山崎 雅弘(@mas__yamazaki)さんの人気ツイート(古い順)

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安倍政権の新型コロナウイルス対応には「国民の命と健康、生活を守ることを優先順位第一位にしていない」のに加えて「政府は国民より上」という主従構造を絶対に崩さない、という強い意志を感じる。 他の民主主義国は「国民の命と生活第一」「政府は国民に奉仕する存在」だが、安倍政権はその正反対。
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昨日のNHK9時ニュース、政府が「一世帯あたり30万円」という政府発表を大々的に報じていたが、30万円という金額の根拠について聞かれても、岸田政調会長はまともに説明できない。 つまりこれも、マスク二枚配布への国民の激しい反発をとりあえず打ち消す「思いつきの場当たり策」である可能性が高い。
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そして現段階では「30万円」という金額は「検討中」で、なおかつ「欲しければ収入減の書類を自分で作って役所まで持って行け、役所の待合で感染しても国は関知しない」という態度。諸外国と比較して、スピード感も迅速さも全然無いのに、岸田政調会長の言いっ放しの台詞を垂れ流しで広報拡散するNHK。
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驚いたのは、全国民への即時の現金給付をしない安倍政権が代わりに議論しているのが「新型コロナ収束後に国内旅行を盛り上げるキャンペーン」だという。国内旅行のみで使えるクーポンを発行する方針で、それまでは準備期間として相談に乗る。 今月来月の支払いで生活が破綻しそうな国民は眼中にない。
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そしておとといの「シブ5時」では、実際に開催できるかどうかも不明な「東京五輪」の開会式とその前後の計三日を休日にするよう、超党派の議員連盟が調整、という話。 この国の政治家はとことん阿呆なのか、今月来月の支払いで生活が破綻しそうな国民の窮状は眼中にない人間ばかりなのか、と呆れる。
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他の民主主義国がほとんど条件をつけずに、全国民への現金給付を行っているのに対し、安倍政権があれこれと「条件」をつけて現金給付を渋るのは、そうすることで「政府は国民より上」という「政府の権威」を保持するため。条件をつける側が偉い。他の民主主義国は、国民と政府は対等だが、日本は違う。
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今「東京五輪」「大阪都構想」「憲法変更」に固執する政治家は、「私は国民の命と生活を第一に考えていません」と白状しているようなもの。国民の命と生活を第一に考えているなら、それらの話は「一時凍結」にする。誰が何を言っているか、今こそ国民は観察しないといけない。 twitter.com/yamamototaro0/…
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NHKニュースが大々的に宣伝した「一世帯あたり30万円の給付」という話は「『特定の厳しい条件を満たした』一世帯あたり」というのが主語でないとおかしい。しかも審査に相当な時間がかかり、申請者が大勢役所に押し寄せる事態は「外出を避ける」「三密を避ける」という原則とも正反対。めちゃくちゃ。
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「外出自粛と現金給付はセット」というのは単なる形式論ではない。諸外国政府はわかっている。外出すれば感染拡大を加速させる。しかし外出自粛要請だけでは効果がない。だから生活保障のための現金給付を行う。筋が通っている。 日本政府はわかってない。何のためにそれをするのかという戦略がない。
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何のために「外出自粛要請」するのかという根本の戦略がわかってないから、土日は外出自粛してくださいと言いつつ、月曜から金曜までは満員電車で通勤させる。諸外国は「戦略のために戦術を繋ぎ合わせる作戦」を展開するが、日本ではいつまでも「バラバラの戦術」だけで対処している。これでは負ける。
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安倍首相が打ち出した「布マスク二枚配布」は、あの自民党の小野田紀美議員ですら岡山弁でブチ切れるレベルの愚策だが、全体として「今何をすればいいのかわからない」「諸外国の政府がなぜそれをしているのか理解していない」首相と大臣は、一刻も早く「それがわかる人間」と交替させないといけない。
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自民党の地方議員も、自分に投票してくれた後援会の人たちの命や生活を本気で守りたいなら、何もわかっていない総理大臣を椅子から引きずり降ろす行動を始めるしかない。当分は自民党が与党でもいいから、石破氏あたりを首相にして、木偶の坊を大臣の椅子から追い出し、専門家を大臣に据えるしかない。
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「週末は外出を自粛せよ」とは、実質的には「週末は外食するな、イベントにも行くな」という指令で、その代償としての飲食業界やイベント主催者と関係者への収入補償はセットで当然。しかし政府も都知事も「行くな」だけで補償はしない。単なる営業妨害でしかない。それで感染者が出たら名指しで叩く。
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【閣僚に素人がいない】 こんな当たり前すぎることを、甘く見て怠ってきたツケが、今われわれの命と健康を脅かしている。選挙で当選回数が何回とか、首相とお友達とか、そんな理由で大臣を選んではいけない。 今からでも間に合う。首相と主要大臣を入れ替えないといけない。 twitter.com/Pre_Online/sta…
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安倍政権と日本政府が今やっているのは、海に落ちた人に浮き輪を投げる前に「本当に必要とする人に浮き輪を渡すために、まず貴方が『泳げない人』であることを証明して下さい」と要求する態度。諸外国は「とりあえず浮き輪を投げる」。諸外国は人命救助を優先するが、日本政府は形式と手続を優先する。
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「新型コロナが収束したら東京五輪」や「新型コロナが収束したら旅行クーポン配布で経済V字回復」など、現実逃避のような話を政府が堂々としている国が他にあるか。諸外国の政府は皆、自国民の生活を破綻させないことに最大限の関心を払い、現金給付等の手を打っている。政府の能力差が露呈している。
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安倍首相は一律現金給付をしない理由について「一律だと時間がかかるからスピードを優先した」と答えていたが、これほど国民をバカにした説明はないだろう。申請書類を作成する間、他の仕事ができない、という簡単な現実すら、世襲政治家や役人は理解できないのか。申請しても即時給付じゃないだろう。
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諸外国の政府が行っている「迅速な現金給付」は「既に発生した収入減への手当」だけでなく「当面外出しなくても当座の収入を補償する手当」という二つの側面を持つが、安倍首相の対処策はひたすら前者の話だけで、後者の観点には触れなかった。 それで「外出しないでください」。意味を理解してない。
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「最悪の事態になった場合、私は責任を取ればいいというものではありません」 人の生き死にに関わる感染症に関する記者会見で、政府トップがこんな「無責任居直り」の発言をすれば、普通の民主主義国なら翌日の新聞一面で大騒ぎだろう。ところが日本では全然騒ぎにならない。 twitter.com/TadTwi2011/sta…
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日本では、政府トップが責任をとらないことに慣れてしまっているので、政府トップが「最悪の事態になった場合、私は責任を取ればいいというものではありません」と居直っても、おかしいと気づかない。街中に貼られている自民党のポスターには「責任を果たす」とあるが、責任をとるという意味ではない。
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安倍首相は「最悪の事態になった場合、私は責任を取ればいいというものではありません」と述べたが、日本での感染が静かに拡大していた今年2月初め、つまりたった二か月前、彼は専門家を呼ばない対策会議の冒頭10分程度だけ出て、メディア向けの「やってる感アピール」をした後、毎晩美食三昧だった。
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日本では「竹槍」の比喩がよく使われるが、「布マスク2枚でも無いよりマシ」的な論法で言えば、先を尖らせた竹槍にも「効果はある」。凄まじい砲撃と爆撃を生き延び、敵戦車に踏みつぶされず、敵の小銃や自動小銃や機関銃や火炎放射器に殺されず、敵兵から1メートルの距離に無事「到達できた」ならば。
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先の戦争中の大日本帝国は、この「形式的には可能性がゼロとは言えないが、実質的にはゼロである状況」が「日本人は諸外国より精神力が高い」ゆえに「可能性が充分ある」という、集団催眠のような幻想の空気を創り出し、批判の声を封じた。批判すれば「日本人の精神力は高くない」主張になってしまう。
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昨日の首相記者会見、NHK以外の各局も生中継していたので比較しようと思ったが、全局プロンプターという「カンペのカラクリ」が映らないアングルにしていて、もう駄目だと思った。 1937年7月に近衛首相の首相官邸での懇談会に出て「政府追従」で一致団結した新聞各紙と同じ。 twitter.com/HON5437/status…
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昨日の記者会見で、安倍首相の「最悪の事態になっても責任はとらない」という発言を引き出したイタリア人記者の質問は、日本政府の対応が諸外国の大勢と違う「一か八かの賭け」だという重要な指摘に続くものだった。この「一か八かの賭け」だという重要な指摘を、今も日本のメディアは全然していない。