開かなかった臨時議会をようやく18日に開くことになったのを受けての社説で、桐生悠々の筆によるとみられます。表題は軍批判に思えますが、実は絶対多数与党の政友会の行為によって、政党そのものが見放されるとの危惧を述べています。次からが著作権切れを受けての引用になります。(続)
満州事変を調べていて、偶然昨今の状況に対する警告とも取れる信濃毎日新聞の評論「議会政治の否認にあらずして何ぞ」を連ツイします。1932(昭和7)年3月16日掲載。関東軍の暴走などで若槻内閣が倒れ、少数与党で発足した犬養内閣の政友会が総選挙で300議席を超える未曾有の勝利を得たのに(続)
防衛費は「大幅に増やすべきだ」「ある程度増やすべきだ」が計56.3%、今のまま31%、ある程度減らすと大幅に減らすが計9.8%でした。 先制攻撃能力の新設を良しとするなら防衛費増は受け入れると。素朴に自衛と考えているのか、先制攻撃の姿勢を見せれば相手が何もしないとでも考えているのかな。
今日の信濃毎日新聞、共同通信の世論調査が載っているけど、岸田政権逆風の影に大変な数字が。外国から攻撃を受ける前に相手国の発射基地などを攻撃する、敵基地攻撃能力の保有に賛成53.5%、反対38.4%と、賛成が過半数だ。こういうのが先制攻撃じゃなく自衛だと考えているんですかね。(続)
昭和天皇の即位の祝いに便乗した森永キャラメルの広告。こうして天皇のありがたさを刷り込むので、儀式って馬鹿に出来ないのですよ。
戦争は始めた側から終わらせるのは非常に困難。ロシアもその状態に陥っているのに、なぜ日本が先制攻撃に突っ込もうとしているかが分からない( ´・ω・`)
相手の司令部を攻撃とか発射が確実とみたらとか誰が判定でき、そもそもその言い訳が国際社会に通じると考えるのがお花畑だね。1発打ったらそれを口実に100発返ってきても迎撃能力不足だって、ガダルカナル島などの戦訓も何もあったものではありません。 好きな時に相手を叩いて終了できる戦争は無い。
政府の無為無策っていうのは、庶民をとことん苦しめ、どんなことにも飛びつく状態を作り出してしまうんだよね。 満蒙開拓で全国初の分村移民をした長野県大日向村は、役場も兵事係1人を残し全員辞職するとこまで来ていた。農村が本当に助かる為の予算は回って来なかったから、分村しかなく(´;ω;`)
自分が長野県の銃後の記録と庶民の生活を軸に収集、発信しているのも、戦争へ至る道も戦争も、庶民と無関係じゃない当たり前の事を伝えたいため。 展示会で出したビスケット、皇后の思し召しとかで作られたけど、メーカーは軍用乾パンしか作れてなかった。そんな時代を二度と迎えさせたくない。
結婚相手の女性を人間ではなく妻と母親として見てるっていうツイを目にして思い出したのが、昭和初期の満蒙開拓団募集の話。男性しかダメで女性が自分も開拓民として参加したいと声を上げたところ、将来、開拓男性に結婚という形で行ってくれと言われたとの新聞記事がありました。女性を自立させない…
そして長野県では桔梗ヶ原に女子拓務訓練所を設けて指導。そして大陸の花嫁として集団結婚で現地へ。そして生まれた大陸の子が、敗戦で集団自決や残留孤児に。何しろ日本政府は海外同胞に現地に値付けって敗戦後も言っていて、帰ってくるなと。政治の誤りのツケを払うのはいつだって国民です。
関東大震災の朝鮮人虐殺を都が否定とは言語道断。裁判の記録もあるし、警察署に保護された朝鮮人が住民に引き出され殺された事件もあるし。 当時の様子を新聞記事で追っただけでも長野県での朝鮮人への暴行事件とか出てくる。それだけでも申し訳ないのに、許せんです。sensousouko.naganoblog.jp/e2301006.html
日中戦争開戦間もなく、大阪毎日新聞と東京日日新聞が募集した懸賞歌で2位となった「露営の歌」の絵葉書。こうやってメディアが事業で煽った事は記憶しておきたい。それにしても「死んで帰れ」とか「東洋平和のためならば なんの命が惜しかろう」とか、当時の偏った使命感が切ない。(´;ω;`) (続)