国立公文書館(@JPNatArchives)さんの人気ツイート(古い順)

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承安5年(1175)6月20日、鹿ケ谷事件を受けて、俊寛らが鬼界ヶ島に配流されました。画像は紅葉山文庫旧蔵の『平家物語』巻三より「足摺」。島に置き去りにされた俊寛は「足摺」(地団駄)をしたそうです。謡曲や歌舞伎にもなった場面ですね。
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今日(6/21)は夏至。一年で最も夜が短い一日です。百人一首の和歌「夏の夜はまだ宵ながら明ぬるを雲のいづこに月宿るらむ」を思い出しますね。当館の夏の企画展のテーマも百人一首。実は夏の和歌は全部で4首しかありません。この歌と持統天皇の「春過ぎて」のほかに残り2首、わかるかな?
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昭和40年(1965)6月22日、東京で「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」、通称日韓基本条約が調印されました。昭和26年から昭和40年までの7次に及ぶ日韓会談を経て締結され、日本と韓国の国交は正常化しました。写真は日韓基本条約に関する御署名原本です。
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軍用機の設計に多く携わった堀越二郎は、明治36年(1903)6月22日、群馬県藤岡市に生まれました。現在開催中の企画展「翔べ 日本の翼-航空発達史-」でご紹介しているこちらのパネルは、堀越と三菱内燃機製造の技術者を写したものです。日本航空協会よりご提供いただきました。
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天武天皇元年(672)6月24日、大海人皇子(天武天皇)は、兄の天智天皇の子である大友皇子に対抗するため、吉野を脱出して東国へ向いました。これが、かの有名な壬申の乱の始まりとされています。当館は、日本書紀の写本を多数所蔵しています。buff.ly/2tADvpk
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企画展「翔べ 日本の翼―航空発達史―」は、土曜日も開催しています。 画像は、日本航空協会よりご提供いただきました掛軸「航空機之発達」のパネルです。縦軸と横軸に高度と速度が巧みに組み合わされて航空機の性能が表されています。高さの比較に山々が、速さの比較には機関車が描かれています。
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雨の多い季節になってきましたね。憂鬱な気分を紛らわすために、古典文学の中から雨の場面を探してみました。画像は紅葉山文庫旧蔵の『源氏物語』より「帚木」の挿絵。有名な「雨夜の品定め」の場面です。この絵では光源氏たちも憂鬱そうですね…buff.ly/2tVgAV6
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文化6年(1809)6月27日『雨月物語』の作者の上田秋成が没しました。和歌・俳諧・国学研究にも大きな業績を残しています。画像は明和3年(1766)版『諸道聴耳世間猿』。様々な職業の人々を皮肉っぽく滑稽に描いた秋成による浮世草子です。buff.ly/2sXQVhj
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貞応3年(1224)6月28日、北条泰時が鎌倉幕府第3代執権の座に着きました。泰時の事績と言えば貞永元年(1232)の「御成敗式目」の制定ですね。日本最初の武家法典です。画像は林家旧蔵の正保4年(1647)版。buff.ly/2tAVwEa
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弘化3年(1846)6月28日、デンマーク軍船が相模国鶴ヶ岡沖合(現神奈川県)に現れます。目的は世界各地の測量でした。『通航一覧続輯』弟那瑪尓加国部(請求番号184-0270)にその時の様子が記されています。今年は日デンマーク外交関係樹立150周年。秋に開催の特別展をお楽しみに!
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7/22(土)から、平成29年度第2回企画展「ふしぎなふしぎな百人一首」を開催します。お正月のかるた大会をはじめ、マンガなどでもお馴染みの百人一首ですが、今回の展示ではその"謎"に迫ります。夏休み企画も同時開催。どうぞお楽しみに!buff.ly/2sL2KHi
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陰暦6月30日は夏越しの祓。半年間の厄を落とす行事で、百人一首の和歌「風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける」はこの行事を詠んだものです。百人一首における夏の和歌は、この歌と持統天皇の「春過ぎて」と清原深養父の「夏の夜は」ともうあと1首。最後の1首、わかるかな?
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平成29年度第1回企画展「翔べ 日本の翼-航空発達史-」は、今週末(7/8)までです。今回の企画展では、日本の民間航空の歴史を中心に、航空に関する制度や人物についての資料をご紹介しています。皆様ぜひお越し下さい!buff.ly/2twdTx7
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7月22日から始まる平成29年度第2回企画展は「ふしぎなふしぎな百人一首」!実は百人一首には知っているようで知らない「ふしぎ」がたくさん。夏休みはそのふしぎな魅力を再発見してみませんか?親子で楽しめる各種イベントもご用意しています。
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今日(7/4)ご紹介する企画展の見どころは、南極探検で知られる白瀬矗(しらせのぶ)の請願書。白瀬は、南極探検に飛行機を活用することを願い出ましたが、政府は実現困難として却下しました。白瀬の夢は、数年後にアメリカのリチャード・バードによって実現されます。
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梅雨の季節にふさわしく、古典文学の中から雨の名場面をご紹介しましょう。画像は紅葉山文庫旧蔵の『曾我物語』の挿絵です。曾我兄弟が仇討を決行したのは激しい雨の晩のことでした。赤穂浪士の仇討が雪の晩として演出されるのと対照的ですね。buff.ly/2u5H9Ih
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宝暦7年(1757)7月、平賀源内の提案により、江戸の湯島で薬品会が開催されました。薬品会とは薬種や物産の展示会のことです。その数回にわたる成果をまとめ、解説を添えた『物類品隲』(ぶつるいひんしつ)は宝暦13年に出版されました。図は蛤蚧(オオヤモリ)と鼉龍(だりゅう)です。
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陰暦7月7日は七夕。百人一首の「鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」(中納言家持)は、寝殿の階を牽牛・織女を渡す天の川の橋に例えたものです。7月22日から当館では平成29年度第2回企画展「ふしぎなふしぎな百人一首」を開催します。お楽しみに!
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昭和9年(1934)7月8日は、岡田内閣が発足した日です。海軍長老の岡田啓介によって組閣された、穏健な「中間内閣」でしたが、「二・二六事件」を受けて瓦解しました。画像は、「二・二六事件」の後、岡田首相の生存を発表した際の資料です。buff.ly/2tKSLCP
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企画展「翔べ 日本の翼―航空発達史―」は、いよいよ本日(7/8)が最終日です。日本の民間航空に関する歴史を中心に、明治末からの航空に関する制度や人物についての資料をご紹介しています。開催時間は9時15分から17時00分です。お見逃しなく!
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嘉永7年(1854)7月9日、幕府は日本船を異国船と区別するため、日の丸を日本惣船印とすることを定めました。このことは『徳川禁令考』等の他、『嘉永雑記』にも記されています。『嘉永雑記』は江戸で剣術指南を業とする藤川貞が記した雑録です。buff.ly/2sMCJJe
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7月24日(月)から、つくば分館にて夏の企画展「おもしろ地獄-地獄はたのしい?-」を開催します!古来より日本人が描いてきた地獄のイメージや死生観を様々な古典籍からご紹介します。期間中は、和綴じによるメモ帳作りも体験できます。 buff.ly/2t3CIMd
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保元元年(1156)7月11日、保元の乱が勃発しました。画像は『源平盛衰記』の挿絵で、乱に敗れた崇徳院が魔縁(怨霊)となった様子です。優れた歌人でもあった崇徳院に一体何が? 詳しくは7月22日からの「ふしぎなふしぎな百人一首」展で!buff.ly/2t3L06C
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平成5年(1993)年7月12日、M7.8の北海道南西沖地震が発生しました。画像は、激甚災害指定のため、農林水産大臣から内閣総理大臣へ閣議を求めた閣議請議についての決裁文書です。buff.ly/2t38JUO
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建久3年(1192)7月12日、源頼朝が征夷大将軍に就任しました。以前は、この年を鎌倉幕府の成立年としてきましたが、現在では、頼朝が諸国に守護・地頭を設置した文治元年(1185)など、諸説あります。画像は、鎌倉幕府の公式記録として編纂された『吾妻鏡』の該当部分です。