Kentaro Hara(@xharaken)さんの人気ツイート(いいね順)

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CPUの分岐予測をうまく利用すると、(a)のCPU命令が完了する前に、分岐を(b)の方に予測させて、(c)を投機的に実行させることができる。もちろん(a)が完了した時点で投機実行された(c)は捨てられるのだが、すでにCPUはmem[0]またはmem[256]を投機的にキャッシュへロードしてしまっている。
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結局ブロックチェーンが必要になるのは、信用の置ける存在がまったく仮定できず、かつNが非常に大きくなるような「真にP2P的な」状況に限定されるのだが(ビットコインはある程度この条件を満たした)、そんな状況はめったにあるものではない(=応用先はそうそうない)、ということだと思うのです。
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特売キャベツが開店直後に売り切れても値段は上がらない。売り手が需要に反応せずに「安すぎる」価格で売る状況はいろんなところで観測できて、それが在庫切れから転売へとつながっていくチケット転売問題の構図は実はかなり普遍的なものだと気づく(転売が起きるまで問題が顕在化しないだけの話)。
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PayPayアプリのクレジットカード登録でセキュリティコードの入力回数に上限がなくて総アタックされたのは問題だろうけど、むしろカード側の決済インフラのレイヤーにこの制限が実装されていないことの方がよほど深刻な問題ではないのか・・・。
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ここで、次のコードを実行する。 char mem[257]; char v = array->at(12345678); // 秘密のデータが保存されているアドレスを指定 if (v & 1) { mem[0]; } else { mem[256]; } // (c)
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こういうArrayクラスがあったとする。 class Array { char at(unsigned i) { if (i >= length) // (a) return -1; return data[i]; // (b) } unsigned length; char* data; };
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まず酢の効果について。熱湯1リットルに大さじ1の酢を入れて茹でると、普通に茹でるよりコシが強くなって風味が改善した。これは新たな発見だった。酢の味は水洗いのときに落ちるので残らない。12時間経過後の味も改善したが、茹でない素麺(5分)のさらさら具合にはかなわなかった。
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いまどきmallocを再発明してどうするのと言われそうですが、メモリレイアウトを完全に支配できるのでChromeによるChromeのための最適化を徹底的にかけられるんですよね。(あとこれ、大学時代から数えてぼくが関与した6個目のメモリアロケータ作品になります 笑。しゅみ・・・)
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現代では本物の熨斗鮑は伊勢神宮の月次祭と神嘗祭で奉納されるもの以外はほぼ作られていないようで検索しても作り方が出てこない。唯一見つかったのが23年前に制作されたこのビデオで(こういう映像資料は貴重だと思う)それを参考に作ってみました。 youtube.com/watch?v=khaiYV…
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環境省が袋の有料化に向けてやった実地実験が面白い。2円でも3円でも5円でも袋の辞退率はどれもいっしょで非常に高く70%〜95%。「0円」と「0円以外」との差こそが本質だという行動経済学的原理を鮮やかに描いてる。(余談:やっぱ4円は省くんだね) meti.go.jp/policy/recycle… (これの8ページ)
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余談:ANAのラウンジ利用券には面白いところが2つある。ひとつめは「転売禁止」の意味。ダイヤ会員自身は利用券なしでラウンジに入れるのでそもそもこの利用券は譲渡するためにある。つまりANAは「譲渡OKだが転売禁止」という新しい財を生み出した(普通は譲渡禁止の意味で転売禁止と書いてある)。
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「京都の伝統的なキャンディーです」と言って、ミーティングの出席者に大きな手毬飴を配ったところ、20分くらいみんなうまくしゃべれなくなって議論の進行に支障をきたす事案が発生。
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とあるトレーニングをやっていて、「最近あなたが犯した失敗をひとつ想像してください」と言われ、そのあと「事前に明確な目標設定がありましたか?」などと話が進んでいったのだが、最初に想像した失敗が「豆腐に醤油をかけすぎたこと」だったのでトレーニングに付いていくのがすごく難しかった。
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2時間議論して結論が出なかった話。ほとんどのスーパーのレジでは「お札が溜まって釣銭用硬貨が不足する」ので銀行から硬貨の束を仕入れて補充している。マクロに見れば世間の大部分のレジは消費者に対して硬貨を供給し続ける側にあるのだが、この供給された硬貨を銀行に還流させているのは誰なのか?
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さてここで問題になるのは、利益最大化を目指すはずの売り手がなぜ価格を上げて「最も高いお金を支払う人」に売ろうとしないのか。売り手が不合理なことをやってるのか、ミクロ経済学が問題を捉えきれてないのかと言えば確実に後者で、
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バームクーヘンを食べてて思ったのだけど、普段ぼくたちがやってる活動のうち、トポロジーを増やす活動(ドーナツを作る、地下鉄を建設する)と減らす活動(バームクーヘンを切る、マカロニを食べる)、どっちのほうが多いのかな?つまり、世界にある穴の数は増えているのか減っているのか。
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内輪ネタですが、ぼくの出身中学校(田舎の公立校です)が今年の卒業生全員で校歌のプロモーションビデオを作ってるのを見つけたんだけど、クオリティが突き抜けてる・・・。コンテと構成力すごすぎ。 youtube.com/watch?v=sLR_m8…
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ミクロ経済学から説明しようとすると、転売によって「最も高い効用を見出す人に財が配分される」ので転売行動は合理的という結論になるのだが、この議論には「最も高い効用を見出す人に財が配分される=Good」という価値観を主催者が共有している前提が必要で、たいていその前提は成り立っていない。
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ANAの場合、最大限に効用を満たそうとする人たちでラウンジが混雑しすぎて客層が下がって困ったわけで、ANAの望む最適な財配分はそれではなかった(=ANAは長期的に顧客になってくれる「上級国民」に配布したい)。多くのチケット転売議論の背景にあるねじれがわかりやすく見えた例だと思う。
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今日気づいたのだが、華氏を使っている国の人と天気の話をするときはケルビンを使うと便利。 ぼく「あ、ボストンは涼しいんですか?」 相手「50Fくらいだよ」 ぼく「ケルビンで言うと?」 相手「283ケルビンくらい」 ぼく「涼しくていいね!」(円滑なコミュニケーションを実現)
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これは本当にそうで、さすがに阿部寛のホームページまではいかなくても、ブロッキングスクリプトをなくすだけで(=全部の<script>にきちんとasyncかdeferを付ける)、ページロードは見違えるように速くなる。試しにJavaScriptをオフにしていろんなサイトを開いてみると、そのあまりの速さに驚くはず。 twitter.com/mattn_jp/statu…
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ブロックチェーンは技術的な話が込み入っていて面白いのでどうにも議論がそっちに飛びがちだけど、ここでは技術以前のもっと根本的な《信用》の問題だけを考える。ブロックチェーンが機能するためには、「N人が計算に参加して、かつその50%以上は裏切らない」ことが必要なのだが、
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まず経緯を説明すると、(1)去年まではANAがダイヤ会員にラウンジ利用券6枚をプレゼントしていたものの転売が常態化、(2)転売で購入した人たちはラウンジサービスを最大限に楽しもうとする結果、「上級国民」から客層が下がったとの苦情が増えて、(3)ANAは利用券に「転売禁止」を印字する策に出る。
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イギリスの食事は地雷が多すぎるので、ゆで卵とかヨーグルトとか、できるだけ無難なものを食べるようにしているのですが、このヨーグルト、開けてみたら、なんということでしょう、いちごヨーグルトにご飯が漬かっているではありませんかwwwwwwww Riceって商品名じゃなかったのか・・・。
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なぜかというと、Chromeの多くの部品は任意のメモリ量で動けるように設計されていて、「システムにメモリが余っていれば贅沢に使うし(その方が当然高速化できる)、メモリが逼迫していればすぐに減らす」ように作られています。