226
「あなたよりツラい思いをしている人はたくさんいる」ではなく、おれがツラいのをなんとかしてくれ。
227
「気にしすぎ」「その程度で病むとかメンタルよわすぎ」そんな些細な"たったひとこと"が、ギリギリ耐えていた心を破壊する"とどめのひとこと"になるということを、どうか多くの人に知ってほしい。
228
「うつは甘え」なんてことはなく、他人に甘えられず、自分を甘やかすこともしてこなかった人が患う病であると、心の底から伝えたい。
229
「うつ?ただ寝てるだけでしょ?」なんて思っていたら大間違い。体は動かず、頭は働かず、起きたくても起きれない。布団の中では、「このままではダメだ」という焦燥感や「死にたい」と嘆く自分自身と戦っている。なにもしていないなんてことはなく、毎日を一生懸命に生き抜いているんです。
230
「いいこと」が連続して起こると、「次はよくないことが起きるのではないか」と不安になり、手放しで喜ぶことができない生きづらさ、わかる人いない?
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うつの療養は、『自分のことを思いやる練習』だと考えてる。無理のしすぎで心のエネルギーが枯渇してしまっているため、いかにそれを回復してあげられるかが回復のカギ。だから「頑張りたくないときは頑張らない」「好きなことをして過ごす」というのは、決して"甘え"などではなく、それが"正解"。
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うつを患ってからは「がんばるのが普通で、がんばれないのがダメ」ではなく「がんばれないのが普通で、がんばれた日が偉すぎる」と考えるようにしてから、だんだんとメンタルが回復していった。
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HSPが『些細なできごと』を気にするのは、厳密には『些細なできごとが着火剤となり、ネガティブが燃え広がる』が正しいとおもう。1つの失敗をきっかけに「あれもダメだった...」「あのときもっとこうしていれば...」と、負の思考が芋づる式に連鎖する。最終的には自分を責め、消えたくなるんだよな。
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メンタルを安定させるためには「他人と自分を比較しない」「他人に期待しすぎない」「自己否定しない」「考えすぎない」というけれど、それができたらそもそも最初から病んでいない。
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「メンタルを病む人は真面目すぎ」というけれど、真面目でいることは長所であるべきなはずなんだよな。わるいのは、そんな真面目な人たちを都合のいいように扱ってくる社会の方だと思う。
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「気にしすぎでしょ」で片付けず、最後まで話をきいて「つらかったね」と気持ちに寄り添ってくれる人、国民栄誉賞を授与したい。
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うつがひどかったとき、人の気遣いを煩わしく思ってしまう時期があった。「将来はどうするの?」「もっと運動した方がいいよ」などといわれると「このままじゃダメだと、自分がいちばんわかってるよ」と叫びたくなった。僕なりに一生懸命に生きているから、"心配"よりも"信頼"をして欲しかった。
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傷つけた側にとっては「たかがそんなこと」でも、傷ついた側にとっては「心にキズが残る致命傷」になることだってあるんだよな。
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うつになると、毎日はこうなる。楽しかったはずのことが楽しくない。体は動かず、頭は働かず、頑張りたいことが頑張れない。何もできないまま時間だけが過ぎ、不安や焦りに襲われる。それなのに「うつは甘え」と、他人にツラさを理解してもらえない。人生が生きづらさで覆われる病です。
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優しい人がメンタルを病み、他人の気持ちを考えない人が生きやすそうにしてる世の中、どうなってんだよ。
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うつになる以前は、多少の無茶はドンとこいだった。寝不足でも、体調があまり優れなくても、「気の持ちよう」で乗り越えられた。けれど今は、すこし無理をしただけで疲労困憊。人生の難易度がまたもや上がってしまった。「小さなストレスも積み重なれば心を壊す」と、もっと早くに知りたかった。
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自己肯定感が低いせいか、他人に褒められても「なにか裏があるのではないか」「ただのお世辞だったらどうしよう」などとあれこれ考えすぎてしまい、素直に喜ぶことができない生きづらさ、わかる人いない?
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何度でも伝えたい。繊細な人は、他人と居続けると知らぬ間に気をつかってしまっており、1人になったときにドッと疲労感に襲われ、なにもする気力が起きなくなる。だからこそ、ときに自分だけの世界に没頭する『ひとり時間』は、人生を生きやすくするための"必須習慣"です。
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これだけは伝えたい。うつを患っている人に「仕事はどうするの?」「いつまで休んでるの?」などと"将来"について尋ねるのはタブー。周りの人が思っている以上に、「このままではダメだ」と本人がいちばん焦ってる。自分なりに一生懸命に生きているから、どうか見守っておいてほしい。
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うつになりやすい人は、普通の人からしてみれば「メンタルが弱い」と思われがちだけれど、実際は「真面目でがんばり屋で他人の気持ちを考えすぎる」が正解。ただ、他人を気遣うことにいっぱいいっぱいで、自らの心が疲弊し、病んでしまう。どうかその優しさを、自分自身にも向けてあげてほしい。
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ストレスがたまってうつになり、それを回復するために自宅療養生活をおくっていると、「将来の不安」や「生活リズムの乱れ」で結局また病んでしまうの、本当に人生やってられない。
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メンタルを病んでいると「うつは甘え」「将来はどうするの?」「もっと○○した方がいいよ」などと口々にいわれることが度々あるけれど、ぜんぶ自分がいちばんわかってるんだよな。「このままではダメだ」と、毎日のように焦燥感と戦ってる。それでも、頑張りたくても頑張れないからツラいんだ。
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病まずに生きていくためには「他人と自分を比較しない」「他人にどう思われるかを気にしない」「難しく考えすぎない」それが大事だと頭ではわかっているけれど、どうしても気になってしまうからツラくない?