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マッチングアプリで出会った理工系の男と会話が弾まなくて気まずいときには「今まで勉強してきて一番面白かったことはなんですか?」と面接みたいなこと唱えれば何故かベラベラ話し始めるので時間が稼げます。
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正論ばかり突きつける人のことをロジカルハラスメント略してロジハラと言うらしいですが、そうなると理学部物理学科なんてロジハラ養成所と言っても過言ではない。
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なぜ大人は集う理由として飲み会を使うのだろう。スマブラ大会とか公園でサッカーとかお菓子パーティーとかの方がワクワクしない?
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研究に限らず日本全体に届いて欲しいんですが、少数の異常な人間や例外に合わせて規則を次から次に付け足すのを止めて下さい。要求する側は大した労力ではないと思っているんでしょうが、そういうのが積み重なると大勢の人間の莫大な時間を浪費することになります。
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わざわざ大学に入って「勉強したくない」と言う大学生を見ると、ハンドルを握る教習生に「運転したくない」と打ち明けられた助手席の教習所教官の気持ちが分かる。
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博士の肩身狭いから日本中の博士号取得者で仲良く無人島に移り住んでみんなの専門知識を活かして博士の楽園を作ろうか。
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友「誰でもいいから彼氏欲しい」
私「それ理工学部のキャンパスで彼氏募集のビラを配って初めて許されるセリフだぞ」
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小学校行って、中学校行って、高校行って、大学行って、就職して、結婚して、子供が生まれて… と自然に移っていくと思ってたけど、後半になればなるほど指数関数的に難易度が上がることを、クソガキだった頃の私の耳元で囁いてあげたい。
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僕「早く助教になれるように毎日神社に行こうかな」
妻「研究室に行って下さい」
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妻が猛烈に落ち込んでいるから理由を聞いたら私がパソコンで“モテ期”を検索しているのが目に入ってツイッターで女と親しくしてると勘ぐっていたが、「人生には必ず二度モテ期が来る。博士課程に入った時とポスドクになった時だ」というツイートの準備のためだとは下らなさすぎて言えない。
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博士学生で集まって飲み会してて、資格の難易度とコスパの話になったんだけど、英検とか簿記とか司法試験とか色々名前が挙げられたわけだけど、お前らがこれから取ろうとしている博士号とかいうものの名前が出てこないあたりの現実逃避が心地いい。
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日本の大学進学率は約60%、ある程度の高校に通っていれば、同級生のほぼ全員が大学に行く。今や小中高大という流れが"普通"なのだ。何がしたいという決意でもない限り、「とりあえず大学」「大学は緩いし遊べる」「就職にもプラスだろう」という薄い理由で進学する。
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そこそこメンタル面の強さに自信のある僕でも博士課程の最後の一年は精神的にきたので、ダイイングメッセージを残しておくと、同期が周りに全くいないとか研究外の同世代の友人と関係を断つとか一人になる状況は死ぬ気で回避して欲しい。
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もうおじさん達からの意見は聞き飽きたので別に喋らなくていいです。というか逆に少数派の女性は話しにくくなるので何も言わないで下さい。
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だから何度も言ってるけど、論文読むには紙媒体が最強。イライラしたら引き裂けるじゃん。
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修士号を取るメリットは博士課程に進めるところです。博士号を取るメリットは博士号をもう取らなくて良くなるところです。
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女性と話す回数よりも微分する回数の方が圧倒的に多い嘘みたいな生活が待っているなんて初めて微分を勉強したときは夢にも思わなかった。
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生き物が生きる意味を聞くと「子孫を残すため」と答えられるけど、こっちは"その"目的を知りたい。例えば、実は宇宙の終わりにはその宇宙の生物代表同士によるボクシング大会を控えていて、勝った者が次の宇宙の継承者になるから、それまで命を繋いで進化している的な。
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正直どんなにイケメンだったり可愛かったりしても学に対する興味が壊滅的にない人の魅力はゼロに収束する。
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同期の理系が彼女にフラれた理由「もっと文系みたいな華やかな生活送らせてくれる男と付き合いたい」
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東大や京大で宇宙の研究してる人間なんて世間一般で言えば賢い連中の中のさらに賢い部類に属しているはずで、実際文章の書き方や構成、数理的技能やプログラミング能力は同年代の人の中の上位だろう。そういった人達が高々月20万円の報酬や雇用関係のない謎の職を巡って人生賭けてるの虚無以外の何?
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美容師「頭痒いところないですか?」
理系客「θ=π/6, φ=π/4」
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何より研究したくて研究の道を進んできたのに、いつの間にか研究で生き残るために役職を得ることに固執してしまい、こういうポストの事情を知りながら博士号を持たない有名人が役職を名乗ることで勝手に自分のものだと思っている研究という領域に侵入されていると嫉妬に似た黒い感情を持つ自分が嫌い。