401
事実を複雑に
見ようとする目と
真実を単純に
伝えようとする声と
現実を混沌に
陥れようとする手が
この世界には
溢れている
感情を
無関心でしか
守れなくなるとしたら
それは怖い
402
クレジットに
作詞松井五郎と
表記があっても
その詞を最終的に
歌にしてくれるのは
聴いてくれる人たちだ
つまりその表記の
松井五郎は
代表者みたいなもので
歌の完成は
聴いてくれる人たちの
心の中にある
403
歌が
デジタルで
残せるように
なったせいかな
ライブで
聴く歌は
また価値が
上がった気がする
それさえも
複製は
作れるけれど
再生して
聴く歌は
また違って
聴こえる
戻れない瞬間に
歌は存在する
玉置浩二の
ステラシアターライブ
観ていて思った
404
405
406
ある日突然
すべてが
いやになって
消えてしまいたく
なることがある
理由があれば
対処すればいいだけだが
理由がないのが
理由だから
始末が悪い
そんな時
なにもない
紙に向かって
ただ思いついた
言葉を
一言
書いてみる
それがなんであれ
「私」が
少しだけわかる
407
誰だって
いまの自分を
はじめて生きてる
そして
明日の自分も
明日はじめて
経験する
だから
不安も
希望も
あっていい
あっていいんだ
408
傷ついた理由と
傷つけた理由と
心に残るのは
どちらだろう?
怒りよりもたぶん
許しは難しい
愛情が深いほど…
という場合もある
言葉だけで
どうなるものでは
ないとしても
「ごめんなさい」は
はじまりに
できると
信じたい
409
ヒット曲は
ひとりでは
できっこない
自分の
力以上の結果が
たくさんあった
いいメロディ
いい声
いいアレンジ
いいファン
いいスタッフ…
助けられたと
つくづく思う
410
僕らが出逢った
1980年代は
ギミックの強い歌詞も
色々書かせてもらった
それはとても
想像力と創造力を
鍛えられた
Chageとの新作
Liveが楽しみ!!
411
うまくいかない事を
誰かのせいにしてないか
うまくいった事を
誰かのおかげだと思えるか
自分の弱さと
自分の強さに
向き合って
さぁ今日は
空が晴れた
412
言霊があるように
音霊もある
耳をすまそう...
413
「忍たま乱太郎」の原作
「落第忍者乱太郎」の
連載が12月で終わる
尼子騒兵衛先生
お疲れさまでした
忍たま乱太郎には
「勇気100%」をはじめ
何曲もの関連作品を
書かせて頂いた
ありがとうございました
先生は新連載の準備も
されているらしい
頑張ってください
この世界中の元気
抱きしめながら!!
414
歌詞を理解して…
と言う歌手がいるが
頭で考える理解は
さほど役に立たない
むしろその言葉に
憑依する力が
必要ではないか
かつて玉置浩二と作った
歌のいくつかは
文法も含め意味性を排除した
それができたのも
彼の声があったからだが
どういう意味か?と
人に訊かれるたび
不思議な快感があった
415
光GENJIのデビューシングル
「STAR LIGHT」は
作詞:飛鳥涼 / 作曲:チャゲ&飛鳥
光GENJIとしての最後のSINGLE
「TRY TO REMEMBER」
光GENJI SUPER 5としての最後のSINGLE
「Bye-Bye」
それぞれの歌詞を書いた時
その頃はChageともAskaとも
あまり逢う機会がなかったが
やっぱり運命的なものを感じた
416
頑張れば
かならず
夢は叶うとは
思わない
でも
頑張れば
叶う夢も
あれば
頑張らなければ
叶わない
夢もある
417
もしかしたら
優しさを
保つには
距離が必要
時には
相手に
悟られないように。
その覚悟が
ないなら
そうしない方が
優しい場合がある
418
やりたい事のためには、やりたくない事もたくあると覚悟しないと。夢は現実に近づくほど難しくなる。時として夢が叶う事と覚める事は似ていたり。なにかになるより、なにかでい続ける事の方が苦しい。それでも、と思える心があれば。未来はわかってくれる。
419
結果を
出せない理由を
環境のせいだと
思ってるうちは
環境が変わっても
たいした結果は
出せないんだろうな
環境が最悪でも
できる人はできる
背中を追いかけるなら
そんな人の背中を
追いかけたい
420
田村ゆかりさんが
光GENJIを聴いててくれた
最後のシングルは「Bye-Bye」
デビュー曲やラストの曲に
関わることは
作家にとって意味がある
感傷と希望
少し複雑な気持ちで
書いた記憶がある
「勇気100%」は
ジャニーズのアーティストが
歌い継いでくれてるが
光GENJIがはじまりだった twitter.com/yukari_tamura/…
421
窓を開ければ
空気がわかる
蛇口をひねれば
水が出る
「あたりまえ」が
ありがたい
422
チャンスは
天から
降っては
こない
幸運の
ように
見えても
よく見れば
自らの
行動に
紐づいて
いるものだ
423
25年前に
学校で歌った
勇気100%を
いま娘と
歌っています…
そんなメッセージを
頂いたことがある
いつかお孫さんとも
歌う日が来るのかな
あの歌はいまでも
新しい葉をつけて
伸び続けている
424
「仲間」と見た景色は
かけがえのないもの
いつかそれぞれが
それぞれの道を
選ぶ日が来て
その先で
心が折れそうな
時があったら
ふりかえってみるといい
また頑張れる力を
きっともらえる
425
窓の向こう
一度静まった空から
また散らかる雨の彩
昨日の玉置浩二ショー
再放送を観ていた
安全地帯5人が元気な姿
ちょっと胸にくる
はじめて逢った
あの頃から
田中君は
いつも笑ってた
その笑顔に
救われてたんだと
今頃気づいた