28
平家物語が頻繁にTLに出てくるので思い出したエピソード
1966年の大河ドラマ「源義経」で、壇ノ浦、敗れた平家方の女官たちが入水するシーンの撮影。
飛び込んだ女官たちが水中を沈んでいくカットを撮りたくて、当時草創期だったシンクロの選手たちに装束を着てもらい撮影に臨んだ。(続く)
29
考えたすえ、鉄板を用意し胸にあてオモリにし、その上に衣装を着こむことで水底に沈んでいく女官たちのシーンが撮影できたという。
史実でも建礼門院徳子や女官の多くが入水を試みるが死にきれず救助されてる。
つまりは着物のため沈めなかったんだろうとドラマ撮影により歴史の一場面を垣間見た逸話
30
撮影が始まり、女官役のシンクロ選手たちは、次々に水に飛び込んだが、いっこうに沈んでくれない。スタッフがみなさん潜ってください〜とお願いしたら、着ている装束で、浮き輪のように浮力が生じてしまい、まったく潜れないのだという。
31
書名は忘れてしまったが、「源義経」の演出だった吉田直哉氏の著書にあり、とても印象に残っているエピソード。
32
大河ドラマ「源義経」は総集編が保存されていて、この女官たちの入水シーンも映像が残っている。水の中、ゆらゆらと衣をなびかせ漂うように沈んでいく姿は美しく幻想的でした。
33
平知盛が碇を担いでとか、二領の鎧を重ね着して入水したというのは、理にかなったことだとわかる。
「見るべきほどのことは見つ」と言い放ったあと、波間にプカプカ浮いてたらサマにならないもんね。
34
「源義経」、主演は四代目尾上菊之助(現尾上菊五郎)、静御前は藤純子(富司純子)
この作品の共演がきっかけで結婚されたので、これがなければ寺島しのぶさんも尾上菊之助さん(カムカムのモモケン)もこの世に存在しないのだ。
35
演出の吉田直哉氏は、前年の「太閤記」に続き2年連続で全話演出を担当。また「太閤記」で主役だった緒形拳さんは武蔵坊弁慶役という主要キャストで、こちらも2年連続の登板。
昔の大河、無茶しやがるぜ。
36
NHKのサイトで、壇ノ浦のシーンはないけど、弁慶立ち往生は見られる。
大河ドラマ 源義経 | NHK放送史(動画・記事) www2.nhk.or.jp/archives/tv60b…
37
「源義経」残念ながらNHKオンデマンド配信はなかった。代わりと言ってはなんだが吉田直哉氏の前作「太閤記」はオンデマンドで見られる。(現存する一話分)
「信長を殺すな」と助命嘆願が殺到し本能寺の変が当初の放送予定より2ヶ月延びたという伝説
第四十二回「本能寺」 nhk-ondemand.jp/goods/G2011032…
38
#鎌倉殿の13人 紀行で紹介された亥鼻公園、以前はこんな謎の看板があった。
39
茅野駅前にある巨石。最近行われた駅前整備の工事現場で掘り出された「ただの石」なのだが、その見事な丸い形ゆえ祀られることになった。
#殺生石が話題なので珍しい石を上げる
42
厄年の年に、厄払いとして何かを捨てる風習って色々聞くけど、究極は親が厄年の年に生まれた子を捨てる風習。
もちろん本当に捨てるわけじゃなく、三叉路などに置き去りし、あらかじめ頼んでおいた人に拾ってもらう。日本各地にあったようだ。
43
稲荷神社で思い出した親戚から聞いた話。
その家のお年寄りが、とある稲荷神社を熱心に崇敬していた。その人が亡くなってしまい、残った家族は、その神社は同じ県内だけどそこそこ遠方なこともあり、信仰を引きつぐ者もいないので、今まで受けたお札や案内の手紙も含めてお返しにあがることになった。
45
紫式部の大河ドラマ、煌びやかな宮廷絵巻というより、ドロドロのガチ政争ものが見たい。
46
篠原ともえさんの母方の曾祖母は、青ヶ島の最高巫女と呼ばれた廣江のぶゑさんという方なのだが、この篠原さんの写真、沖縄のノロや神女のような神秘的な威厳を感じる。
49