死ぬまで踊り続ける人々 bbc.com/culture/articl… 中世ヨーロッパで何度か起きた踊狂現象、ダンシングマニアの話。麦角中毒説などは否定されてて集団ヒステリー的なものという説が主流なのね。 医師パラケルススもそう判断したとか (錬金術師扱いされるけど、実証的な自然科学もやってた人らしい話)
LEDライトを付けたカゴを海底に下ろすとホタテが入る theguardian.com/environment/20… 別の実験してて偶然発見されたとか。海底を浚うタイプの採集に比べて環境負荷が少ないからホタテ漁にとって革新的な発見なのではないかと
ロシアにも対ドローン用電波妨害兵器あるのに民生ドローンごときに爆弾落とされてたりするのはなぜかという記事 economist.com/the-economist-… 数が少ないので破壊・鹵獲を恐れて前線に出したがらないうえ、電子戦車両Repellent-1(表題画像)とか公表されてるスペックよりかなり性能劣るらしいといった話
日本の学校における対侵入者訓練 atlasobscura.com/articles/japan… 銃犯罪が多い米国と違ってナイフが用いられるため、sasumataと呼ばれる中世の非致死性対人捕獲器具が配備され実際に効果的に使用されたケースがあるという解説
DARPAの新兵器アイデア、新世代のカスピ海の怪物「リバティリフター」 spectrum.ieee.org/darpa-liberty-… 大型輸送用地面効果翼機のコンセプトを出して作るメーカーを募集しているのだそうだ。 高速かつ大量の海上輸送が目的だけど、機体は低コストで作れることが前提らしい
ヴォイジャー1号からの通信に異常 space.com/voyager-1-tele… アンテナは地球に向いてて通信できてるのに、姿勢制御システムのテレメトリに意味のないデータが混じってるのだそうだ。原因探っているらしい (45年前の機械が宇宙放射線に晒され続けているのでなにが起きてもおかしくない)
対ロシア経済制裁を回避して密貿易してる企業を追跡する話 economist.com/international/… 隠蔽しようとしているけど、書類やAIS追跡、船員・港湾労働者の匿名情報などから見つけ、銀行などに情報提供して圧力かける。 AISオフにする船をリストアップしたり、停泊中の写真も使う(喫水から荷の量を推測)とか
ロシア軍が追い求める「スキタイの黄金」 theguardian.com/artanddesign/2… 歴史博物館の館長や学芸員が捕まって保管場所を尋問されたり、最終的に発見されて略奪されたという話。 金目のものだから盗んでいるわけではなく、ウクライナの文化・歴史を上書きするために歴史的遺産を消去しようとしている
ダンジョンズ&ドラゴンズとハンバーガーと分数 news.virginia.edu/content/dungeo… 1980年代の米国ではD&Dをプレイした若者に自殺者が多いという風説が流れたが、実際には逆だったという話。 多くの人が「何万人に1人の割合で~」の分母大きいほうが数小さいことを間違って認識してた
都会のビルで蓄電するアイデア iiasa.ac.at/news/may-2022/… 余剰電力でオモリを上げて、下ろす時に発電する重力式電力貯蔵技術。新たに塔を建てなくても最近のエレベータは回生装置が付いてるから使える。 コンテナを載せたり降ろしたりするのはロボット車両で自動化できる
世界最大のクローン生物。 オーストラリアのシャークベイにある海草の群生地、200平方kmもあるけど遺伝的に同一で地下茎が根分かれして広がっている livescience.com/australian-sea… 一部接続してないところがあったりして単一の生命体というわけじゃないらしい
ウユニ塩湖は世界最大のリチウム資源だが、世界的なバッテリー需要にもかかわらずボリビアは貧しいままという話 economist.com/1843/2022/05/3… 塩からリチウムを抽出するのは高度な技術が要るので自国だけで産業化しにくく、外国企業の参入は搾取されるという危惧から交渉が遅れているのだとか
380年前の手法でRSA暗号が解読 heise.de/hintergrund/Sc… 公開鍵暗号を解くのは素因数分解に膨大な計算が要るが、フェルマーの手法使うと素数の数が近い場合は比較的容易に計算できる。調査したらキヤノンとフジのプリンタが解けたのだそうだ (暗号キー生成モジュールが脆弱な鍵を作ってた)
公開鍵暗号、普通に使われる長さだとまず素因数分解の計算が膨大になるからRSAそのものの脆弱性じゃないけど、この鍵生成モジュール使った脆弱性として報告されてる(CVE-2022-26320) fermatattack.secvuln.info
占領下のメリトポリのパルチザン活動 economist.com/europe/2022/06… 地下抵抗組織によるロシア兵の暗殺や破壊活動、兵站妨害などの活動が積極的に行なわれているという話。 ロシア兵が現地の老婦人からパイもらって食べたら毒入ってたとか普通にあるとか
タリバンは国家を運営できているという話 economist.com/asia/2022/06/0… アメリカ撤退で政権掌握直後は一時的に経済崩壊しかけたけど、世界が驚いたことに国家予算が回復。 反政府勢力の時期から支配地域の住民から金を収奪するノウハウに長けていた (予算の多くは武器に使われるため国民は飢えている)
給与上がらないのに物価上がる日本の状況をBBCが記事に bbc.com/news/business-… 今回の物価上昇は長らく続いている経済の失敗ではなく(失敗が30年間続いていることは解説してる)、パンデミックと戦争のせいだが、国民は苦境に。 “人気のスナック「うまい棒」が2割値上げした際、全国に衝撃が走った”
ロボットの表面を培養皮膚で覆う sciencenews.org/article/roboti… 維持には栄養成分含んだ液体に定期的に漬ける必要がある
ナミブ砂漠のスイカ ウリ科植物のなかでも乾燥に強いスイカの類は現地で食料とされているが、品種改良などのために系統立てて調べるプログラムFRAMeの話 uni-bonn.de/en/news/121-20… 「スイカ類は砂漠で進化したと考えられている(仮説)」それにしてもすごい場所に生えてる © Photo: Dr. Julia Bechteler
醜い魚をもっと食べよう economist.com/culture/2022/0… 持続可能漁業のためアンコウを食べようという話(英国ではあまり食べられてないらしい)。オランダではzeeduivel(seadevil)と呼び、ちょっと前までは網にかかっても捨ててたくらい。 「イタリア人は醜い姿を嘲笑いながら食べる、日本人は肝臓が好物」
センサ内蔵軸受「しゃべる軸受®」を開発 ntn.co.jp/japan/news/new… NTN株式会社は、センサ、発電ユニットおよび無線デバイスを軸受に内蔵し、温度・振動・回転速度の情報を無線送信する「しゃべる軸受®」を開発しました。装置の外側からに比べてより高度な状態監視と早期の異常検知を実現します
地球を侵略する可能性がある宇宙文明は4つ universetoday.com/156281/there-c… 人類はここ100年で195の国家が51回侵略戦争をやってる。この値を参考にしてカルダシェフ・スケール Type 1文明が使えるエネルギー上限と、宇宙文明の存在確立と到達可能距離から推定
米国の化学者カレン・ヴェッターハーン没後25年の教訓 cen.acs.org/safety/lab-saf… 研究でジメチル水銀を扱っていてラテックス手袋の上に数滴落とすという事故により死亡。 強い毒性は知られていたが、ほとんどのゴム手袋にすみやかに浸透することまでわかっていなかった
Economistの記事で(砲撃目標を知ることが最も重要として)紹介されてる、 “ロシアの情報機関はスマホゲームを使い、ウクライナの子供たちに「街にあるいろいろな施設の写真を撮って(位置情報付きで)登録するとボーナスを出す」で重要施設の位置を収集” odessa-journal.com/the-security-s… まじか
現代社会を作り上げたネオジム磁石 spectrum.ieee.org/the-men-who-ma… 発明者は住友特殊金属の佐川眞人氏というのが通説だけど、ほぼ同じ内容の研究をGMのJohn Croat氏もやってて1983年の会議で同時に発表(お互いの研究全然知らなかったらしい)。2人にインタビューしている