【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.19の週★ 「はやぶさ2」は、地球から見て太陽に非常に接近する合の期間に入りました。今週前半は、事前準備としてレンジ計測やDDORなどの軌道決定、および姿勢制御を行いました。 (1/3)
100回めのターンと幾度かのステップ、あかつきくんと金星ちゃんのダンスも円熟の域に入ったことでしょう。 長生きしてね、あかつきくん。 (IES兄) @Akatsuki_JAXA
中村先生からのエールが胸に響きます。 isas.jaxa.jp/outreach/isas_… 『惑星探査は一段ずつ歯を食いしばりながら石段を上がるようなものである。一足飛びに次のステップを飛ばして上に行けるわけでは無い。「あかつき」の後に続く日本の太陽系探査ミッションの成功と幸運を祈る。』 (IES兄)
はやぶさ2も深宇宙に飛び出して、今日でちょうど4年になりました。 4年前のあの日、H-IIA 26号機から送り出されたキミが初めて電波を送ってきた時のこと、ディスプレイを埋め尽くすのアスタリスクが「ぱっ」と数字に変わった瞬間の安堵と興奮は、今も忘れられません。 お誕生日おめでとう @haya2kun
そして今日はNASAの小惑星探査機OSIRIS-RExが小惑星Bennuに到着する日でもあります。 彼らもまた、人類が見たことのない世界を見せてくれるでしょう。 今日は深宇宙の話題が多くていいですね:-) (IES兄)
現在のはやぶさ2は、深宇宙探査機の通過儀礼とも言うべき「合」の運用中です。 はやぶさ兄さんとイカロスにいさんから受け継いだ「ビーコン」による通信で、この期間を乗り切る予定です。 チームも探査機も、一つずつ石段を登っていきます。 (IES兄)
【こぼれ話】『管制室の仲間たち』 前回のこぼれ話では、リュウグウノツカイのぬいぐるみを紹介しました。 twitter.com/haya2_jaxa/sta… 今日は他の仲間たちを紹介します。 ・はや2LEGOモデル(作者 @Kei_Kei_Twi さん) ・リュウグウ石膏モデル(作者 @HiroAAA さん) (続く)
【こぼれ話】(続き) ・はやツー君人形(作者 @moffmiyazaki さん) 「はや2LEGOモデル」も「はやツー君人形」も飛びものが分離するギミックありです。 これ以外にも皆様からの贈り物や応援はプロジェクトメンバの力になっています。みなさまいつも応援ありがとうございます。 (IES兄)
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.26の週★ 合期間を安全に過ごすため、先週(11月23日)の運用で探査機は「合軌道」へ投入されました。「合軌道」では12月11日に小惑星距離が約110kmで最大となり、12月29日に小惑星距離が20kmのホームポジションへ戻ります。 (1/5)
合運用の軌道で、リュウグウからの距離が最も遠くなるところに近づいてきました。本日のリュウグウからの距離は約109kmです。秒速6mmくらいでリュウグウから遠ざかっていますが、もうすぐリュウグウに接近する方向に変わります。
合運用の軌道の図です。これは、ヒル(Hill)座標系で描いたものですが、x軸負の方向に太陽があるような座標系だと思ってください。11月23日に高度20kmのホームポジションから出発した探査機は、明日(12月11日)にはリュウグウから最も離れた点を通過します。赤色の点は軌道制御を行う地点です。
【web更新】 小惑星Bennuに到着した米国の小惑星探査機OSIRIS-RExチームへ、JAXAおよび「はやぶさ2」プロジェクトから、到着お祝いのビデオレターを送りました。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018121…
本日(12月12日)SEP角が0.47度以下という最も小さい角度になりました。SEP角とは太陽−地球−探査機がなす角で、地球から見たときに太陽から探査機がどのくらい離れているかを示す角度です。太陽の見かけの直径が約0.53度ですから、地球から見て「はやぶさ2」は太陽のすぐそばにいることになります。
【こちはや漫画版】Vol. 7: ミネルバII1着陸成功!! hayabusa2.jaxa.jp/topics/kochiha…
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.12.3の週★ 「はやぶさ2」では合運用が続いていますが、「ビーコン運用」が本格的に始まっていよいよ合が近づいてきていることが実感できました。地球から見た「はやぶさ2」と太陽の角度が3度以下になると、「はやぶさ2」が送信した電波が… (1/4)
…地球に届く間に、太陽表面近くのプラズマの影響を受けます。その結果、地球で受信する「はやぶさ2」の電波強度が大きく変動して、探査機の状態を監視するテレメトリが受信できなくなることがあります。そんな時に威力を発揮するのが「ビーコン運用」です。 (2/4)
(実際には、コンピューターでも分析できるようにしています。)その結果、「はやぶさ2」が頑張って、「僕は大丈夫ですよ」と言っているのを読み取ることができました。これで準備万端、合を乗り越えることができます。 2018.12.12 T.I. (4/4)
【Web更新】MINERVA-II1ローバの命名について: MINERVA-II1ローバの名前が決まりました。 (MINERVA-IIチーム) hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018121…
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/en/news/status/ ★2018.12.10の週★ 今週は12.12の「合」の中心を挟んで、3パスの臼田局運用と2パスの海外局運用を行ないました。臼田局では「ビーコン運用」の後にテレメトリ運用を行いましたが、受信できたテレメトリデータはわずか3パケットだけでした。 (1/3)
【web記事更新】アストロダイナミクスと重力測定降下運用: 宇宙機の運動や姿勢、軌道などを扱う飛行力学全般を「アストロダイナミクス」と呼びます。2018年8月の重力測定降下運用での活躍を紹介します。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018122…
「はやぶさ2」は合運用中です。本日(12月21日)のリュウグウまでの距離は約82kmで、秒速6cmほどでリュウグウに接近しています。
今日はクリスマス! ですが、「JAXA宇宙航空最前線#33〜教えて!はやぶさ2 リュウグウってどんなところ?」が19時から放送されます。是非、ご覧ください。生放送です。 twitter.com/JAXA_jp/status…
合運用中に望遠の光学航法カメラ(ONC-T)でリュウグウの撮影ができました。この写真は、12月11日の21時頃(日本時間)に撮影されたものです。リュウグウからの距離は約110kmでした。このデータは12月21日に探査機から伝送されました。「はやぶさ2」の目はリュウグウを捉え続けています。
現在(12月26日)の「はやぶさ2」ですが、リュウグウからの距離は約48kmです。ホームポジションに向かって移動しています。
皆さんから応募していただきました〝小惑星リュウグウ〟想像コンテストですが、入選作品が決まりました。力作揃いでしたので、選考に時間がかかりました。応募していただきました皆さま、ノードとして作品を集めていただきました皆さま、どうもありがとうございました。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018122…