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「多様性」を謳いながら、これまで差別行為をしてきた人たちを起用しその説明もなく、性的マイノリティ差別をしてきた人の作った曲を使い、テレビでは手話通訳がなく、セネガル出身のアーティストの開会式出演を拒否。「安全安心」を謳いながら全くバブルにはなっていない。私はこの状況を楽しめない。
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差別発言・行為をして辞任・解任された人たちを擁護する声を目にする。
細かい事実関係は当然わからないけれど、どんな理由があっても差別は差別で、その「擁護するつもりはありませんが」こそが、差別の温存に加担してきたのではないか。
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「まあでも仕方ないよね」とか「みんなそれぞれ頑張ってるし」とか「明るくポジティブにいこうよ!」って私は思えない。そういう雰囲気が差別を温存してきたと思うから。私はこの状況を許さない。
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差別構造を無自覚に維持していたり、特に学ぶ必要性を感じてこなかった人たちに、抑圧を感じてきた経験や学ばざるを得なかった中で得てきた知識を一生懸命説明しても、論破しようとされたり結局行動変容しなかったら、そりゃ学習性無気力になる。それでも声あげるしかできない。
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「境界知能」の人に支援が届きづらい、という文脈は大切だけれど、IQだけを重視することはスティグマにつながりやすくなってしまうのでは。
そもそも知的障害は知能だけではなく適応行動も含めているのに、数値でわかりやすいからかIQだけに焦点当てられがち。
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学校や少年院で境界知能の子どもたちが適応的な行動ができないのは、その子が境界知能だからじゃなくて、これまで学校でその子にあった学び方で行動を誰も教えてこなかったから。学校がマジョリティ仕様の教え方でしか教えられるキャパしかなかったから。
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10代の障害のある子ども向けの自分の権利や社会資源に関する本欲しい。
・合理的配慮の意思表明の仕方
・障害者手帳ってなに?
・グループホーム、就労支援、移動支援などの社会資源の紹介と利用方法
・虐待防止法、雇用促進法、差別解消法の解説
出版社の方!一緒に書きたい方!募集!
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障害児教育・支援に関わる人、「一般の子とは違う子どもをトレーニングでよりよくしてあげたい」「私が関わることで救ってあげたい」的な考えでこの分野に足を入れると、変わらなければならないのは子どもというよりも、教える側の自分の考え方や接し方ということにぶち当たる。そこに気づけるかどうか
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もっと言うと、障害のない自分自身に特権があり、自分たち特権者仕様の社会に自分は恩恵を受けてきていること、特権者仕様の社会を維持することにこれまで加担してきたこと、などに気づく。「救ってあげたい」「トレーニングでよりよくしたい」的考えに疑いをもつ機会をつくる大切さ。
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誰にでも等しく人権があること、そして、自分にはどんな権利があるのか、それを守るために自分はどんな行動ができるのか?を知りそのために行動した経験がないと、他者の権利主張に対して「ずるい」や「特別扱いは無理」と思ってしまうのかもしれない。
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通常の学級で合理的配慮を「ずるい」という子どもがいたら、それは権利について学ぶ絶好のチャンスだと思う。そもそも子どもたちにはどんな権利があるのか?その権利を守るためにどんな行動ができるのか?差別はなぜおこるのか?なぜ合理的配慮が必要なのか?など、学べる機会。
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小田急線の事件。女性を選んで攻撃したヘイトクライム。そんなこと絶対に許されないはずなのに、加害者の行動に理解を示す人たちがいることがその背景にある問題を示唆している。相模原市のヘイトクライムが起きた時と同じ構造。
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女性や障害者など、属性に対する憎悪が引き起こす暴力、絶対に許してはならないと大声で表明したい。
#StopFeminicides
そしてヘイトクライムに理解を示す人が大勢いる、それを引き起こしている構造に対して自分はどう働きかけたらいいのかを考えたい。
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ヘイトクライムを「理解できる」と対象となった属性の人が見れる場で表明することがその属性の人にどれだけの恐怖を植え付けるのか。それにも関わらずその言葉を表明する人が多いと言う実態。
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2019年から小中高教員免許において特別支援教育が必修となり、私はその授業を担当しているが、「社会が健常者仕様に作られていることに気づけてよかった」「この授業で初めて障害について考えた」「特別支援学校の免許取得を検討したい」「特別支援教育コーディネーターになりたい」との学生の声嬉しい
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ツイッターである出来事について声を上げると「これについても声を上げるべきだ」「なぜ黙ってるんだ」ってリプライめっちゃくる。
ツイッターだけで運動しているわけではないし、何についていつどうやって声を上げるかは私が決めること。
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許せない発言。
他者や自分を「役に立つ」「役に立たない」のものさしだけで見てきた結果の発言なんだろう。
そのものさし、いろんな人の中にあってよく見え隠れしているし、教育の中でも植え付けられていると感じる。「役に立つ人の方が偉い」「できる人の方が偉い」「税金納めている人の方が偉い」
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アメリカのドラマ、自助グループに行くのが当たり前感すごい。アルコール依存症の自助グループ、恋愛・セックス依存症の自助グループ、自閉症自助グループ、家族の自助グループ...いろんなドラマに出てくる。
助けを得ること、弱さを自己開示するのが当たり前というのがとても素敵と思う。
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「頑張っている/頑張っていない」のものさしで線引きをするのもよく教育でなされる。「障害のある子だって頑張っている」、良かれと思ってよく言われることだけど、頑張っていようが頑張っていまいがそこにいる権利も学ぶ権利もある。
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差別的言動がどれだけ社会で重く捉えられているかがわかる。
「差別的発言」に対して、「言った人にも事情があった」「賛否両論」「炎上」などの報道を聞く子どもたちと、「差別的発言で無期限出演停止処分」の報道を聞く子どもたち。
nikkansports.com/baseball/mlb/n…
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「不快な思いをさせたこと」ではなく「差別に加担したこと」を謝罪してほしい。ムーミン大好きだからこそ、お願いします。 twitter.com/moomin_jp/stat…
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学校の先生方にスモールステップについて研修すると、「でもそんなに甘やかしたら社会で必要な力が身に付かない」って多くの方が言う。実際にはその思いを持って高すぎるハードルを設定することがその子の自信を奪ってそれこそが社会に出たときに影響するのに。
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これは幼稚園・保育園から始まってて、「甘やかしたら小学校に入ったときこの子が困る」と。一人一人の先生が悪いとか言いたいのではなくて、それが当たり前になってしまっている。
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女性であり、障害のある方であることで受ける複合的な抑圧。ひどい。
駅アナウンスによって障害女性が痴漢・ストーカー被害にあっています! 国交省から鉄道事業者に改善を求める事務連絡が出されました。 | DPI 日本会議 dpi-japan.org/blog/workinggr…