6月1日は『電波の日』。日常生活でも電波は欠かせませんが、天文学にとっても電波は大変重要です。宇宙からの電波が初めて観測されてから約90年、電波天文学は星や惑星の誕生、銀河のたまご、そしてブラックホールの『影』と目には見えない宇宙の姿を明らかにしてきました。今後もぜひご注目ください。
2019年、太陽系の外からひとつの天体が太陽系に飛来し、話題になりました。「ボリソフ彗星」です。アルマ望遠鏡はこのボリソフ彗星を観測し、一酸化炭素が非常に豊富に含まれていることを明らかにしました。 太陽系以外の星系の組成を知るヒントになると期待されています。 alma-telescope.jp/news/borisov-2…
【アルマ望遠鏡観測成果】星の衝突でまきちらされた放射性元素を発見 alma-telescope.jp/news/ckvul-201… 348年前に発生した恒星どうしの衝突によって、アルミニウムの放射性同位体を含む分子が宇宙にまきちらされたことを明らかにしました。太陽系外で放射性同位体を含む分子が見つかったのは、これが初。
【プレスリリース】超巨大ブラックホールは銀河進化と無関係? ~アルマ望遠鏡で見えてきた電離ガス流と分子ガスの意外な関係~ buff.ly/2Fg0nAQ 銀河進化に大きな影響を及ぼすと考えられてきたブラックホール。しかし今回、影響を与えていない例を発見。両者の関係は予想より複雑なのかも。
【観測成果】イベント・ホライズン・テレスコープが描き出した最も近い電波銀河の心臓部 alma-telescope.jp/news/cena-2021… アルマ望遠鏡も参加した観測で、ケンタウルス座Aの超巨大ブラックホール周辺から噴き出すジェットをこれまでになく高い解像度で描き出すことに成功しました。
「国立天文台が作った宇宙の広さを体感できる映像」が人気のようです。これは国立天文台開発のフリーソフト Mitaka で作られたものです。無料でダウンロードして使うことができます。マウスで操作できますが、ゲームパッドがあるとさらに◎→ buff.ly/2zT4n7k
ブラックホールを撮影する試みについては、アルマ望遠鏡ウェブサイトの連載特集『地球サイズの望遠鏡でブラックホール撮影に挑む』でも取り上げています。併せてご覧ください。 buff.ly/2uxKpiE
【プレスリリース】世界初!宇宙空間の多くの分子からの電波を同時に受信するシステムの開発に成功 ―宇宙の進化や星・惑星が形成されるメカニズムの解明に向けて― alma-telescope.jp/news/press/wid… 大阪府立大学と国立天文台が、非常に広帯域の電波を一度に受信できるシステムを開発し、試験観測にも成功。
アルマ望遠鏡を使った若い星の観測でこれまで見つかったのは ✅ 糖 ✅ 塩 ✅ アルコール 料理のレシピのようですが、究極的な目標の一つは、生命の材料につながるアミノ酸の発見です。いろいろな分子が放つ特有の周波数の電波を分析し、宇宙に漂うガスの成分を調べます。alma-telescope.jp/about#aboutalm…
【アルマ望遠鏡観測画像】電波でとらえる赤ちゃん星の産声 buff.ly/2qyYYxV 生まれたばかりの星は、まるで赤ちゃんの産声のように勢いよくガスを噴き出します。そのガスから放たれた電波をアルマ望遠鏡が捉えました。
【マンガでわかるアルマ望遠鏡・特別編】アルマ望遠鏡が132.8億光年かなたの銀河に酸素を見つけたという成果を、マンガで解説。今回の成果は単に遠くの銀河を見つけたというだけではなく、宇宙の歴史を紐解く手がかりになるのです。buff.ly/2L4S2SY
今日は夜8時過ぎから皆既月食です。みなさまのところのお天気はいかがでしょうか。 ここで、2008年の皆既月食を普通のカメラ(左)とアルマ望遠鏡(右)で撮影した映像をご紹介。アルマ画像の色は月面の温度を表します。皆既月食が終わって月が戻ってくると温度が高くなってくる様子がわかります。
【観測成果プレスリリース】132億年前の宇宙に存在した大量の塵の観測に成功! ~宇宙初期の星形成史をさかのぼる~ alma-telescope.jp/news/press/mac… アルマ望遠鏡が、宇宙誕生6億年後の銀河に大量の塵を発見。塵は星の死で生み出されるため、この6億年間に大量の星の生死が繰り返されたことがわかりました。
【観測成果】クエーサー3C279の中心で輝くジェットをEHTが高解像度で観測 alma-telescope.jp/news/3c279-202… イベント・ホライズン・テレスコープによる超高解像度観測で、約50億光年彼方の超巨大ブラックホール周辺から光速に近いスピードで噴き出すジェットの根元を調べました。観測にはアルマ望遠鏡も参加。
【アルマニュース】巨大な赤ちゃん星を取り巻く降着円盤の発見 buff.ly/3tCWrEr 銀河系中心部に、太陽の32倍の質量をもつ原始星を取り巻く降着円盤を発見しました。 この降着円盤には二本の渦巻き腕が見られ、1万年以上前に別の天体が接近・通過した影響によって形成されたと考えられます。
【観測成果プレスリリース】産声から探る巨大赤ちゃん星の成長 buff.ly/2suc5E5 星が生まれるときに産声のように噴き出すガス流は星の誕生を探る手がかりです。アルマ望遠鏡が巨大赤ちゃん星からのガス流を高精細に描き出し、巨大星誕生の謎に迫りました。
週末、望遠鏡のペーパークラフトにじっくり取り組んでみませんか? alma-telescope.jp/education#pape… 精巧なアルマ望遠鏡12mアンテナ、7mアンテナ、そしてアンテナを運ぶために設計されたトランスポーター(運搬台車)まで。アンテナは仰角と方位角、トランスポーターはタイヤとアンテナ搭載機構が動きます。
【観測成果プレスリリース】アルマ望遠鏡、132億光年先の銀河に酸素と塵を発見- 最遠方記録を更新し、銀河誕生時代に迫る buff.ly/2mAs2Fe 記録を1億光年更新、アルマの高感度と重力レンズによる増光の合わせ技で、宇宙の始まりにまた一歩近づきました。
今日が仕事始めという方も多くいらっしゃると思います。デスクに飾る、2020年アルマ望遠鏡卓上カレンダーはいかがでしょう?かわいいキャラクターたちがアルマ望遠鏡の最新成果を紹介します。両面印刷・短辺綴じで印刷して、適宜カットしてお使いください。 alma-telescope.jp/assets/uploads…
アルマ望遠鏡の建設にも尽力された海部宣男 国立天文台名誉教授が亡くなられました。海部さん(当分野の慣習に従い、"さん"づけで)は、日本の電波天文学の礎を築かれました。ご冥福をお祈りし、これまでの海部さんのご努力に感謝申し上げます。 海部さん、ブラックホールご覧になれましたか。 twitter.com/prcnaoj/status…
標高2900mのアルマ望遠鏡山麓施設にかかる天の川。立ち昇る竜のようです。望遠鏡のある標高5000mでは酸素が薄すぎて人間の眼にはあまり星が見えないので、2900mくらいで見るのがちょうどよいようです。
【イベント情報】8/28 10:00~ 国立天文台野辺山宇宙電波観測所 オンライン特別公開 nro.nao.ac.jp/visit/open2021… 巨大望遠鏡運用の裏側をご紹介する特別講演、アルマ望遠鏡の成果をしご紹介するミニ講演、野辺山45m電波望遠鏡観測デモなど、盛りだくさん。 質問も上記サイトから今日いっぱい受付中です!
アルマ望遠鏡ウェブサイトで、新連載「アルマ望遠鏡のしくみ」スタート! alma-telescope.jp/column/almabas… 改めての説明をあまりしてこなかったアルマ望遠鏡の仕組みを、初歩から解説します。初回は、電波望遠鏡のそもそもの仕組み。望遠鏡は、人間の視覚と対比すると各装置の役割がわかりやすいです。
【アルマ望遠鏡観測成果】宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星 alma-telescope.jp/news/spiral-20… 赤ちゃん星のまわりに、渦巻型のガス円盤が見つかりました。この渦巻があることで、ガスが赤ちゃん星に流れ込みやすくなり、赤ちゃん星が成長していくのだと考えられています。
ある惑星に生命がいることをどう証明するか、は難しい問題です。ある分子が生命体によって作られ、かつ生命以外での生産量が非常に小さければよい指標になりますが、地球以外の惑星の大気で起きる化学反応はまだまだ研究途上。化学研究の進展にも資する成果です。 alma-telescope.jp/news/press/ven…