スパイが相手を篭絡させる手段として、贅沢を覚えさせるというのがあります。贅沢を覚えさせて、道や法を踏み外させ、後でそれをネタに脅迫し、言いなりにさせるというのが良くある手口であり、この手は、組織内で言う事を聞かない人物に対しても有効となります。
戦いとは、敗北しそうな雰囲気を察知したら、すぐに撤退すれば被害を最小限に抑えられます。 しかしそれには失敗や敗北を経験した者でないと微妙な空気が読めず、一度も失敗したことのないエリートは、勝敗分岐点が読めず、退却の決断をなかなか下せないままズルズルと事態を悪化させがちとなります。
@501st6 戦争は金ばかりかかって、空しいものだなあ。
新型コロナの影響で、物流や人の移動、経済の流れがストップして世界が打撃を受けていますが、これは戦いの構造と同じで、戦いとは兵士や弾薬、補給物資の流れの奪い合いであり、この流れを維持できるかどうかが、戦いの重要なポイントとなります。戦争とは単純に言えば”運搬”です。
愚かな政治家、指導者は自国にとっては害ですが、敵国にとってはとても頼もしい味方となります。従って相手の国は、無能な政治家をもてはやして贈り物をし、優秀な政治家は冷遇し、なんとか失脚させようとします。
地図で見たら、ロシアの隣にこれ以上NATO加盟国を作らせんぞという、プーチンの必死な意思をひしひしと感じる。
兵法も戦術も基本的に弱者の戦法であり、強者すなわち大軍の側は、力押しをすれば事足りる場合が多くなります。サッカーに例えてみれば、もし相手より人数が倍近くいれば、フォーメーションや戦術、フェイントといったものを考える必要が無く、大人数でボールをもつ者を囲めばそれでOKとなります
毒ガスの種類に嘔吐させるガスがあり、一見効果が低いように見えますが、兵を嘔吐させてガスマスクが使えないようにしてから、後から窒息性ガスを撒くという使い方があり、このように兵器や戦術は組み合わせて使えば、役立ちそうにない物でも組み合わせ次第で大きな効果を生むことが出来ます。
「囲む師は欠く」というのがあります。包囲された敵は、逃げられないと思うと団結しますが、包囲をワザと一部空けておくと、自分だけは先に逃げようと思い仲間割れを始めます。これはいろいろな応用が効き、例えば野党の一部に利益を与えて、他の野党の嫉妬心を生んだりとかも、これの応用となります。
相手の弱い部分には要点と弱点の2種類があり、どちらなのかをきっちり把握しておくことが重要となります。
戦いは騙し合いの連続であり、大軍を維持するには資金が必要ですが、だますことに関しては、資金も力もあまり必要なく、たとえマイナスであろうとアイデア次第で実行可能となります。
戦いとは、集まって相手を倒し、散らばって相手から回避する事の繰り返しです。これは自然の法則と同じで、権力が集まったり分散したり、あるいはチリが集まって星が出来て、星が寿命を迎えてまた爆散して散らばるのと似ています。
戦いにおける防御は、敵の撃破が目的ではなく、敵の攻撃を耐えて破砕する、いわば疲れさせて攻撃を続けさせなくするためであり、代表的な防御例として以下の例があります。
爆発が起きたら、とにかくすぐに伏せて、爆発を目で直接見ないようにしましょう。また爆風は一瞬ではなく、数秒間に渡って持続するので注意が必要です。
戦国時代には一向一揆が猛威を振るってましたが、信長の故郷である尾張では、一向一揆はほとんど起こりませんでした。 その原因として尾張は商業が盛んで経済的に豊かであり、なおかつ肥沃な濃尾平野を持っていたため、農民と武士の衝突がほぼ起きなかった事が上げられます。 貧困は戦乱の母と言えます
ゲームなどでは、例えば100の兵力がいてそのうち30減っても、あと70あるなという算段がつきますが、実際の戦いでは兵力が減ると味方はビビってしまい、なんとか自分だけは逃げられないかを考え、そして他の者が逃げると、遅れてなるかと我先に逃亡し始め、まだ戦える部隊が崩壊する事がよくあります
前にも書いたと思いますが、報酬等を出し渋るトップが、いざ自分が危機になってから現場の報酬を上げても、「どうせ今の危機が過ぎると手のひらを返す」と思い、少しも恩義に感じないどころか、不信感を持ちます。 news.yahoo.co.jp/pickup/6335522
戦いは滅多にすべきではなく、攻撃された時にすべきです。それも本当に自分に害が及ぶ場合にのみすべきであり、害の無い相手に煽られて突っかけていくのは、労力の無駄です。害虫は家の周りのみ駆除すべきであって、害虫が憎いからと言って、わざわざ遠くの山まで駆除しに行くのは無意味な行為です。
よそのチームの強豪を自軍にを引き抜いて、他所を弱くしつつ自軍を強くした結果、生え抜きが育たず、結局戦力がダウンしてしまう球団があります。 戦いは正攻法と奇策の両方が大事であり、奇策ばかりをしてもその場はしのげますが、正攻法をおろそかにすると、大局的に不利となります。
戦いでは生き残ることが大事ですが、逆に言うなら相手を生き残らせず、きっちりトドメを刺す事が大事です。そして相手を逃がしてしまう要因は主に、”疲れ”と”情け”の二つとなるので、相手にトドメをさすときは、特にこの二つに気を付けましょう。
日本人は皆、角が立たない事を重視し過ぎて、配慮や忖度ばかりで決断が遅くなり、自体が悪化してしまう事がよくあります。遅疑逡巡は戦の大敵となります。
戦いで最もよいのは、戦わずして勝つことです。では、どうすればよいかというと、相手と相手を争わせてこちらへの注意を逸らす事です。これは日常でも同じで、変なのに絡まれたときは真っ先に警察を呼んで、警察と変な者とで対峙してもらえばよいのです。恥と感じずにすぐ通報するのがお勧めです。
戦いやゲームの上級者は初級者に比べ防御が上手いですが、防御とはいわゆるガードばかりではなく、相手の攻撃をかわすことも含まれます。上級者は、相手の攻撃の間合いを把握し、攻撃から逃れるために常に移動を繰り返すため、初級者と比べて戦いにおける移動量が、段違いに多い傾向にあります。
軍が勝利するための具体的な行動指針を”ドクトリン”と呼びます。これはスポーツでもゲームでも同様であり、自分が勝利するための、おおまかな方針や手順等の実行要領をあらかじめ定めておくのが大事であり、これが無く、戦いが始まってから動きを考えていたのでは、結果的に遅れる事になってしまいます
たとえ無茶苦茶な主張でも、大勢の人が何回も言ったならば、第3者にとっては「大勢の人が言っているから、おそらく本当だろう」となってしまいます。 戦いで大軍が有利であるのと同じく、謀略を広めるには数が多いほど有利となります。