国立公文書館(@JPNatArchives)さんの人気ツイート(古い順)

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明治9(1876)年5月9日、上野公園の開園式が行われたそうです。画像は、明治11年3月に内務省が太政官へ提出した上野公園の実測地図。内務省の地理局が刊行した初めての近代的測量地図と言われています。2500分の1スケールで描かれています。
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今日(5/10)は、「コッ(5)トン(10)」の語呂合せからコットン(木綿)の日だそうです。画像の「草綿(きわた)一覧」は木綿の製法を紹介したもの。明治5~9年にかけて博物局から刊行された日本の伝統的技術や産業について子ども向けに解説した教草(おしえぐさ)の内の1枚です。
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明治2年5月11日(1869年6月20日)は、新撰組副長土方歳三の命日です。戊辰戦争最後の戦場となった箱館五稜郭で命を落としました。画像は、明治7年(1874)に五稜郭が開拓使から陸軍省に移管された際の届出に附属していた絵図です。#新撰組
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画像は「庶物類纂図翼」から5月が見ごろのイチハツ(鳶尾、一初)です。アヤメ類の中で一番最初に開花することから、一初の名がついたそうです。「庶物類纂図翼」は幕臣の戸田祐之が書いた薬草類の写生図画集で、国の重要文化財に指定されています。
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今日(5/14)は、「碁(5)石(14)」の語呂合わせから、碁石の日だそうです。画像は、万暦37年(1609)に刊行された、中国明代の囲碁の書『坐隠先生訂譜全集』です。「坐隠」は囲碁の別名で、坐しながら隠遁するという意味。とはいえ、挿絵では碁盤を囲んで何だか楽しそうですね。
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元治元年(1864)5月14日は、神戸海軍操練所が開設された日です。同所は江戸幕府が設立した海軍の教育機関で、頭取は勝海舟、塾生には坂本龍馬や陸奥宗光などがいました。当館で所蔵している海舟の著作『海軍歴史鈔』にも、同所に関する記載があります。
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今日(5/15)はJリーグの日。平成5年(1993)5月15日にJリーグが開幕したことに由来するそうです。開幕戦は国立競技場で行われました。画像は昭和33年2月13日の次官会議資料より、国立競技場法案に添付されていた競技場の図です。
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明治22年(1889)5月16日、東京・京都・奈良に帝国博物館が置かれました。美術部長は岡倉覚三(天心)、美術部理事はアーネスト・フェノロサでした。東京の帝国博物館は、今日の東京国立博物館の前身にあたります。
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画像は、紀伊国和歌山藩の付家老で同国新宮城主の水野忠央が編纂した古筆・古画・古器物の図録『千とせのためし』より古鏡の図です。図案がとても精緻に描かれています。同書には他にも古筆や古鈴など、22点の美しい多色刷り模写図が収録されています。
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昭和41年(1966)5月18日、地震保険に関する法律が公布されました。地震保険制度は政府と民間により共同で運営され、火災保険で免責になっている地震・噴火・津波による損害にも、保険金が支払われるようになりました。
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次回の展示会の開催まで、いよいよあと一週間となりました。5/27(土)より開催の平成29年度第1回企画展「翔べ 日本の翼」では、昭和30年代に開発された戦後初の国産旅客機「YS-11」に関する資料も展示いたします。ぜひご来場ください。buff.ly/2pzNjS0
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明治20年(1887)5月20日に博士を規定した「学位令」(勅令13号)が裁可されました。これにより明治21年5月7日、会津藩出身で東京帝国大学総長となった山川健次郎、法律学の基礎を築き民法制定に活躍した箕作麟祥ら25名に博士号が授与され、日本で最初の博士が誕生しました。
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今日(5/21)はリンドバーグ翼の日 。チャールズ・リンドバーグが大西洋単独無着陸横断飛行を達成したことに由来するそうです。北太平洋横断飛行の途上、昭和6年(1931)には、妻アンと共に日本にも寄航しました。画像は、日米航路の発達と親交増進の功績により叙勲されたときの裁可書です。
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今日(5/22)は、幕末から明治期に活躍した、日本の写真術の開祖と称される上野彦馬(1838-1904)の命日です。画像は、上野が訳した化学実験のためのマニュアル書『舎密局必携』。付録で「撮影術」が詳しく解説されています。「舎密」とは化学(オランダ語で化学をセーミ)のことです。
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毎月23日は不眠の日だそうです。皆さんはよく眠れていますか?画像は、明代の科挙に首席で合格した人物の逸話を紹介した『明状元図考』の挿絵。勉強中の居眠りで龍に乗る夢を見ています。当時、優秀な人物や幸運な人物には必ず良い前兆があると考えられていたようです。こんないい夢を見たいですね。
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武家諸法度(御条目御法令)が湿っている?!画像は『御書物方日記』延享3年(1746)5月24日の記述です。奥右筆組頭水谷又吉から武家諸法度が収められている箱(御条目御法令箱)の中が湿っていると指摘されています。文庫で大切に保管してあったとはいえ、湿ってしまうこともあるんですね。
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5/25は納本制度の日。昭和23年のこの日、国立国会図書館で納本受付が始まったことに由来するそうです。当時の国会図書館の館長は金森徳次郎。日本国憲法の「産婆役」としても知られ、この春の特別展でもご紹介しました。画像は金森が議会答弁に際し「象徴」の言葉の意義を調べたという英語辞書。
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いよいよ明日(5/27)から、平成29年度第1回企画展「翔べ 日本の翼-航空発達史-」が始まります!今回の企画展では、日本の民間航空の歴史を中心に、航空に関する制度や人物についての資料をご紹介します。皆様、ぜひご来場ください。buff.ly/2qNlJOw
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文暦2/嘉禎元年(1235)5月27日、藤原定家が和歌百首を書写したことがその日記『明月記』に書かれています。これが現在知られている小倉百人一首という説が…?実は謎の多い百人一首、当館の夏の企画展で特集します。お楽しみに!
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本日(5/27)より、企画展「翔べ 日本の翼-航空発達史-」がスタートします!会期は7月8日(土)まで。入場無料です。皇居外苑・北の丸公園エリアの散策にもとても気持ちの良い季節です。ぜひお越しください。 buff.ly/2qVu1Wx
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こちらは、日本航空協会からお借りした画像だそうで、明治43年(1910)、日本で飛行機が初めて飛んだときの様子。
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企画展「翔べ 日本の翼-航空発達史-」では、日本航空株式会社からも特別にご協力をいただきました。画像はそのひとつ、同社よりお借りしたモデルプレーン。右下は1964年の東京オリンピックで聖火を運んだ特別機だそうです。他にも普段はなかなか見られない資料が展示されています。お楽しみに!
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江戸城に象がやってきた!『徳川実紀』享保14年(1729)5月27日の記事によると、前年の6月、中国の商人に連れられて象2頭が長崎に到着、1頭は死んでしまいますが、残り1頭が京都を経由して、江戸までやってきます。天皇や親王、公家、将軍、大名、幕臣たちが象を見学しました。
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1828年5月28日(文政11年4月15日)、伊勢国から江戸への航海中に遭難し、漂着したロシアに約10年間滞在したことで知られる大黒屋光太夫が78歳で亡くなりました。画像は、幕府の医官桂川甫周が光太夫の見聞に基づいて著し、幕府へ献上した書、「北槎聞略」です。
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つひにゆく道とはかねて聞きしかどきのふけふとは思はざりしを――誰にでも訪れる死とはいえ覚悟はできないもの。陰暦5月28日は在原業平の忌日です。画像は紅葉山文庫旧蔵の『伊勢物語』で、業平をモデルとする男の最期の和歌が載せられています。buff.ly/2s2AbBS