451
斎藤佑樹選手
最後も
勇気100%で
登場してくれた
お疲れ様でした!
452
歌を作るとは
人との出逢いでもある
不特定多数の
誰かの人生と
関わることになる
それは楽しくもあり
怖くもある
すべての人に
満足してもらえるものを
作れているわけではない
厳しい声も耳に入る
ただ時には
追い風よりも向かい風が
滞空時間を長くする
鍛えられるところが
まだあると教えられる
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古い資料を整理していたら
安全地帯と書かれた
カセットテープが出てきた
後にセカンドアルバムになる10曲
まだ歌詞のない音源
26才の玉置浩二の声
書いている時の事を
覚えている曲が多い
たまにはノスタルジーもいいか
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安全地帯の
アルバム
人気投票
いまのところ
「安全地帯V」が
トップ
アナログ3枚組は
冒険だったな
スタジオをいくつか使い
平行して作業してた
あるスタジオではMIXを
別のスタジオでは歌を
そしてまた別のスタジオでは
楽器のダビングと
みんな元気でした!!
nlab.itmedia.co.jp/research/artic…
455
FNS歌謡祭
「結界」
宮野真守くんも
水樹奈々ちゃんも
それぞれに
書かせてもらった
軌跡があって
それがこういった形で
交差する
その点は
発火したように
美しく力強い
パフォーマンスだった
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傷つかない
心なんてない
傷つきかたが
違うだけ
同じ言葉でも
花になるか
ナイフになるか
使い方で
変わる
457
西城秀樹さんの新譜が発売される。97年にYOSHIKIさんと書いた「moment」も入る。秀樹さんにはお逢いしたこともなく、ご縁も一曲だけだけど、タイトルが示すとおり大切な「瞬間」を形に残してくれた。その人生のたとえ数分でも自分の書いた言葉を歌ってもらえる。それを奇跡と言わずなんと言おうか。
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記された
言葉や旋律だけを
歌おうとしても
たぶん足りない
むしろそこに
含まれているけれど
記されていないなにかを
捕まえることができるか
歌唱力があるのと
表現力があるのとは
違うと思う
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その年齢でしか
出来ないことがある
その意味で
Physicalな
若さの価値に
気づいた人だけが
手にできるものがある
ただ、だからと言って
もう若くはないと
落胆することはない
未来を見れば
どんな人も
いまが一番若い
460
この前の東京に行けなかったので
突然思い立って
Chageのライブを観に大阪に
往復5時間の新幹線は
流石に腰が痛いが
日帰りでも行く価値のある
いま彼がしたいことが詰まった
いいライブだった
遠景というツアータイトル
その意味も聞けて
また先へ行こうか
まだ先へ行こうか
461
青山劇場が改修され残るらしい。少年隊の「PLAYZONE」を思い出す。公演のための作品も何曲か書かせてもらった。歌にとって劇場はオーディエンスとの距離を測れる重要な場所だ。歌が言葉がちゃんと届いているか。100人と1000人のキャパでは、声の響きが違う。言葉も同様に。また新しい物語が生まれる。
462
911 神に戸惑い
311 地と海に怯え
年毎に雨を怖れ
2020 人との距離を
強いられた
それでも
歌だけは
いつも
聴こえていた
未来
どんなことが
起こっても
それだけは
変わらないと
信じたい
463
突然ですが、
ラジオやります!!
詩と音楽の5分間
2021年1月1日 START
「ここは夜のどこか」
詩、朗読、選曲 松井五郎
月〜金 20:55-21:00 ON AIR
エフエム世田谷
fmsetagaya.com
464
優しい言葉を並べて
歌を作ることは簡単だ
ただそれだけで
優しい歌になるとは
限らない
歌も器でしかないのか
そこに心を注ぐのは
やはり人なのだ
465
さみしいことに耐えていくか
さみしいことに甘えていくか
さみしいことに委ねていくか
さみしいことと生きていくか
なんであれそうなることに
従えばいい時もある
それが痛みを伴うとしても
それは心がある証拠
466
ずいぶん
思い出していなかった
歌のことを
誰かがSNSに
書いてくれていたりする
あゝこの人は
自分の人生の数分間を
僕にくれたのだと
実感する
そして
それ以上に
価値のあることが
あるだろうかと
ただ思う
467
安全地帯1984年
「Kissから」という歌の中に
「あなただけInvitation」という
フレーズがある
実は最初に提出した時そこは
「あなただけ淫靡でしょ」だった
流石に…とプロデューサーに言われ
リライトしたが…だから
「Invitation」には「淫靡でしょ」の
意味もある
作詞は面白い!!
468
根拠のない
「大丈夫」や
負担になる
「頑張れ」
誰かを
励まそうと
口にする言葉は
ほんとに難しい
「ひとりじゃない」と
何度も書いてきたけれど
それも時には
重さが変わる
その言葉に
どんな行動が
伴えばいいか
心が問う
僕に問う
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もしクリスマスだけは
戦場で銃が置けるなら
残りの364日も
そうできる日が
いつか…
Merry Christmas.
470
非常時
言葉に救われる事もあるが
言葉にすがる怖さもある
不要不急の意味や程度が
わからないと
不満を言う声も聞こえる
言葉はあくまで記号だ
その言葉が持つ意味も
状況で変化する
免疫力には
考える力や読み解く力も
含まれている
そんな気がした
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472
過去には
戻れないのだから
すべては
未来への
助走だ
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この間偶然
トシちゃんに逢った
路上だったので
少し立ち話をしただけだったけど
彼は昔から無条件に
力をくれる男のひとり
「ごめんよ涙」その他
一緒に作ったたくさんの歌を
彼は裏切らない
そんな
ずっと「田原俊彦」でいる彼を
僕はリスペクトとする
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先日
ある事務所に
打ち合わせに伺った時
スタッフの方から突然
光GENJIの
「風のYELLが聴こえるか」が
昔から大好きで
今日も聴いてきましたと
言って頂いた
後藤次利さん作曲
1994年の作品だ
どこかで…
誰かが…
それが
僕らの力になる
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和紙に流した
墨のように
雲が流れる
夜の空
まもなく
月が
満ちる
夜が明ければ
覚悟の一ヶ月が
はじまる
大丈夫
次の満月は
笑顔で
見られる
そう信じよう