草木のこと(@herecomethewar1)さんの人気ツイート(古い順)

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Petunia night sky、南米原産のナス科ペニチュア属の園芸品種。ナイト・スカイの名前の通り、その夜空に煌めく星々を見るように吸い込まれそうな花は何とも魅力的。ペニチュアとはブラジル先住民族の言葉でタバコのこと。タバコもまたナス科の植物であり、その近種であることがその名の由来。
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Blue Java banana アイスクリーム・ブルー・バナナの名前で苗なども流通するバナナの一種。寒さに強く関東以南なら幹を保温すれば露地栽培も可能とか。青い果実は完熟すれば他のバナナのように淡い黄色に。味の方もアイスクリームというより酸味の強いバナナという。口溶けはアイスクリーム並み。
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Jacaranda mimosifolia キリモドキ、ノウゼンカズラ科の常緑高木。原産地はボリビアやアルゼンチンの南米熱帯地域。オーストラリアや南アフリカでは野生化してしまったものも多い。街路樹としても利用され、道路が紫色に染まった様を桜並木の道と比べてしまうけど、桜のふんわりした色の方が好き。
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Magnolia grandiflora タイサンボク、モクレン科の常緑高木。公園樹や庭木として親しまれる北米中南部原産の植物。日本には明治時代に入ってきた。タイサンとは中国山東省にある泰山に由来する名前、見映えする花や樹形を名山に例えたという。また香りが良いことでもしられる。
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Spiranthes sinensis ネジバナ、英語でスパイラル・オーキドと呼ばれるようにラン科の多年草。温帯天麩羅熱帯アジアなどに広く分布。日本でもヒトの生活圏内の土手や公園の芝生などに普通に生えていたりして、子供たちに綺麗な雑草扱いされたり公園管理で刈られたりする。
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afpbb.com/articles/-/322… 遺体を園芸用土にする埋葬方法がアメリカのワシントン州で認可され2021年に施設が開設される。誰がいつ来るのかと重そうな石の下で眠るより、好きな草木と一つなる方が自分としては良いな。日本でも認可されないだろうか?CO2の削減にも繋がるだろうしね。
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Monotropastrum humile ギンリョウソウ別名ユウレイタケ、ツツジ科の多年草。代表的な腐生植物。光合成しないためツツジ科の植物であるにもかかわらず、白っぽい幽霊のような姿。カマドウマやモリチャバネと呼ばれるゴキブリの一種が果実を食べ、その種を運搬する。
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Derek Jarman's Garden amzn.to/36kVvpN 1994年HIVで亡くなった英国の映画監督デレク・ジャーマンが愛した彼の庭。その庭が売りに出され、無くなろうとしている。彼の作品にも出演した女優のティルダ・スウィントンらがその庭を守ろうとクラウドファンディングを開始した。唯一無二の庭。
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ケサランパサラン その不思議な名前を知ったのは妹が読んでいた少女漫画からだったと思う。日本では江戸時代以降からの民間伝承らしい。またヨーロッパなどでもgossamerとかangel hairと云う似たような伝承があるらしい。その正体は植物の花の冠毛とか、動物の毛玉とか蜘蛛の糸とか言われる。
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Theobroma cacao 学名のTheobromaは「神の食べ物」を意味するというご存知チョコレートの原料カカオ。原産地であるメソアメリカでは紀元前1900年頃より栽培され、貴重品として貨幣の代わりにもなっていたという。2月14日にチョコをプレゼントされたなら義理チョコなんて安っぽい名前で呼ぶべからず。
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Cardiocrinum giganteum ジャイアント・ヒマラヤン・リリーの名前で知られるユリ科の植物の中では最大級のウバユリの仲間。およそ3.5メートルまで育つ。ヒマラヤ、ミャンマー、中国などに自生、開花までにおよそ7年かかるという。
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pholisma sonorae フォリスマ・ソノラエ、北米ソノラ砂漠、ユマ砂漠など限られた場所のみに自生するレンノア科の希少種。地下に2m程にもなる根を伸ばし他の植物に寄生する。ネイティブがこの植物を食料としていたことから「サンドフード」砂漠の食べ物と呼ばれる。匂いはペパロニ味は人参との事。
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cyttaria darwinii キッタリア・ダーウィン、キッタリア科の菌類、所謂キノコ。「パン・デ・インディオ」とも呼ばれ、パタゴニアの原住民マプチェ族などに食用とされてきた。現代でもサラダなどに加えて出されることもあるとか。無味無臭で食感を楽しむものらしい。
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Cichorium intybus チコリー、菊苦菜の和名を持つキク科多年性野菜。市場に出回るチコリーは、肥培した株から出させた芽を遮光栽培したもの。ブルーの花も綺麗なので、この花を目的に栽培する人も少なくないと思う。
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afpbb.com/articles/-/323…昆虫たちが恐竜のような絶滅の危機にあると警告するドイツのアマチュア研究者たち。虫たちがいなくなれば送粉者を失い世代を繋ぐ術を失う植物も多い。そうなれば、人の生活や動物達にも影響は及ぶ。世界はジェンガのように絶妙なバランスの上に成り立つ。
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Monotropastrum humile 日本で見られる腐生植物としては、たぶん最も知られているツツジ科多年草のギンリョウソウ。ユウレイタケなどとも呼ばれるが、中国ではその透き通るような白さを水晶に例え水晶蘭と呼ばれる。生薬としても利用され、強壮作用、強精作用、鎮咳作用などがあるとされる。
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Phyllanthus urinaria コミカンソウ、別名狐の茶袋、コミカンソウ科の一年草。葉は夜間就眠運動をする。名前の由来は、果実の見かけが小さな蜜柑を思わせることから。また国によってはハーブとして利用する文化もあり、葉を煎じる。抗酸化作用があり、薬効もあると言う。
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banana バナナとはバショウ科バショウ属のうち果実を食用されるものの総称。以前もツィートしたが、バナナの実は園芸学上は果物ではなく野菜に分類される。そのバナナの花、果実は知っていても花の姿を知る人は案外少ないと思うけれど。
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Nigella クロタネソウ、キンポウゲ科一年草の属。名前の通り黒い種子を残す。学名のニゲラもラテン語の「黒」を意味する言葉に由来する。同属のニオイクロタネソウの種子はスパイスとして利用されブラッククミンまたはカロンジと呼ばれカレーなどに使用される。園芸ニゲラの種には毒があるので注意。
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夏の陽射しに向かうヒマワリ、サンフラワーと呼ばれるように花もお日さまのように眩しいくらい。けれどゴシック趣味な園芸家でもいたのか、ダークなヒマワリも。黒ヒマワリなどと呼ばれるが実際には チョコレート色というのか、濃い赤色系の花。メイド服にゴスメイクして水遣りして欲しい。
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黒い花シリーズ 2 普通、黒百合と言えばバイモ属の高山植物のことを指すが、スカシユリの仲間などに黒っぽく見える花を咲かすユリがある。俯いたバイモの花にはない魅力がある。ユリと言うからには、やはり気高く上向きでいて欲しいなんて歪んだ願望を抱いてしまう。
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Tacca chantrieri タッカ・シャントリエリ、東南アジア原産タシロイモ科の多年草。「デビルフラワー」「バットフラワー」「ブラックキャット」などとも呼ばれる黒い花。奇っ怪な顔にも見える花は悪魔っぽくもあり黒猫にも見える。高温多湿な場所を好むのでゴスメイクは不向きかもしれない。
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木々は動かないなんて思い込みは捨てよう。森が喘ぐように息をしている。そんな風に見えてしまうのは、奪い破壊してきたという罪悪感からだろうか?そのうちに悲鳴や泣き声が聞こえるかもしれない。 twitter.com/ZonePhysics/st…
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Shorea robusta 平家物語の書き出しで有名な沙羅双樹、フタバガキ科の常緑高木。日本で育てるには温室が必要になるので、平家物語に書かれた沙羅双樹は夏椿の事だと言われる。神話学的には「生命の樹」に分類される仏教三大聖樹の一つ。
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Souvenir d'Anne Frank アンネ・フランクのバラ、ベルギーの種苗家ヒッポリテ・デルフォルヘが、アンネの父オットーにアンネの形見として捧げた薔薇。日本にはオットーの手により伝えられた。花は赤い蕾からオレンジ、赤ピンク、赤に変わる特徴を持ち少女の可能性を表すとされる。