末次 健司(@tugutuguk)さんの人気ツイート(リツイート順)

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<<お尋ね・拡散希望>> ある植物の実体を解明しようとしているのですが、1875年6月にヨハネス・ユストゥス・ラインが立ち寄った「紀伊」の場所を絞れる情報をお持ちの方がおられたらご教示いただけますと幸いです。
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コウベタヌキノショクダイは、奇花ぞろいのタヌキノショクダイ属の中でもとりわけ美しく、まさに「妖精のランプ」のように暗い林床を照らし光り輝いてみえる素晴らしい植物です。今回の発見が契機となり当該自生地に保護策が講じられることと、さらなる自生地の発見が期待されます。
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先日久しぶりに出たフィールドにて.光合成をやめて菌を食べる植物の中では最も有名なギンリョウソウです.その幻想的な姿から「ユウレイタケ(幽霊茸)」や「水晶蘭」との別名があります.光合成をやめた植物のなかでは普通に見ることができますが,普通種だからこそ有名で人気なのかもしれません.
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タヌキノショクダイの仲間は、普段は落ち葉に隠れており、開花期間のわずかな期間のみガラス細工のような鮮やかな美しい花を咲かせます。この様子から、タヌキノショクダイの仲間は海外では 「fairy lantern(= 妖精のランプ)」と呼ばれています。
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これまで、ウサギは主に葉を食べると考えられてきたため、種子の運び屋としての役割にはほとんど注意が払われていませんでした。本研究は、ウサギの仲間が種子の運搬を担うことを証明するアジアで初めての研究です。
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ネジバナとアキネジバナは形態ではほとんど区別できませんが、今の時期、開花中、もしくは枯れた花、緑の果実がついているものはアキネジバナと考えていただいて良いと思いますので、ぜひご協力いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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植物が「光合成をやめる」という究極の選択をした過程で起こった変化を明らかにしたい学生さんを随時募集中です.HPでも,末次のスタンスを説明していますので、研究室を選ぶ際の参考にしてください.sites.google.com/site/suetsuguj… また研究室見学は随時受け付けていますので,お気軽にご連絡ください.
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日経サイエンスや日経新聞の記事で、光合成をやめた植物に関心を持ってくださった方は、ちょうど明日の菌学会(熊本&youtube)で一般向けシンポジウムで、もう少し詳しい話をお聞きいただけます!無料・誰でも可というのはなかなかない機会だと思います。ぜひぜひどうぞ! twitter.com/tugutuguk/stat…
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科博で,1月8日から27 日まで、NEWS 展示「最近話題となった日本からの新種、珍種、新発見」が開催されております!私もパネルの作成や標本や動画の提供などで協力させていただいております.ぜひご覧ください!
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しかも今回の新種のネジバナ、最初は珍しいものと考えていたのですが、調査を進める過程で、普通のネジバナ同様、庭やベランダにも勝手に生えてくるような事例が複数見つかりさらにびっくりでした!!自然の驚きは、身近に潜んでいます! twitter.com/nhk_darwin/sta…
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5月28日(土)14時~17時の講演会「光合成をやめた植物「従属栄養植物」の不思議な生活」(Zoom:昆虫学土曜セミナー)の最後の宣伝をします。申し込みは木曜までとのことです!光合成をやめた植物について、たっぷりお話できる良い機会ですので、ぜひ参加をご検討下さい。
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ミズカマキリ論文,7月号のニュートンで紹介いただきました.ありがたく思います. twitter.com/tugutuguk/stat…
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ネジバナは、日本で最も身近にみられるラン科植物として古くから愛されていました。ありふれた「ネジバナ」が2種に分かれるという事実は、私たちが日常的に触れる自然の中にもまだ未知の世界があることを再認識させてくれる成果だと思います。
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一方、私たちは昆虫が鳥に食べられた場合、体内の卵が消化されずに排泄されることに気づき、卵を介した移動の条件として、(1) 卵が丈夫、(2) 受精しなくても孵化する、(3) ふ化した幼虫が自力で餌場にたどり着くといった条件を考え、この条件を満たすナナフシで検証を行うことにしました。
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もちろん周辺の動植物に影響を及ぼさない植物なんていないので、影響が無いとはいいませんが「危険外来植物」は煽りすぎですかね。ちなみに生態系に影響を及ぼす恐れが大きいものに対する公的な名称は「特定外来生物」で、これにはナガミヒナゲシは指定されていません。
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東大理学研究科生物学専攻の先生による分析結果です.「みなさんの発信力を駆使して、この情報を保護者の方、ご家族、友人、知人にいち早く拡散してください。」との塚谷先生(私の光合成をやめた植物の共同研究者で東大の生物学科長)からのメッセージです.
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ネジバナは学生時代から半ば趣味的にライフワークとして取り組んでましたが、新種が存在することを突き止めるのには10年近く年月がかかりました。Twitter・Facebook経由でサンプルを提供いただいた方も多数いらっしゃいます。皆さまにお礼申し上げます。
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ラン科植物は、華やかで美しい花を咲かせることで有名です。一方、高貴で珍しいというイメージを持たれがちなラン科植物でありながら、ネジバナの仲間は、芝生や土手、公園などの人間の生活圏に近い環境で普通に見ることができ、我々にとって親しみ深い植物といえます。
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同じものだったとしても分布域にも興味がありますので,早咲きのネジバナを発見されたら,ご協力どうぞよろしくお願いいたします.
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なお世界最小の果実をつけるツチトリモチの仲間の種子散布様式を世界で初めて明らかにした論文も発表しています。報酬や誘因に寄与しないと思われる微小な痩果の代わりに、巨大で赤色をしたフレッシュな苞で、鳥をおびき寄せていることがわかりました。doi.org/10.1002/ecy.31…
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そこで私たちは、さらに丹念に全国各地の「ネジバナ」を収集し、形態、開花時期、受粉様式、DNA分析などの多角的な視点から、正体不明の「ネジバナ」の正体を検討し今回の新種記載に至りました。和名は発表された新種が最も多く見つかった八丈島の名を冠し「ハチジョウネジバナ」と命名しました。
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ネジバナ(捩花)の名は、花が螺旋状にねじれてつくことから名付けられた名前で、その面白い見た目とガラス細工のような可憐な花から、古くから人々に愛されてきました。ネジバナは、古くは万葉集にも詠まれ、江戸時代には盛んに栽培されていたことが知られています。
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しかしながら、私たちが2014年ごろから、ネジバナの分類・生態学的な調査を行ったところ、開花時期が4月~5月ごろと通常のネジバナと比べ1ヶ月以上早く開花し、子房や花茎に毛を持たない「ネジバナ」が九州以北に点々と分布していることがわかりました。
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タヌキノショクダイの仲間は、植物の本懐である光合成をやめた植物の一群で、キノコと見紛うばかりの奇妙な花をつける特殊な植物です。中でもコウベタヌキノショクダイはこれまで花の一部が欠けている標本1個体が採取されているだけで、しかもその発見場所は既に開発により消失してしまっていました。
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Maximさんが主導した,奇妙な形の花を咲かせるタヌキノショクダイ属内の系統を明らかにした大論文が出版されました.80種からなるタヌキノショクダイ属のうち,41種をカバーした力作です(本属のほとんどは新種記載の一度しか発見されていなことを知るとその凄さが分かってもらえると思います). twitter.com/BotJLinnSoc/st…