「あらかじめ予診票と身分証を手に持ってお待ちください。予診票は封筒から出して、身分証も財布などから出して手にお持ちください」って100万回くらいスタッフさんが言っても、自分の順番がきて初めて鞄からごそごそ封筒出して財布を探し出すみたいなひとがちらほらいた。これが1回目のワクチンのとき
数週間経った2回目のワクチンのとき、入り口でスタッフさんが「予診票と身分証を出してください」「では手に持ったまま、あちらでお待ちください」と声かけするのに変わっていた。これなら誰でも手に持ったまま待機する。出来ないひとを責めない。出来るように仕組みのほうを変える。とても勉強になる
近いうちに『おしゃれして、ひとりで、生活圏にはないカフェでランチを食べてくる』というのをやります。誰かと行くとそのひとに合わせてしまうから、ひとりで行くこと。生活圏ではないのだから誰にどうおもわれるかは一切気にせず、自分のおしゃれをすること。というのがカウンセラーさんとの約束です
先日、産業医の方と話していたときに「ダイエットでしてはいけないのは実は激しい運動なんですよ。激しい運動のあとは、必ず激しい食欲がきますから。三食ふつうに食べて散歩。10年後も出来ることをやりましょう」って言われたのを痛感してる。今日すごくハードな一日だったんだけど、食欲もすごかった
社会科見学に行ったパン屋さんで試食にもらったラスクが美味しかったから、全部食べずにハンカチにくるんでポケットに入れて持って帰ったんだけど、ハンカチのなかでラスクは粉々、お母さんとパパに食べてもらいたかったと泣き出す息子、かけらを食べて「うまい!」「うまい!」と煉獄さんになる我と夫
傷ついたりショックを受けたりしたときには、自分は傷ついた、ショックを受けたと自覚してケアをしてあげないと、無視した感情はなかったこと箱に押し込まれていって、いつしか気持ちの収納スペースを占領してしまう。スペースがないから、ちょっとした出来事で余裕がなくなってパニックになるんだな
きょう初めてこの『ゆっくりレジ』に並んだんだけど、ベテランさんと新人さんのペアでレジをしてくださる仕組みで、新人さんも慌てずにゆっくりとレジを覚えられるし、世間話OKだから「がんばってね」「ありがとうね」って新人さんに声かけてるひとおおくて、いいことしかなかった。やさしい世界 twitter.com/amazakeiko/sta…
女の子は本当に育てるのが楽。時間割や宿題も自分からやるし、朝の支度も自分できちんとするよーって話を先日保護者さんたちとの雑談で聞いてて(それに比べて男の子はっていう笑い話つき)わたし自身が小学生女子だったとき全然そうじゃなかったから、真顔で聞いてしまった。だらしない女子だった
母が何度も話す話がある。自分が子どもだったころ、おばあちゃんが甘い金時豆入りのちらし寿司をつくってくれたんだって。幼かった母は、豆なんか入れないでと言ってよけて食べた。そのときのおばあちゃんがとても悲しそうな顔をしていたという話。喜ぶとおもって入れてくれただろうにと母はいつも話す
きっと、おばあちゃんを傷つけてしまった自分をゆるせなくて母は何度も話すんだろうね。この話になるといつも「またその話ー!」って茶化してたけど、今度は言ってみよう。お母さんはわるくないよって。70を過ぎた母のなかにも、幼い子どもだったころの母がいる。許してほしい子どもがいるのだ
いつもは静かな家に幼児と小学生たちが来て暴れていることに対する気持ちが顕著に顔に出ているねこ
お父さん、想定内だったのだろうな、長男がこういうことを言い出すこと。「考えなしにものを言うな」と言うのは、お父さん自身がとても熟考されたことなのだろうなと。菓子屋も服屋も誰のことも下げず、自らも上げずに、商売をしている人間に敬意をはらっていらした #カムカム
来春一年生になる子が小学校を体験する日、息子は保健の係で「授業中つらくなったら、がまんしないで言う」「保健室までは保健係さんと行く」のを実際やって見せるんだって。この体験が生まれたのはコロナ禍の中で「具合がわるくなったら無理しない」ことが定着したかららしい。これはとてもよいこと
警察のひとってすごいなとおもった話なんですが(長いよ!)、先日商品が盗まれたんですね。その売り場から逃げる人をみたスタッフの話をもとに防カメを確認、盗まれた商品のめどをつけて在庫を調べたらAという商品の在庫が合わないため、Aが盗まれましたと被害届を出す話になったんですよ
スタッフの証言、防カメ映像、在庫合わないがそろっているのに警察の方々はしつこく「本当に盗まれたのはAなのか」を調べるの。何回も同じ質問をされて、あなたがAだと決めつけてくる根拠は?って少し疑われ始めたりして。なんで犯人の容姿とかよりこんなに盗まれたものを調べるのですかと聞いたら、
容疑者が見つかって何を盗んだかを聞いたときに、盗まれた商品が完全一致しないと捕まえられないから、これが一番大事なんですというようなことを教えてくれた。それでスタッフが見たという売り場全部隅々まで何時間もかけて調べたら、なんと盗まれたとおもいこんでいたAは棚下に落ちていたんです…!
それで防カメを再確認し、在庫調査もやり直したら、盗まれたのはAの商品の下にあったBだと分かったのです。もし軽率にAが盗まれたという被害届を出していたら、容疑者が見つかっても商品が違うので釈放だったことでしょう。すごい。しつこい捜査すごい。たかが数百円の商品でも、窃盗は窃盗ですからと
先入観やおもいこみをとっぱらうってすごく大変なことなんだな、そして警察のかたはそのことがどれだけ大事かをよくご存じなんだなあとおもいました。ちなみに防犯カメラを「防カメ」って書いたのは、警察のみなさんがそう言ってたのがかっこよくてまねしました。有能な警察亀っぽくていいね防カメ
久しぶりに朝ごはんを食べに近所の子がきた。みかんとトーストを出す。学校までひとりで行ける?と聞くと、信号のところまで来てというのでゴミ捨てついでに一緒に行く。ゴミ袋をひとつ持ってくれた。ママはきょう早出だから見つからないよ、大丈夫、と言う。そっかと答える。霜柱を踏みながら歩く
以前から子ども食堂のことを調べたり記事を読んだりしているんだけど、本当に子ども食堂が必要な子どもは、子ども食堂に行けないのではないかな。ほとんどの子ども食堂は、ママやパパや他の誰かにバレないように行けるところじゃないから
集金の入った封筒をなくしたとスタッフが軽くパニックになって電話をしてきた。車の運転席側の下とサイドポケットをみて、なかったらまた教えてと伝える。数分後、無事発見された。わたしは落としものとなくしもののプロなので、大事なものがどこへ吸いこまれるかあらゆるパターンを熟知しているのだ
落としもの忘れものなくしもののプロは、ひとが何かをなくすことにも非常に寛容であり、ひとが「え?あれっ?」と言い出した時点でもう全てを察してフォロー体制に入る
この年齢になっても、家でない場所で服を着替えることが怖くて、超早技で着替える。それは小学生のとき、学生が企画する宿泊イベントへ行って、めちゃくちゃ怖い目にあったトラウマからだ。誰にも言わないまま生きてきたけど、今になって誰かに言わなきゃいけなかったんじゃないかっておもっている
他の子や、次の年の参加者にも被害者が出たんじゃないか。わたしが誰か大人に話していれば、止められたのではないか。時々そんなことをおもって苦しくなる。性被害は、被害者の恥ずかしいという感情を人質にする犯罪だとおもう。ずっと何年経っても人質にとられているから、ずっと恥ずかしいままなのだ
頭の良い大学の学生さんたちだったから、いま教育や政治に関わっているのだろうなとおもう。年齢的には責任のある立場のひとも少なくないだろう。若い頃の悪ふざけとしかおもっていないだろうし、おそらく忘れている。まさか46の女がいまだに着替えるのが怖いと言っているなんて信じられないことだろう