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いわゆる“オタク”層で主に使われてきた「推し」。どれだけ一般に理解されているかという質問でしたが、「意味がわかる」とした人はなんと96%。芥川賞作品のタイトルにも使われるなど、すっかり浸透した様子がうかがえます。
#ことばの質問 結果と解説mainichi-kotoba.jp/enq-372
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「欲しい」は、「~が欲しい」という場合は漢字ですが、「~してほしい」など動詞に付いて「そうしてもらいたい」といった意味になる場合は平仮名にします。こういった付属的な意味を添えるため補助的に使われる語は漢字にしないのが基本になっています。
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「26日きらきら」「星野とちみみ」。実際のゲラで遭遇した意味不明な文字列です。一体何が起きたのか、そしてどう直したらいいのか。この謎、解けますか?
#校閲クイズ 答え合わせ→ mainichi-kotoba.jp/quiz-20210905
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鳥の「はね」。つばさという意味なら「羽」ですが、バラバラになったものは「羽根」と書きます。「扇風機のはね」のような、羽根形の器具・部品も「羽根」。でも「はねを伸ばす」のような比喩は「羽」です。どっち?と時々こんがらがりそうになります。
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「ついきゅう」の表記は使い分けに迷う定番の一つ。一般的に、責任は「追及」(追い詰める)、原因は「追究」(追いきわめ、明らかにする)、幸福は「追求」(追い求める)するものです。
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難しい「まざる」の使い分け。交は「とけあわないまじり方」、混は「とけ合うまじり方、容易に元の状態に戻せないまじり方」というのが基本です。
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「3タテ」の本来の意味は「3連敗」ですが、「3連勝」と取る人が多数派でした。
mainichi-kotoba.jp/enq-277
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伊丹市があるのは大阪府ではなく兵庫県。「大阪府の伊丹市」という間違いは定番で,同じように取り違えられやすい場所は他にもあちこちにあります。
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「けが人がタンカーで運ばれる」などと書かれているのを何度か見たことがあります。「タンカー」が「担架」のことだと気づくまで少し戸惑いましたが、最初に耳で覚えた言葉の場合、そういうカタカナ語なのだと思い込んでしまうこともありそうです。
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「ビデオテープレコーダー」の略語「VTR」。物としてのビデオテープを見ることは減りましたが、「録画映像」を指す言葉としての「VTR」は生き延びてゆく可能性が高そうです。
mainichi-kotoba.jp/enq-184
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バイオリンの数え方は「丁(ちょう)」が適切。本来は「挺」ですが、常用漢字ではないため「丁」が通用しています。この「丁」が用いられるおおまかな基準は「手に持って使う器具、道具、楽器」で、他の主な例に、鎌、かんな、ギター、銃、はさみ、まな板などがあります。
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「栃木県内の市町村」→「栃木県内の市町」
県内の市町村とうっかり書きそうになりますが、現在、栃木県には村がありません。石川、福井、静岡、三重、滋賀、兵庫、広島、山口、香川、愛媛、佐賀、長崎の各県も同様に村がありません。
#再思三省
mainichi.jp/articles/20211…
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「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」の「竈」が時々、異体字の「竃」で出てくるので、目をこらして確認しています。手書きで指摘するのも、ちょっと大変です。「炭治郎」も「炭次郎」と間違っていることがあります。こちらは「長男だから」次郎ではないと覚えられそうです。
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予想の「斜め上」という場合の意味は、「意外で予測不能」を選んだ人が6割と圧倒的でした。まずは驚きを表す言葉であるようです。気になる由来については、ついにこの用法を採録した近刊の「三省堂国語辞典」8版で触れられています。
#ことばの質問 結果と解説mainichi-kotoba.jp/enq-399
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「女医」は「女性の医者」という意味の言葉ですが、男性の医者を「男医」とはいいません。「女医」は「医者は男性がなるもの」という古い意識に基づく言葉といえます。今の時代、性別を記す必要がある場合は「男性医師」に対応する「女性医師」でよいのではないでしょうか。
mainichi-kotoba.jp/photo-20211127
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「たたかい」の漢字表記について、勝ち負けや優劣を競うものは「戦」を使うので、選挙は「戦い」です。「コロナとのたたかい」など、困難に打ち勝とうとするなどの場合は「闘い」を使います。
mainichi-kotoba.jp/photo-20160525
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#読めますか
姑獲鳥 =正解率66%
魍魎 =90%
目々連 =59%
寒戸の婆 =19%
鎌鼬 =96%
「鎌鼬」は「構い太刀」からきたという説もあるようですが、いまだに謎が解明されていない現象です。 mainichi-kotoba.jp/kanji-364
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「部長から寸志を賜る」「アニメ好きの血がうずく」「人類は科学の恩恵にあやかってきた」などの言い方は誤り――明鏡国語辞典は言葉の正誤に詳しく、校閲者が座右に置きたい辞書の一つです。
mainichi-kotoba.jp/blog-20201219
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「sustainable」を片仮名で書くと? 「声掛け」は、こえ「か」け? こえ「が」け? 「依存」は、い「ぞ」ん? い「そ」ん? 「みんながどう言っているか」を重視する三省堂国語辞典では、8版でこれらの「読み方」が変わっています。
mainichi-kotoba.jp/blog-20211226
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三省堂国語辞典は8年前の7版で「美人が7人もいなくなった」と話題になりました。「古めかしく感じられたり、昔の男性目線で書かれたりした用例だった」という考え方で用例から「美人」という語を削除したのです。今回の8版でも、そうした考え方をさらに進めています。
mainichi-kotoba.jp/blog-20211229
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しばしば混用される「おざなり」と「なおざり」。すべきことに対して「おざなり」は「全くやらないわけではないけれども、いいかげんに済ませる」、「なおざり」は「放置したりおろそかにしたりする」という意味合いが。ニュアンスの差はおろそかにしたくないものです。
mainichi-kotoba.jp/enq-325
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缶ジュースなら「1本、2本」と数えますが、空き缶になると「1個、2個」に。私たちは「容器と中身の関係を無意識のうちに感じながら数え分けをしている」(飯田朝子著「数え方の辞典」小学館)ようです。
mainichi-kotoba.jp/photo-20200308
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法的に結婚することが「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210321
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サイトのリンクを「はる」という場合、他の情報と「つなぐこと」という意味合いを含む「張る」を使います。
mainichi-kotoba.jp/photo-20200322
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中学生のAくんは、漢字の読みを聞く設問で稲妻(いなずま)を「いなづま」と書いて減点されてしまい、納得がいきません。「なんで『稲』と『妻』なのに『いなづま』じゃないんだろう」。あなたはAくんの疑問に答えることができますか?
mainichi-kotoba.jp/blog-20140222