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僕はこの話をレンジャーから聞いてめまいがした。きびしい野生の世界で、ほとんどのワニが自然の摂理に則って早く死んでいく中で、このワニは年老いる最後まで奇跡的に生き抜いた。彼がこのまま自然下での死を迎えれば、即座に他のワニや動物の餌食となる。それが野生動物のサイクルなのだ。
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先日ツイートした老ワニ、いよいよ死期が近いようで先週僕が見た場所からほとんど動かず、一般の人達からも公園局に死にかけのワニがいると通報がいくつか来ているとのこと。その中で気になったのが、具合が悪く死にかかっているのだから苦しませずに安楽死させろと言う声が少なからず届いてることだ。
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#あなたがときめく4文字を教えてください
巨大ワニ
写真は、5メートル近くあるも年老いて痩せこけてしまった大ワニ。年老いてなおも美しく光るその金色の目には何が映っていたのだろうか。おそらくそう遠くないうちに訪れるであろう死を前にして、彼は日の当たる水辺に静かに横たわって休んでいた。
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画像が不鮮明だけど、確かにワニっぽく見えるね。警察10人体制で捜索なんてずいぶん大げさだなあ。50センチじゃ下手に手づかみしたりしない限り危険は全くない。川に入りさえしなければ完全無害だよ。
博多区で”ワニ目撃”情報 捜索|NHK 福岡のニュース www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/2…
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みなさん素晴らしい写真載せておられるので、僕も便乗。今ではツチノコ並にめずらしくなってしまったダーウィンのオオトカゲとジョンストンワニのツーショット。ジョンストンワニを夢中で撮っていたら、その後ろをオオトカゲがノシノシと通り過ぎていったという奇跡の一枚。
#二度と撮れない写真を貼れ
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番組内では「ワニに殺される人はこれからも増える」と言って、罠にかかったワニが白く尖った歯に血を滴らせて、唸り声とともに口を開けるシーンを何度も流していたが、その血は獲物や、ましてや人間のでは当然なく、硬い金属の罠から逃れようとして歯が折れたりしたワニ自身の痛々しい血なんだけどね…
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職務上、テレビ新聞を含めて豪国内のメディアで報道されたワニ関連のものは大体全部、眼を通さなきゃなんだけど、先週民放で放送されたドキュメンタリーが案の定、色々印象操作されていて残念だった。マスコミが扱うのはいつだって、ワニが自然の川や海にいることへの恐怖と敵意をあおる内容ばかり…
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生後2~3ヶ月ほどのこの子ワニ、いつもこの木の上でお昼寝をしているとのこと。頂点捕食者であるワニの幼体がこんなにのんびりとしている姿を見られるのは、その生態系が、小規模であろうとも、多少の外来種がいようとも、それなりに豊かに機能している証しだと思う。
#シンガポール
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突然ですが、 カワウソがウネウネするだけの動画をご覧ください
(野生個体をとある橋の上から撮影しています)
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こんなことを書くと、そんなことを真に受けるのかと怒られそうだがシンガポールにも怪談話がたくさんあるようで非常に興味深い。マレー、中華系にインドと各人種それぞれの幽霊やお化けがいて、同じ国でも人種や文化をまたぐことはあまりないというのが、今回一緒に調査している現地人(生物学博士)の弁
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しかも、会長からの問い合わせも英語がよくわからないからとスペイン語で返事が来た。研究資金や環境に恵まれていなくても、そこで暮らす現地の人や動物のために本当に役立つことをするというその研究者スピリッツに深く感動。お手本として見習っていきたい。
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このことは十年前の学会の会報誌に小さく紹介されただけで、今まで誰にも注目されることはなかった。先日、会長が本人に問い合わせたところ、未だに実験は継続中で今でも成果は出ているとのこと。本来なら移動させてもすぐに村々に戻って来てしまうため駆除となっていた多くのワニが救われている。
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僕自身を含めた他国の研究者は、ワニの帰巣本能の仕組みは実験室で解剖学と生化学的なアプローチで調べないと分からないだろうと思い込んでいたが、このメキシコの研究者は当たり前の物を使ったごく簡単な実験で、ハチや鳥類のように帰巣に磁気探知が深く関わっている可能性が高いことを見事示した
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保護や駆除で捕まった3種のワニの頭にそれぞれ廃車から取り出した小さな磁石をテープで付けたのだ。すると今までほぼ全てのワニが何十キロも離れた場所に放してもほぼ必ず元の場所に帰って来ていたのに、その後一切戻って来ることがなくなった。中にはたった3キロの距離でも戻って来れなかった