ナイフで襲われた時、素手で防御するのは絶対NGであり、とにかくカバンや衣類、本で防御するだけでも大分違います。その際、真正面で受け止めるのは危険なので、西洋の盾のように、斜め方向に受け流す事を試みましょう。
騙しうち、謀略は効果的ですが、君主がこれをやる人間だと分かれば、部下は”やがてはわが身にも向けられる”と恐怖し、不信を抱きます。 騙しうち、謀略はもろ刃の剣でもあります。
日本人は直接戦闘を重要視し、補給やスパイ活動を軽視する傾向にありますが、これは日本人のランクや権威を好む性格に原因があります。日本人は何にでも上と下の権威を付けたがり、補給員を軽視する考えなどは、例えば現代でも、配達員への蔑視感情となって現れることがあります。
戦いはどれだけ奇襲を成功させるかがカギですが、一口に奇襲といっても、基本的な待ち伏せ等の場所的奇襲の他に、さまざまな奇襲があります。
東京大空襲の際、皇居や参謀本部などの軍中枢施設は意図的に爆撃対象から外されました。これの狙いとしては、あえて目標を外して首脳部を脅すのと同時に、被害を受けた市民に無傷な首脳部を見せることにより、人心を離反させる心理的効果がありました。
敵を叩く時は余力を残さず、徹底的に叩かなくてはなりません。なぜなら、失敗したら次は挽回しようとして頑張るのが普通であり、逃がした敵は、大抵は手ごわくなってるからです。そして敵を逃がしてしまう要因の多くは、情けと無精です。
家族の情より強い戦友の絆、これに愛が加われば無敵なのでは?という事で結成されたのが、古代ギリシャのテーバイに存在した「神聖隊」です。全員男同士のカップルで構成された隊はギリシャ最強とうたわれ、少年は愛するお兄様のために戦い、お兄様は少年の前で無様な姿を見せないように戦ったとか。
@siokaze5231 両さんは避難民に物資を届けるとてもやさしい人。
共感を得て味方を増やすには、理屈や理論よりも、低級な感情を刺激するのが一番であり、そのポイントは次の4つとなります。 1.今までの功績を賞賛する。 2.互いに同じ目標を掲げ、これからしようとする事を告げる。 3.共通の、かつ弱い敵を設定する。 4.魅力的な利益を匂わせる。
全ての戦争や内乱は、経済問題に起因します。貧困になると人の心は防衛本能により、自己の責任感を薄れさせ、他者への攻撃性が増し、短絡的となり、罪悪感が薄れ、過激な行動に走りがちとなります。
「価値観の違いは争いの元なので、違う価値観がいなくなって自分の価値観のみとなったら、世は平穏になる。従って、自分以外の価値観は世を乱す元凶である」 攻撃性が高い人によく見られる兆候となります。
戦いはまず、 相手より多い兵力を集め、それが出来ない時は、 相手より強い武器を集め、それが出来ない時は、 相手を騙して急所を狙い、それが出来ない時は、 逃げたほうが無難となります。
戦国時代によく使われた謀略は、まず領主の批判を徹底的にして、民衆に対して、領主は無能だと思わせる。そして自分たちは民衆の味方だというそぶりを見せて、領主と民衆の信頼関係を壊してから領主を攻める。すると民衆の支持、援護を失った領主は容易く討ち取れるわけです。
中立という言葉は何となく人を引き付ける言葉ですが、本来は力がある者がやれることであり、力がない者が中立をしても、よその国から「あいつは戦わないやつだ」と白い目で見られ、恨みと攻撃の対象となってしまいがちです。古来より、コウモリは裏切り者よりたちが悪いとも言われます。
東証が取引停止に陥った時、東証と同じシステムだった札幌、名古屋、福岡の取引所も同時に停止しましたが、大阪だけは東証と違うシステムだったので、取引を継続することが出来ました。2つのシステムを併用するという一見無駄に見える事でも、有事の際の戦力の予備という観点においては大事となります
長篠の戦いでは、精強な武田兵は素人くさい織田兵に敗れ、幕末の戊辰戦争では武士のプロ軍団は足軽や百姓の徴兵軍に圧倒されました。とかくプロがアマチュアに苦戦する理由は、アマチュアの方が新戦法、新兵器に素早く対応し、プロほど新しいものに抵抗し、古いものにこだわるからです。
他人の意見に反応して自ら噛みついていく人達がいますが、必要のないバトル、メリットの無い戦いはなるべく避けて無視するのが大事です。 どんな人も勝ち続ける事はできず、勝利というものは限界があるので、どうでもいい戦いに勝つのは、敗北よりもたちが悪いと言えます。
緊急事態に備えて備蓄を進めるには、政府の強力な権限が必要となります。なぜなら備蓄しようとしたら、「そんな備蓄は無駄だ!」「1000年に一度の災害など起きるはずがない」と批判する勢力が必ず現れるからであり、それに対抗して備蓄をするには強権的手法のみとなります。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-…
指導者、リーダーがやってはいけないのが、自分の決定権を他人に譲る事です。 他人に任せてもし上手くいったら「なんだリーダーいらねえじゃん」という空気になるし、逆に上手く行かなかったら「あの人は自分の責任から逃げて丸投げした」と言われ、どっちに転んでもデメリットが大きいからです。
孫子では、勝利をおさめるための条件が以下の5つあるとしています。 ・戦うタイミングをこころえている事 ・兵力の効率的な配備をする事 ・政府と人民が共通の理念を持っている事 ・準備を整え、相手の準備不足をつく事 ・将軍が有能で、君主が口出ししない事
こんなにゲームBGMが使われるという事は、開会式のフィナーレは菅首相がルイージのコスプレして土管から上がってくるんだろう?
米軍の統合軍参謀マニュアルには「威張り散らすこと」は絶対やってはいけないと書いてあります。 これは、参謀将校というエリートは時には上の大将にまで進言せねばならず、その時威張ってると周囲に不快感を与えてしまうからです。 トップの側近が威張っていると、周囲の幹部との間に軋轢を生みます
明治時代、陸軍の講師だったドイツのメッケルは、日本のエリート将校の短所として以下の二つを上げました。 1.物事を簡単にできると妄信すること 2.下級の者をみだりに拘束すること これら欠点は今でも通ずるものがあるのかもしれません。
戦いでは兵站が非常に重要ですが、これは補給だけが大事なのではなく、円滑な輸送、物資の管理、経理の流れ、兵器や基地の整備等の様々な要素があります。すなわち、軍を維持するための、直接戦闘に関わらないほぼ全ての事項が”兵站”と呼ばれます。
最初、緊急事態宣言を首都圏他に限定して、後に全国に緊急事態宣言を出すのは、大戦中の戦力の逐次投入を思い出します。大戦中もそうなんですけど、結局権力をリーダーが掌握しきってないから強権が使えず、関係各所の顔色うかがいと忖度で時間がかかり、事態が悪化するまで動けないんですよね。