【SCI】4月5日 11:32(JST)、計画どおり探査機がDCAM3を分離したことを確認しました。また、探査機は計画通りの退避ΔV(加速)を行っています。
【SCI】4月5日 11:43(JST)、SCI(衝突装置)の作動が確認できるまであと10分です。
【SCI】SCIの作動は地上受信時刻で11:53(JST)です。この時刻から数分間、探査機の状況を注視します。先ほど、「SCIの作動が確認できる」とツイートしましたが、作動自体の確認はこの時刻ではまだできません。訂正いたします。
【SCI】4月5日 11:56(JST)、SCI作動時刻を過ぎましたが、退避動作中の探査機に問題がないことを確認しました。
【SCI】4月5日 12:45(JST)、その後も探査機の運用は着々と進んでいます。先ほどまで非常に多くの人で混み合っていた管制室も、現在は20人ほどで作業を進めています。
【SCI】4月5日 13:45(JST)、Gate5の確認をしました。探査機状態は正常で、探査機の退避動作が計画どおり行われたこと、SCIの分離が計画どおり行われたこと、DCAM3の分離、動作が計画どおり行われたことが確認されました。SCI分離及び退避シーケンスは成功しました。
【SCI】日本時間 4月5日15:12、高度20kmのホームポジションへの復帰を「GO」と判断しました。 現在、探査機は正常です。
【SCI】SCI(衝突装置)を分離した直後(数秒後)に、広角の光学航法カメラ(ONC-W1)で撮影した画像です。フラッシュをたいて撮影したもので、SCIに取り付けられた再帰性反射シートが白く光っています。予定通りに分離されたことが分かりました。
【SCI】SCIがリュウグウ表面に衝突したときに放出されたイジェクタを分離カメラ(DCAM3)で撮影することに成功しました。小惑星への衝突実験は世界初です。今後、どのようなクレーターが出来たのか、イジェクタがどのように分散しているのかを調べます。
みなさんこんばんは。 緊張のSCI運用(&ネット中継)からDCAM3画像の歓喜まで、感情の振れ幅が大きい一日でした。 運用室の端末に表示されたDCAM3画像。それ見つめた佐伯FDを中心に、拍手がさざなみのように広がって・・・それを目の前で見て、胸が熱くなりました。 (IES兄)
日本時間 16:04:49 、DCAM3に「おやすみ」のコマンドを送りました。 この分離カメラで撮られた画像は、今後の新しいサイエンスを拓く宝物になるでしょう。 当初の想定を超えて4時間もがんばった 勇敢なちびのきみ に幸多かれ。 ありがとうね。 (IES兄)
【SCI】4月5日 24:00(JST)、SCI分離運用のシフトとしては最後となるシフト5が終了しました。最後まで管制室に残って作業をしていた8人でブリーフィング。ささやかな拍手で、ここまでの運用を終了としました。 今回も多数の皆さんに応援していただき、どうもありがとうございました。
本日(4月8日)の運用で、「ONC-W2ぐるぐる観測」を行いました。これは、探査機側面のONC-W2でリュウグウを撮影するために、探査機の姿勢をぐるっと回す運用です。その結果、想定された方向にリュウグウを捉えることができました。探査機はリュウグウから100kmほど離れたところを飛行しています。
現在(4月16日)、「はやぶさ2」はホームポジションから水平方向に5kmくらい離れたところまで戻ってきました。もうすぐ、ホームポジションに復帰します。
本日(4月19日)発行のサイエンス誌の表紙にリュウグウの画像が掲載されました。「はやぶさ2」の論文3編(すでに公開済み)も掲載されています。 論文につきましては、JAXAプレスリリースをご参照ください。 jaxa.jp/press/2019/03/… また、こちらも是非ご覧ください。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2019041…
ちなみに、約13年前、2006年6月2日のサイエンス誌の表紙は「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワでした。
4/11の記者説明会資料PDFをプロジェクトwebにも掲載しました。 hayabusa2.jaxa.jp/enjoy/material/ こちらは、資料p.13で説明されている中間赤外カメラTIRが2秒間隔で撮った分離後のSCI(衝突装置)の動画です。背景には、500m向こうのリュウグウ地表が写っています。
(動画の再アップです) 4/11の記者説明会資料PDFをプロジェクトwebにも掲載しました。 hayabusa2.jaxa.jp/enjoy/material/ こちらは、資料p.13で説明されている中間赤外カメラTIRが2秒間隔で撮った分離後のSCI(衝突装置)の動画です。背景には、500m向こうのリュウグウ地表が写っています。
【こちはや漫画版】Vol. 9: 第一回タッチダウン 5ページの大ボリューム版です! hayabusa2.jaxa.jp/topics/kochiha…
JAXAの小天体探査の進め方は、世界からも興味が持たれているようで、nature astronomy にも記事が2つ掲載されました(4月5日掲載)。 1つ目は、JAXAのFujimoto and Taskerによる記事で、「はやぶさ2」以降のJAXAの小天体探査プログラムが解説されています。 nature.com/articles/s4155…
nature astronomy(4月5日掲載)の2つ目の記事は、広島大学の藪田ひかるさんによる記事です。藪田さんは「はやぶさ2」の サイエンスチームのメンバーです。「はやぶさ2」のリュウグウ到着からタッチダウン成功までについて、解説がなされています。 nature.com/articles/s4155…
探査機がホームポジションに戻ったことは、4月20日の09:30(JST)に確認しました。最後はゆっくりと移動していました。 そして本日(4月23日)からは、衝突装置分離後のクレーター探索運用が始まりました。本日は降下の準備で、探査機が実際に降下を開始するのは明日になります。
【CRA2】【web更新】 衝突装置(SCI)運用後の「クレーター探索運用(事後)」(CRA2)をご紹介します。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2019042… 運用は4月23日~25日です。23日は降下準備作業、24日に降下を開始、25日に最低高度(約1.7km)に達して観測し、25日のうちに上昇します。
【CRA2】SCI分離後に行うクレーター探索運用(CRA2)のシフト1が本日(4月24日)の14:30(JST)から開始されました。探査機が降下を開始する時刻は、機上で16:42の予定です。 なお、記者説明会(4/11)の資料では、CRA2の降下時刻が誤って表記されていました。正しくは16:42です。訂正いたします。
【CRA2】4月24日、15:54(JST)、Gate1のチェックが終了し、探査機・地上系ともに正常であることが確認されました。降下に向けて、作業が進行中です。