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「欲しい」は、「~が欲しい」という場合は漢字ですが、「~してほしい」など動詞に付いて「そうしてもらいたい」といった意味になる場合は平仮名にします。こういった付属的な意味を添えるため補助的に使われる語は漢字にしないのが基本になっています。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210829
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NHK「チコちゃんに叱られる!」でチコちゃんが「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。豊川悦司さんが書いたのは「飠」に「交」と「子」。これをチコちゃんは不正解としました。それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてんじゃねーよ!
#校閲記者ブログ mainichi-kotoba.jp/blog-20201003
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法的に結婚することを「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。そのため新聞では「婚姻届を出す」などと書くのを原則としています。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210321
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安倍首相の戦没者追悼の式典あいさつは以前にも「コピペ」だと言われていました。当時、原爆で罪のない市民が焼かれたことに〈仏教で、悪業の報いで地獄に落ちた人を焼く火〉を意味する「業火」を使うなど、奇妙な言葉遣いまで繰り返していることを指摘した2014年の記事です。mainichi-kotoba.jp/kanji-293
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「~して欲しい」は「~してほしい」と、ひらがなで書くルールがあることを紹介したところ、多くの反響をいただきました。漢字で書けるのにひらがなで書く言葉は他にもいろいろあります。その理由や見分け方、どんなものがあるかなど、少し詳しく説明してみます。
mainichi-kotoba.jp/blog-20220918
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「壮絶」は「すさまじい、悲惨の意で使うのは誤り」。「発覚」は「単に明らかになる、判明するの意では使わない」――#明鏡 国語辞典3版では“問題のある使い方”をされがちな言葉について新たに注意喚起が増えました。直す機会が多い校閲記者としても注目しています。
mainichi-kotoba.jp/blog-20210117
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よく混同される言葉の代表格「おざなり」と「なおざり」。ものすごくざっくり言えば、「おざなり」は「その場しのぎ」、「なおざり」は「軽視・放置」です。写真の例のように「分配の視点がおざなり」では意味が通じないので「なおざり」が適切です。
mainichi-kotoba.jp/photo-20220824
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「一本の傘を(相愛の)男女が一緒に差すこと」だった「相合傘」。今回そこも「男女」から「二人」に変えた新明解国語辞典の編集者は「多様な性の存在が広く認知され、受け入れられる社会になってきていますよね。辞書にはまだ古い面があったので全部見直しました」。#新明国
mainichi-kotoba.jp/blog-20201121
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全文検索ができる唯一の表記ハンドブック、毎日新聞用語集を発売しました。適切な用字用語を一瞬で探せるのはもちろん、紛らわしい言葉などを集め、校閲者が常識とする雑学的知識も学べるよう工夫しています。Amazon Kindleで990円、unlimited会員なら無料読み放題です。
mainichi-kotoba.jp/info-20200926
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新聞の投稿欄のタイトルで「想う」を使いたかったけれど、「おもう」とは読ませられないと言われ断念しました。きれいで、意味深い「想う」が使えない不思議が、納得いきません--と読者からの異議申し立てが。これに対する用語担当者の回答を掲載します。
mainichi-kotoba.jp/blog-20170527
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「断トツ」は「断然トップ」の略なので「断トツのトップランナー」は意味がダブります。また、たまに見る「断トツの最下位」などは、矛盾する表現ということになります。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210606
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なぜ「にも関わらず」は「にもかかわらず」と書くべきなのか
mainichi-kotoba.jp/blog-20190720
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カザフスタンの首都名は2019年に「ヌルスルタン」に変更されていましたが、今月19日、以前の「アスタナ」に戻されました。同国で首都の名などが変わったのは、1991年の独立以降これで5回目。注意したい首都名の筆頭といえます。
mainichi-kotoba.jp/blog-20220925
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法的に結婚することを「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。
salon.mainichi-kotoba.jp/archives/95436
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「たたかい」の漢字表記について、勝ち負けや優劣を競うものは「戦」を使うので、選挙は「戦い」です。「コロナとのたたかい」など、困難に打ち勝とうとするなどの場合は「闘い」を使います。
mainichi-kotoba.jp/photo-20160525
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相手を待たせた時のあいさつは「おまちどう(さま)」ではなく「おまちどお(さま)」。漢字を使うと「お待ち遠(様)」になるので、「どお」なのが分かります。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210818
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東京・両国にある江戸東京博物館の所在地は、東京都墨田区横網(よこあみ)。隣には大相撲で有名な国技館があり、この一帯の地名である「横網」を横綱(よこづな)と思い込んでしまったであろうケースは、やはり多くあります。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210523
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毎日新聞・校閲の長い歴史の中で培ってきた校閲のノウハウ、校閲のこころを、現役校閲記者が動画の中で語る「校閲力講座」をスタートさせました。
入門編は動画20本で2000円 (税込み)です。
詳しくは↓
salon.mainichi-kotoba.jp/archives/186126
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「幕間」をどう読むか。本来の読み方とされる「まくあい」を選んだ人が最多でしたが、「まくま」派と大差はつかず。辞書類の大半は「まくま」を誤読としていますが、一部には許容するかに見えるものもあり、読み方の揺らぎがうかがえます。
#ことばの質問 結果と解説mainichi-kotoba.jp/enq-347
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新聞の投稿欄のタイトルで「想う」を使いたかったけれど、「おもう」とは読ませられないと言われ断念しました。きれいで、意味深い「想う」が使えない不思議が、納得いきません--と読者からの異議申し立てが。これに対する用語担当者の回答を掲載します。
mainichi-kotoba.jp/blog-20170527
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しばしば見かける逆接の「……にも関わらず」は、新聞では「……にもかかわらず」と直します。その理由を詳しく解説します。
mainichi-kotoba.jp/blog-20190720
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法的に結婚することが「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。
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東京オリンピックの開会式で君が代を歌ったMISIAさん。「国歌を斉唱」と決まり文句のように言ってしまいがちですが、斉唱は「同一旋律を二人以上でうたうこと」(広辞苑)。歌手が1人で歌うような場合は「独唱」になるので、「斉唱」とは言えません。
mainichi-kotoba.jp/photo-20210724
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「崇」(たか)が「祟」(たたり)になっていないかは必須の確認ポイント。後者はそもそも名前に使うような字ではないはずですが、小さい字では酷似して見え、しばしば間違っています。
mainichi-kotoba.jp/photo-20160420
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「3タテ」の本来の意味は「3連敗」ですが、「3連勝」と取る人が多数派。毎日新聞では連敗の意味に限定していますが、変化の兆しもあるようです。
mainichi-kotoba.jp/enq-277