戦術は突き詰めていけば、兵力を集中しての中央突破か、側面もしくは背後からの挟撃による包囲殲滅の二つが上げられ、この二つはどちらも似た形をしています。
テロ活動によって政権を取る場合、大体は警察力を無力化させ、社会を不安定にさせた後、「安心を与えることが出来るのは我々のグループである」という風に人々に訴えるやり方が主な方法となります。
おっさんの4大口癖 1.「けしからん!」 2.「なにごとか!」 3.「なっとらん!」 4.「たるんどる!」 戦前から続く由緒正しいセリフです😅 twitter.com/heartatk1228/s…
スパイが相手を篭絡させる手段として、贅沢を覚えさせるというのがあります。贅沢を覚えさせて、道や法を踏み外させ、後でそれをネタに脅迫し、言いなりにさせるというのが良くある手口であり、この手は、組織内で言う事を聞かない人物に対しても有効となります。
戦いで最もよいのは、戦わずして勝つことです。では、どうすればよいかというと、相手と相手を争わせてこちらへの注意を逸らす事です。これは日常でも同じで、変なのに絡まれたときは真っ先に警察を呼んで、警察と変な者とで対峙してもらえばよいのです。恥と感じずにすぐ通報するのがお勧めです。
戦いは勝ちにこだわるよりも負けない事が大事で、これをやると敗北するという行動をなるべくとらないのが重要です。戦下手な者はリスクリターンの取り方が下手で、成功しても旨味が薄いのに失敗したら終了という方策を取りがちです。
結局ロシア人は自国が大国であることを望んでるし、その論理で行けば、ソ連崩壊時に諸国に独立されたことは恥であり敗北であるから、何十年かかろうが誰が何を言おうが、取り戻したいとずっと思っていたわけですね。 論理がどうこうでなく、感情的に許せない部分が大きいんだと思います。
「風林火山」 ・風:行動する時は、風のように素早く動く ・林:静止する時は、林のように静まりかえる ・火:攻撃する時は、火のように全力で襲いかかる ・山:防御する時は、山のようにうろたえない ・陰:隠蔽する時は、黒雲のように跡をくらます ・雷:出現する時は、雷霆のように襲撃する
新型コロナの感染拡大に伴い、様々なデマや流言が飛び交っていますが、世の中にはネットで意図的にデマを流す人や組織も存在し、多くの場合それらはこのような手口で行われます。
情報戦は相手の情報を集めるのも重要ですが、もっと大事なのは相手にワザと情報を与える事です。よほど愚かでない限り、相手は情報を徹底的に隠すものであり、情報が得にくく相手の行動が読みにくい場合は、取るよりむしろこちらからニセ情報を与えて、相手が行動するように仕向けるのが得策となります
命令を下す側は「無理な命令」を下してはならず、その際は命令の遂行を容易にできる、時間や戦力を与えなくてはなりません。そして最も大事なのは、その命令が上司の面目や名誉心からでなく、必要だからこれを命ずるという事を、受令者が確信する事です。
上司の仕事は簡単に言えば、部下に与えることであり、これはただ単に命令だけを与えるのでなく任務遂行に見合う「義務」「責任」「権限」「戦力」「時間」を与えなくてはなりません。そしてこのうち最も重要なのは、戦力と時間です。これを誤った無茶な命令は、避けるのが吉です。
戦争というのは、開戦する前は戦争する理由が多くあるように見えますが、戦争が終わって冷静になると「なんで戦ったんだ?」という風に、開戦理由を探すのに苦労する戦争が結構あります。不要不急の戦争は控えるのが良となります。
戦いやゲームの上級者は初級者に比べ防御が上手いですが、防御とはいわゆるガードばかりではなく、相手の攻撃をかわすことも含まれます。上級者は、相手の攻撃の間合いを把握し、攻撃から逃れるために常に移動を繰り返すため、初級者と比べて戦いにおける移動量が、段違いに多い傾向にあります。
戦いの歴史を見ると、勝利した戦いの場合、最初に防御から始まって、最後に敵への攻撃~撃破で終わっています。逆に敗北した戦いの場合は、最初攻撃していたのに、次第に劣勢となり、最後は防御せざるを得なくなって敗北するパターンが非常に多くなっています。
日本人の戦いの価値観として、とにかく”波風”や”いざこざ”を回避しようとし、そのためには自分が正しくても引いてしまう傾向にあります。ところが、いったん相手が波風をたてる存在だと判断すると、徹底的にその相手を攻撃し、たとえ相手の主張が合理的だとしても、「いざこざを起こすな」と批判します
冬の八甲田はやめとけ   →八甲田山遭難 補給無しの行軍はやめとけ →インパール作戦 沖縄への特攻はやめとけ  →戦艦大和沈没 消費が冷えるからやめとけ →消費税増税(New!)
戦いでもゲームでも、上手い人はタイミングをずらした攻撃を良く用います。これは相手にこちらの攻撃タイミングを読まれない用途と、こちらが攻撃すると見せかけて相手の反撃を誘う、二つの意図があります。これに対し初心者は、とにかく近づいて、間合いに入ると即攻撃したがります。
戦いでは騙しあいが常ですが、騙されないようにするには、数字を見るのが有効です。補給が少ない、時間が無いといった数字は客観的事実なので否定しようがなく、日常生活でも感情論が多く、具体的な数字や期限をあいまいにする人には注意が必要です。
戦いにおける強者に共通する事があります。それは「粘り強い」という事です。強者は負ける時でも、敗北するまでの時間をなるべく稼ぎ、簡単にやられるような行動をとりません。ぎりぎりまで生き残る努力をすることが重要であり、勝機が少ないのに簡単に突っ込むのは、相手を助けている事に他なりません
相手のリーダーが手ごわい時、カリスマ性を弱め、団結を削ぐやり方が良く用いられます。カリスマとは普通の人と違う神秘性を持ってる事なので、私生活や過去の情報を大量にバラ撒くと、普通の人々と同じだと思われて信仰が薄まります。
戦いでは常に情報が不足しており、博打的な判断をしなければならない事がありますが、博打をする際には最低限注意すべきことがあります。 1.手札は可能な限り揃えてから勝負する 2.揃えた手札は惜しみなく使う 焦って勝負したり、ビビって尻すぼみになるのが最も危険です。
ただの誹謗中傷や論理が無茶苦茶でも、大勢の人に何回も言ってもらえば、例え真偽が不確かでも第3者にとっては「大勢の人が言っているから、おそらく本当だろう」となってしまいます。 戦いで大軍が有利であるのと同じく、謀略を広めるには数が多いほど有利となります。
米大統領のロシア問題が世間を騒がせていますが、旧ソ連の時代からロシアは宣伝工作が巧みであり、現在ではSNSを利用した「トロール(荒らし)工場」という、SNS工作専門組織も存在します。これらの機関は主に、正規のネット世論を誘導するために、SNS上で多数の書き込みを行う事を目的とします。
中立という言葉は何となく人を引き付ける言葉ですが、本来は力がある者がやれることであり、力がない者が中立をしても、よその国から「あいつは戦わないやつだ」と白い目で見られ、恨みと攻撃の対象となってしまいがちです。古来より、コウモリは裏切り者よりたちが悪いとも言われます。