毎日新聞 校閲センター(@mainichi_kotoba)さんの人気ツイート(古い順)

なぜ「にも関わらず」は「にもかかわらず」と書くべきなのか mainichi-kotoba.jp/blog-20190720
安倍首相の戦没者追悼の式典あいさつは以前にも「コピペ」だと言われていました。当時、原爆で罪のない市民が焼かれたことに〈仏教で、悪業の報いで地獄に落ちた人を焼く火〉を意味する「業火」を使うなど、奇妙な言葉遣いまで繰り返していることを指摘した2014年の記事です。mainichi-kotoba.jp/kanji-293
全文検索ができる唯一の表記ハンドブック、毎日新聞用語集を発売しました。適切な用字用語を一瞬で探せるのはもちろん、紛らわしい言葉などを集め、校閲者が常識とする雑学的知識も学べるよう工夫しています。Amazon Kindleで990円、unlimited会員なら無料読み放題です。 mainichi-kotoba.jp/info-20200926
NHK「チコちゃんに叱られる!」でチコちゃんが「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。豊川悦司さんが書いたのは「飠」に「交」と「子」。これをチコちゃんは不正解としました。それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてんじゃねーよ! #校閲記者ブログ mainichi-kotoba.jp/blog-20201003
「一本の傘を(相愛の)男女が一緒に差すこと」だった「相合傘」。今回そこも「男女」から「二人」に変えた新明解国語辞典の編集者は「多様な性の存在が広く認知され、受け入れられる社会になってきていますよね。辞書にはまだ古い面があったので全部見直しました」。#新明国 mainichi-kotoba.jp/blog-20201121
「壮絶」は「すさまじい、悲惨の意で使うのは誤り」。「発覚」は「単に明らかになる、判明するの意では使わない」――#明鏡 国語辞典3版では“問題のある使い方”をされがちな言葉について新たに注意喚起が増えました。直す機会が多い校閲記者としても注目しています。 mainichi-kotoba.jp/blog-20210117
法的に結婚することを「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。そのため新聞では「婚姻届を出す」などと書くのを原則としています。 mainichi-kotoba.jp/photo-20210321
「いい加減」には文字通りに「適度」という意味のほか、アクセントが変わりますが「無責任」「でたらめ」などの意味もあります。分かりやすいよう、後者の意味の場合はひらがなで「いいかげん」と書くことにしています。 mainichi-kotoba.jp/photo-20200503
政府などが使う「人流」は「なじみがなく『人の流れ』とすればよい」が8割と圧倒的でした。お役所用語としては昭和から使われていたようですが、一般的ではない上、「JINRYU\人流」という形で日本ユニシスの登録商標になっています。 #ことばの質問 結果と解説mainichi-kotoba.jp/enq-344
東京・両国にある江戸東京博物館の所在地は、東京都墨田区横網(よこあみ)。隣には大相撲で有名な国技館があり、この一帯の地名である「横網」を横綱(よこづな)と思い込んでしまったであろうケースは、やはり多くあります。 mainichi-kotoba.jp/photo-20210523
ワクチン接種を受けた後に発熱したり接種部位が腫れたりするのは「副作用」ではなく「副反応」と言います。新型コロナウイルスのワクチン接種が各地で進められていますが、副作用と副反応の違いは押さえておきたいところです。 #再思三省 mainichi.jp/articles/20210…
「幕間」をどう読むか。本来の読み方とされる「まくあい」を選んだ人が最多でしたが、「まくま」派と大差はつかず。辞書類の大半は「まくま」を誤読としていますが、一部には許容するかに見えるものもあり、読み方の揺らぎがうかがえます。 #ことばの質問 結果と解説mainichi-kotoba.jp/enq-347
「阿佐ヶ谷駅」か「阿佐ケ谷駅」か。小さく「ヶ」だったり大きく「ケ」だったりするものはカタカナではなく、漢字からできた“記号”です。 mainichi-kotoba.jp/blog-20170429
「断トツ」は「断然トップ」の略なので「断トツのトップランナー」は意味がダブります。また、たまに見る「断トツの最下位」などは、矛盾する表現ということになります。 mainichi-kotoba.jp/photo-20210606
「人は言葉を聞いた時、心の中の辞書に照らして自然か不自然かという区別をしている」 心理学者と辞書編集者の「頭の中にある意味 vs. 辞書に書かれた意味」をテーマにした対談は、言葉の意味が簡単には説明しきれないことの面白さや不思議さを実感させられるものでした。 mainichi-kotoba.jp/blog-20210612
「とうとい」は意味によって使い分けています。尊敬、尊重する意味では「尊い」ですが、貴重という意味合いが強いときは「貴い」。 mainichi-kotoba.jp/photo-20200617
ひさしぶりに見た「年棒」。古典的な誤字です。 mainichi-kotoba.jp/photo-20200621
#読めますか 淫雨 =正解率35% 洒涙雨 =32% 私雨 =23% 雨気 =44% 怪雨 =35% 「淫雨」は長雨のこと。ここでの淫は「限度を過ぎる」という意味だ。 mainichi-kotoba.jp/kanji-031
新聞の投稿欄のタイトルで「想う」を使いたかったけれど、「おもう」とは読ませられないと言われ断念しました。きれいで、意味深い「想う」が使えない不思議が、納得いきません--と読者からの異議申し立てが。これに対する用語担当者の回答を掲載します。 mainichi-kotoba.jp/blog-20170527
「前人みとう」の漢字表記は、「未到」は主として業績・記録に、「未踏」は主として土地に、と使い分けています。 mainichi-kotoba.jp/photo-20200701
東京オリンピックの開会式で君が代を歌ったMISIAさん。「国歌を斉唱」と決まり文句のように言ってしまいがちですが、斉唱は「同一旋律を二人以上でうたうこと」(広辞苑)。歌手が1人で歌うような場合は「独唱」になるので、「斉唱」とは言えません。 mainichi-kotoba.jp/photo-20210724
8月2日からの緊急事態宣言の地図に直すべきところがあります。どこでしょう。 #校閲クイズ 答え合わせ→ mainichi-kotoba.jp/quiz-20210801
相手を待たせた時のあいさつは「おまちどう(さま)」ではなく「おまちどお(さま)」。漢字を使うと「お待ち遠(様)」になるので、「どお」なのが分かります。 mainichi-kotoba.jp/photo-20210818
しばしば見かける逆接の「……にも関わらず」は、新聞では「……にもかかわらず」と直します。その理由を詳しく解説します。 mainichi-kotoba.jp/blog-20190720
「づくし」と「ずくめ」は似ている感じがあり混同されることもありますが、意味が違います。 mainichi-kotoba.jp/photo-20200801