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レジにビニールカーテンがついただけで、こんなに穏やかに仕事が出来るのか。たかがカーテンにどれほどの効果があるのかはわからないけど、不特定多数のひととのあいだに全く仕切りがなく、どんなひとをも拒否できない無能感や絶望感はなくなった。薄い薄いカーテンに守られて、きょうは仕事ができた
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スーパーへ行ったら、いつもレジ係をされているかたが売り場の補充をされていたので会釈をした。そしたらあっちあっちとジェスチャーをされるので指差してくれたほうへ行ってみたら、わたしがいつも買うピザがセール価格になっていた。手を振ってありがとうを伝えた。全く無言の、でも温かい会話だった
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『きのう何食べた?』でも、史朗さん行きつけのスーパー中村屋でこんなやりとりあったよね。帰り道おもいだしながらにやにやしたよ
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「何もわかっていないのに友人や有名人がハッシュタグを上げ始めたからといって、あなたまで乗っからなくてもいいですよ。恥をかきますよ。あなたのためをおもってご忠告します」というDMをいただきました。いまわたしはイエモンのJAMを熱唱したい。僕は何をおもえばいいんだろ僕は何て言えばいいんだ
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さっきツイートした話、わたしのコンプレックスは自分が「バカ」であることなんですよ。でもね、それを愛敬にして生きてきた。だから「なにもわかってないのに恥をかきますよ」なんて、毎度の恥なんですよ。そして今回のことは、わたしでもやべえってわかりますよ #検察庁法改正法案に抗議します
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わたしたちはこれから、これまで以上に協力してゆかなければ生きてゆけなくなりました。だから新しい生活様式へアップデートします。何かを無理やり決めることは、非協力的な古い生活様式です。国も、国民と一緒にアップデートしてください
#検察庁法改正の強行採決に反対します
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数年前、経営のアドバイスをしてくださる方に自虐的な冗談のつもりで「いやー貧乏ひまなしですよ。服も本も買えません」って話をしたら、真顔で「まずはそれがおかしいとおもうことから始めませんか。辛い状況に慣れてしまうと、おかしいとおもえなくなるんです」と言われたことを最近よくおもいだす
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息子に「小学校、どう? 大丈夫? 心配なことない?」と聞いてしまいそうになるけど、これはわたしが安心したいがための質問なので、しない。こんなことばかり聞くと、子どもは親を安心させるために無理してしまう。わたしがそうだったから。いつも通り過ごしながら、さりげなく表情や食欲をみているよ
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あとね、息子が泣くたびに夫が「男が泣くな」って言うんだけど、秒でわたしが「男や女は関係ない。泣く泣かないは自分で決めたらいい」って言いにくるからね、その速さはもう名人芸だからね
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ぐちゃぐちゃのレジ袋を投げてきてふんぞりかえってるおじさんが来たので、これでもかというくらい手を消毒してから袋に触れたら「もうコロナなんて何日も出とらんのやぞ。大げさやな」と笑われたので「あ、食品衛生上です」って答えたら黙ってくれた。堂々と、端的に言う準備と練習をいつもしている
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言い負かしたいとか、やり返したい気持ちで臨むと後味がわるいんですよ。ただ一瞬でお互いが「そっか」「ならしゃーない」ってなる方法をいつもシミュレーションしています
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接客業ってたいてい仕事前に唱える表みたいなのがある。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「またお越しくださいませ」みたいに。すぐ口から出るようにするには言い慣れておく必要があるんだよね。だからいろんなシチュエーションに備えて、時々ぶつぶつと練習しています
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廃棄の食品ばかり食べて食費を浮かし、激安だけど朝2時間しか日光が入らない部屋に住んでいた時期、どんどん身なりや言葉づかいが投げやりになって、節約してるはずなのに全くお金がたまらず、税金払うのに定期解約して何してるかわからなくなって以来、食事と日光と身なりと言葉は大事にしています
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小1担任の先生に聞いた。わずかな時間だけ、班別に机をくっつけて向かいあったんだって。みんな嬉しそうにはしゃいでいたそう。先生が「本当は給食もこうやって食べるものなんだよ」と言ったら、えええ!このまま給食たべたい!ってみんな言っていたって。そうだよ、給食はわいわい食べるものなんだよ
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机を離してみんな前を向いて無言で給食を食べて、おかわりしたいひとは無言で手をあげて先生に知らせるって、どんな世界だよ。子どもにはこんなにきびしくしているのに、おとなは
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去年の夏、わたしのミス、それも単純な入力ミスのせいで大口のお客さんを失った。ご迷惑をおかけしたかた全員にお詫びに行ったら県内のあらゆる住所に詳しくなってしまったくらい、そのくらい大口のお得意先をなくした。そのお客さんがね、きょう店頭にいらしたんですよ。やっぱりあなたに頼むよって
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たった2ヶ月の一学期だったけど、重たいランドセルと重たい水筒持って学校歩いて行って、学童行って、宿題して、次の日も学校行って学童行って宿題して、毎日毎日、小学一年生みんなほんとうにすごかった。2020年に小学生になったこと、すごかったよってこの先もずっと褒めたい
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担任の先生が、例年と違ってグループ活動や手をつなぐとかの触れ合いを避けるから「無理やり仲良くする」っていうのがなくて、みんな自然と気の合う子と仲良しになってるし、ひとり静かにいたい子も全然浮かないし、いいこともあるんですよって仰っていたよ。あの、はい2人組になってー、がないんだよ
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品薄のときにマスク取り置きしてと言ってきたかたも、1人ひとつのトイレットペーパーを何回も来店しては買って行ったかたも、きのうイソジンはあるかと尋ねてきたかたも、さかのぼれば震災のとき店にある水と電池すべて買って行ったかたも同じお客さまなので、同じかたが同じ騒動を起こしてるのだろう
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スーパーの冷食コーナー、一面冷凍餃子にしてあるところがあって、見知らぬ奥さんと「これってアレですよね」「アレですよね」って笑いながらお互い味の素の冷凍餃子をかごに入れました
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息子が1歳になるまでずっと枕元に置いていたタッチセンサーのルームライト。息子は3時間おきに起きる乳児で、泣き声がするたび朦朧としながら手を伸ばしてライトをつけ、授乳していた。そのライトを寝る前の絵本読みのために久しぶりに出したら「これ、赤ちゃんのときいつもみてた」と息子は覚えていた
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息子の通うスイミングスクールは服を着て泳ぐ授業がある。持ち物は空のペットボトル。まず服を着て泳ぐのがどれだけ重くて大変かを体験する。そのあとペットボトルを抱えて浮く練習。バランスが難しい。最後にライフジャケットを着る。楽に浮く。スクールの子はみんなライフジャケットを持つようになる
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「お母さん、たいまって何?」ってニュースを一緒にみていて聞かれたので「つかまる草」って答えたら、ターザンみたいなの?って言ってたので、わたしももう少しことばを選ぶようにしなければならない
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カウンセラーの資格をとって、子ども電話相談の受け手ボランティアを仕事のあとに何年かしていたんですが、電話の内容はもちろん電話の受け手をしていることも話してはいけなかったので、決まった曜日の夜に連絡がとれなくなるわたしを、当時の彼氏は真剣にわたしをスパイだと疑っていたんですよ