福田雄介(ワニ研究者)(@GingaCrocodylus)さんの人気ツイート(新しい順)

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ワニには強い帰巣本能があるのは近年のGPS追跡で広く知られているが「どうやって元いた場所に戻って来るのか?」という疑問は誰も調査したことがなかった。渡り鳥やウミガメでその研究をしている人達がいるので、その結果を待とうと。そんな中10年以上前にメキシコの片田舎である実験をした人がいた
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素晴らしい発見をした研究が論文にもならず、人知れずニュースレターやウェブサイトにだけひっそりと載っていることがたまにある。国際誌に載らないので誰もその存在を知らないのだが後日発見されたり。今まで誰もが難しいだろうと思ってやらなかったことを、ごく簡単な方法で試していたりとか‥
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「あれっ、これ魚じゃない!?」 #どうぶつにハテナつけると可愛い選手権
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【このワニはちょっと怖かったシリーズ】2015年にカカドゥで見たこのワニ。普段どんなワニを見ても怖いとは思わないけど、この個体は別格。何をされたというわけではないけど、醸し出す雰囲気が確実にやばかった。姿を見つける前に「ああ、あの裏になんかヤバイのいる!」ってオーラでわかったもん笑
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そしてその横には、以前キャンペーン用に職場で作られたワニ注意のマット。実物大の4.7 メートルのワニとヒト。さらに下の白い線は3.5メートルのボート。全て数年前にカカドゥで実際に起きた死亡事故の時と同じ大きさ。これ見て小さな船に乗ろうとは思わないでしょ?
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今日、ダーウィンで一番新しいショッピングセンターをのぞいてみたら、砂のアート?砂細工?の大きなワニがあった。体のバランスから細部までよく出来ていて感心した。
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今日会ったノルウェーの人は、オオカミもクマもいないのでヘラジカなどが増え過ぎて交通事故を起こしたり家畜用の牧草を食べたりするので大量に駆除されていると言っていた。駆除のための駆除で伝統的な狩猟や商業利用じゃ追いつかないらしい。狼がいなくなって鹿が増え過ぎてとどこかで聞いたような…
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今日は我々ワニ保護管理・研究班にノルウェーから正式な取材が入り、打ち合わせでレンジャー達と話を聞いていたのだが驚いた。ノルウェーでは一時期70頭まで増えた野生のオオカミのうち42頭を近々駆除する予定で、ヒグマにいたってはたった40頭しかいないのに15頭以下にするそうだ。国全体でだよ?!
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先ほど平坂寛さんにフォローいただいたのでTLにお邪魔してみたら、なんとオオヒキガエルを食しておられた…!苦くてまずいらしい。口の中がしびれてお腹も壊したとのことなので毒性は相当あるっぽい。当地のオオトカゲやジョンストンワニが軒並みやられちゃくらいだもんね… portal.nifty.com/kiji/180106201…
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自然環境を復元した飼育は動物の福祉のためだけではなく、集客にもつながると思う。狭いコンクリートのいけすや透明の水槽に入れられ全く動かないワニよりも、自然に似せた環境でゆったりと泳いだり日光浴する姿を見る方が、まるで現地で見てきたかのような体験ができてお客さんも喜ぶのではなかろうか
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職業柄たまに動物園やワニ園での展示についてアドバイスを求められるが、僕はいつもできる限り生息地本来の環境に近づけるように提案している。そんなの当たり前と思うかも知れないが、生息地に限りなく近いワニの飼育状況というのはこのくらいが理想。ここもかつては狭いコンクリートのいけすだった。
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現代社会と野生のカワウソが共存している光景。シンガポールとは時代も国もカワウソの種もありとあらゆる条件が異なったけど、ついぞ日本では成し遂げられなかった光景。もし彼らがまだいたならば、日本の河川風景はどんな姿だったのだろうか…
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所用のため写真を少し整理しているのだが、これは去年見た中でも1~2位を争うくらいに美しかったワニ。4メートルを優に超えていた。木陰で寝そべっているところを船でギリギリまで近寄れた。木漏れ日がいい感じに当たっていて、金色に光る眼はじっとこちらを見据えていた。
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グーグルから来る論文引用の知らせの中で、おもしろいものを発見。320万年前のアウストラロピテクスのルーシーさんは木から落ちてなくなったのでは?と言われているが、地形や化石など精査した結果、高所から落下して斜面を転げ落ちたあげく、ワニに襲われたっぽいと言う内容。すごい死に様… twitter.com/GingaCrocodylu…
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良い機会なので、まとめてみました。ワニが好きな方や興味がある方に、彼らの魅力が少しでも伝われば幸いです。🐊🐊🐊 ⚡️ "巨大ワニの魅力" twitter.com/i/moments/9513…
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【補足】巨大ワニを捕獲する場合は、船上から専用の銛を首に撃つか金属製の箱罠を使うかしなければいけないため、必ずケガをさせてしまう。さらに鎮静剤を打って何百キロという体を縄で縛って陸上に引っ張り上げなければならないため、大変な負担がかかる。加えて野生の場合、かなりの老齢の可能性あり
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しかもその内容がイリエワニかナイルワニ、もしくはオリノコワニの巨大個体を捕まえたいというものだった。野生のオリノコワニはIUCNのレッドリストでCR(絶滅の危険性が極めて高い)に指定されているのを知らないのだろうか?絶滅危惧種を外国のテレビ局が捕まえに来たら現地の人は何と言うだろうか?
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先日は日本のテレビ番組制作会社から、巨大生物捕獲という企画をやっているので、巨大ワニが捕まえられる所を教えてくれという依頼が来た。きびしい野生の世界を奇跡的に何十年と生き延びた自然遺産ともいえる巨大ワニを、保護や研究、または人命救助のためでなく捕獲できると思っているのだろうか…?
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テレビ局から取材協力という名のもと時々メールが来るが、そのほぼ全てが、ワニへの理解を深めたり自然のままの姿を伝えようとするのとは真逆の内容なのでスルーしている。ワニの生存と保護のため研究に従事している者が、どうして、面白おかしくワニの間違ったイメージが広がることに助長するだろうか
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先月行ったシンガポールがあまりにも素晴らしかったのでまとめてみました。シンガポールというと自然のイメージあまりなかったけど、国立公園など整備がとてもよく行き届いており、めずらしい動物も簡単に見られるのでおすすめ。 ⚡️ "シンガポールの野生動物" twitter.com/i/moments/9496…
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【シンガポール編・ラスト】最後はマングローブ林にいた。オーストラリアのワライカワセミと同じくらいの大きさ(大きめの鳩くらい)だけど、色が全然違う!こっちは暖色系なんだね。ジッと下の川を見つめ獲物の魚を探していた
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【まだ終わってなかったシンガポールの野生動物編】普段は木の実を食べているというこのホーンビル、とまっている木の影から何かをひょいと摘まみ上げた。よく見ると、なんとカニ!小ガニを食べている。後に調べたところ、虫や小動物も食べることのある雑食性(でも果実メイン)と書いてあった。
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お待たせしました。シンガポールでどうしても見たかったもう一つの謎生物ヒヨケザル(Colugo)。サルと言うよりコウモリかポッサムのような顔をしたこの動物、昼間は木につかまってじっとしているが、夕暮れになるとなんとムササビのように木から木へと滑空する。見れば見るほどなんとも不思議な動物
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撮ってる時に気が付いたんだけど、カワウソってけっこうな頻度で口が半開きになってて舌がちょろっと出てるんだよね。警戒してるくせに無防備でむっちゃかわいい