最近の政治で最もまずいと感じたのは、公文書の破棄、改ざん、それに「公文書を作らないで意思決定」という流れの定着です。今の世代だけではなく、後世にも禍根を残すからです。ささやかな役場の文書綴りから資料の年代特定に至った経緯からも、公文書の大切さが伝わるかと。sensousouko.naganoblog.jp/e2240134.html
行政が図書館と美術館を運営しないで、何やるんだよ。 twitter.com/museumnews_jp/…
戦時中の「配給」が有料だったという事を初めて知ったという方がおられましたので、主要食料の配給通帳をどうぞ。金額欄が分かります。また、これは1945(昭和20)年の時点ですが、玄米より代用の馬鈴薯が目立ちます。4枚目は長野県上田市の配給の木炭割当票ですが、これも単価が明記してあります。
本日の信濃毎日新聞。記事は共同だけど、的確な見出しだ。
デマを拡散させたら勝ちって風潮、嫌だなあ。
負け戦を途中でやめられなかったのも、泥沼の日中戦争をやめられなかったのも、ひいては玉砕なんて悲劇を生んだのも、皆、この思考です。 twitter.com/miraisyakai/st…
何度でも言うけど、教育勅語を叩き込まれ修身やらで鍛えられた連中が、配給用品を平気で横流しして私腹を肥やし、現場のささやかな備えなんて自分さえ良ければどうでもいいと言うことをやっていたのですよ。戦前を美化するんじゃあないよ。 twitter.com/himakane1/stat…
「Go To イート」で食事券って聞く度にチラつくんですが、これで合ってますか?
太平洋戦争まで物資不足なんてなかったと思っている人も多いと思いますが、日中戦争が始まった翌年の1938(昭和13)年4月から7月にかけて、金属や綿製品、皮革など戦略物資の民間使用制限が設けられます。そんな情勢を受け、文部省が革靴をやめて「下駄を履け!」と掛け声を出します。そうしたら(続)
戦時下、戦争の熱に浮かされた人達が次々と暴走した一例。「全体主義の統制に服せ」って、ただの養蚕組合が言ってる。組合通して出荷しろってことだけど、いきなり全体主義ときた。統制攪乱のゲリラ戦に勝てって、将軍気分の人があちこちに沸いたんだろうな。日中戦争から1年でこれだよ。もう止まらん
オーウェルの「1984」の面白さは、戦争状態にあるという設定はあっても、庶民はその実態を知らされず、ただ偉大な指導者に従う生活を黙々と送っているところ。実は戦争状態というのは、権力者が庶民を統制するためには一番適当で魅力的なんだよね。仮想敵を作り恐怖を煽るのが常套手段。
作家の吉村昭さんの寄稿も分かりやすかった。
1977年発行の古い本だけど、関東大震災の朝鮮人虐殺と社会主義者虐殺をちゃんと載せてある(続)
神が創った唯一の国って強調するのは絵本にとどまりません。1941(昭和16)年10月15日発行の世界興亡図譜。神代からの天皇の系図を中心に各国を脇に置いてますが、まず、政権交代は国内に適用しない誤魔化しをして、一貫性を取り繕っています。そして神代の時代に、既に文明も国家も存在していますが。
#歴史知らない人が嘘だと思うけど本当の事言え 太平洋戦争末期の1944(昭和19)年12月、軍需省が全国の飼い犬の「強制的供出」を決め、軍需省科学局長と厚生省衛生局長の連名で全国の地方長官に通牒を発します。長野県でも翌年3月に実行されました。 sensousouko.naganoblog.jp/e2217566.html
75年前の今日、1945(昭和20)年8月7日付朝日新聞。トップは大和の沖縄特攻の海軍省発表。その横に空襲被害がまとめてあります。どこに広島の原爆について載っているか、お分かりいただけるでしょうか。全国共通の発表文5行のみ。これが情報統制国家であり、そこにしがみつくマスコミの末路ですよ。
しかし、ご遺族からの資料だと説明しているのに、自身が信じたくない内容だからすぐ捏造だの難癖言える輩は、ご遺族の心情や戦火をくぐった方への思いを全くしないのだなと。彼らがほしいのは自分に都合の良い、物言わぬ英霊であるのでしょう。戦没者の勝手な利用であり、敬意も哀悼も無縁でしょうね。
1次資料しか信じないというのを見たんですが、こんな個人収集家の所にもこのぐらいのものは来るのだよ。先人が資料を丁寧に収集分析したモノを頭から否定するのは、それこそ兵隊さんたちに申し訳ないと思わぬのか。長野県出身兵士の日記、1937(昭和12)年10月9日の記述。首を落として斬れ味に感動と。
政治や社会が役に立たないと決めた人を選別する世の中は、断固拒絶します。こちらは1939(昭和14)年10月6日の大阪朝日新聞夕刊(5日発行)。断種法の実施を肯定的な学者談話と共に紹介。遺伝とは関係ないとしつつハンセン病患者の断種も組み込んでます。
日中戦争は戦争目的が不明確だったと説明したら不勉強のクソザコと嘲られたようなのですが、勉強した結果なので申し訳ない。 中国を懲らしめるために戦闘を始めたっていうのが、どういう終戦を想定してるか不明だし、陸軍の仕事だから外交関係ないって状況で首相の交渉使節が憲兵に捕まってるし。
何のために日中戦争を8年も戦ったのか、ご存知の方はおられるでしょうか。いないはずです。だって、当時の日本軍だって政府だって考えてなかったんだから。実際に国会で問われても答えてないし、陸軍内でも目的不明のままでは国民理解が得られないって撤兵の提案まで出てる。
敵基地攻撃能力って言ってる奴らこそ、戦争知らないお花畑だなと思えます。 敵基地攻撃って、先制攻撃する気があるかってことですよ。そして敵を無力化する先制攻撃って凄まじい規模になるんですよ。分からんのか。 そして一番大事なのは、日本が望んだからって、戦争は終わらないってこと。
相手が弱い立場だったり女性だったりすると、途端に居丈高になる人が、戦時下でも目立ちました。 1944(昭和19)年2月2日の信濃毎日新聞より、小諸駅に配置された女子駅員の嘆きをどうぞ。 国中が一致して国難に向かい…なんてのは妄想です。朝鮮人や中国人への対応だって容易に想像がつきますね。
中国で日本軍は酷いことをしてないとかいう言説が流れてくるけど、勝手に100万人も軍隊を送り込んできて自由に国内を歩き回って物資や労力の供出をさせて、なんなら強制的に移住させられたり施設取られたりって、虐殺とか除いても、ひどく迷惑かけてきたって感じるのが普通だわね。
ヒットラーの子ども好きという言葉が降ってきたので、引っ張り出してみた。1941年8月1日発行。 それにしても酸化臭が( ー̀ωー́ ) 何とかせねば。