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恋人まであと一歩の距離でためらっている2人にはお酒を絡めてあげたいですね。普段は決定的な一言を言えない人が酔っ払って正体を失って相手に絡みつきながら「なんで気づいてくれないの」と言ってしまえば良い。「なんでって…」と口ごもった唇に指で触れて「こんなにも行動で表してるのに」と呟いて
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大人が大人を、寝かしつける姿に夢を見てしまいます。なんだかんだと言い訳をして、いつも眠る時間を引き延ばしている相手だから、無理やりにベッドに引き込んで、「はい言い訳しない」と言葉を封じて。幼児にするようにポンポンと優しく身体をたたいて寄り添って、子供のような眠り顔を見たなら良い
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自宅で花見とばかりに窓を開け放ち桜の嵐が起こる室内でお酒をあけて笑い合っているような、馬鹿な恋人達が愛しいです。その内酒に酔っているのか桜に酔っているのか相手に酔っているのか分からなくなり、桜のちらばる布団に相手を押し倒して、熱い唇を首筋に這わせれば浮かれた春の恋の魅力が漂います
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余裕を持っていた人が、一度のキスで身も心も蕩かされてしまう姿に夢を見ています。唇を重ねるまではからかうことが出来たのに、与えられた膨らみの柔らかさに思考を白く塗りつぶされてしまって。入り込んできた舌が敏感な粘膜を刺激すればするほどに鼓動が早くなり、ただ相手に縋るばかりになれば良い
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ずっと子供だと思っていた相手がとっくに大人になっていたことを、告白されて初めて気付いてしまう人が、愛おしいです。「好きなんです」と告げてきた相手が、もう見上げなければならないほど背が高くきっと本気を出しても勝てないほど力強くなっていることをボンヤリと理解して。初めて意識したら良い
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いつも厳しい顔をしている大人びた相手が、眠りに落ちた時だけ、あどけない顔をさらしてしまうのが可愛らしい。普段との違いを感じて、「こんな顔もするんだな」と思ったら愛おしさがこみあげてきて。「本当はこんなに子供なのに」とその肩にのしかかった重みを想像して目の奥が熱くなってしまえば良い
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肌を重ねている最中に、噛み跡を残してしまう人が艶めいていますね。食べたくなるほど可愛いなんて言葉がありますが、真っ赤に肌を染めて瞳を涙でいっぱいに潤ませている相手を見ると、自分の中の加虐心に火がついてそのまま柔らかな肌に歯を立てて。濡れた噛み跡を見て、ウットリと満たされたなら良い
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「香りと記憶は特別に結びついている」と言いますから、刺激的な記憶の引き金が、香りになってしまうのも艶めかしいです。肌を重ねている時に立ち上る香りが脳に染み付いてしまっているから、普段近寄られた瞬間に生々しい記憶が蘇って。反射的に肌が赤くなって「どうしたの?」と尋ねられたなら良い
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普段は人と距離を保っている人が、相手には距離感がおかしくなっている姿に、愛を感じますね。他人とは、自然距離を作って万が一にも触れ合わないようにしているのに、相手となると自分からくっつきにいって、髪を撫でられたり頬を触られたりしても無反応で。「分かりやすいな」と笑われてしまえば良い
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相手にも涙を見せられない強がりは屈折が魅力ですね。相手がすうすう隣で眠りに落ちているのを黙って見つめている内にその穏やかで優しい状況に胸がいっぱいになって気がつけばスッと涙が頬を伝って、泣き慣れていないため不器用に涙をぬぐいながら「こんな幸せな涙もあるんだ」と呟いてみて欲しいです
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弱味につけ込んで始まる関係は、薄暗い魅力がありますね。つけ込んだ側は「自分は汚い」と罪悪感を抱えながら相手を手放すことができず、つけ込まれた側は「同情してもらっただけかもしれない」と不安に苛まれて心を開けない。両思いだとしてもすれ違い、自分達の関係が新たな弱味になっていくのが素敵
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服装は自らを形作るものですから、自分の服装を相手に合わせて変えるという行為に、愛を感じて萌えてしまいます。相手と洋服を交換して「あなたの方が似合うね」と笑うのも良いし、相手の服を着て「君の匂いがする」と呟くのも良いし、相手の服を上から下まで見繕い「見違えたな」と褒めるのも良いです
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周囲からずっと、「完璧な人」と仰ぎ見られている人が相手にだけ、不完全な姿を晒すのが美しい関係性ですよね。いつもは、誰からも好かれたいの気持ちで無理しているから、落ち着いた時には一気に我儘な自分自身が顔を出して。「完璧な人になんて絶対なれるわけないよ」と溢して、甘やかされたなら良い
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「自分だけを見て」とは、どうしても口にできない不器用な人に惹かれます。本当は嫉妬心の塊で、その瞳に自分以外の人間を映すことを想像するだけで苛立ちが起きるのに、嫌われたくなくてワガママは押さえ込んで。たまに抱きついてはそっと頭の中で、「自分だけを見てほしいのにな」と考えていたら良い
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終わらない悲しい恋に惹かれます。キッパリ割り切って恋を終わらせられたと思っていたのに、1人になってから、なにを食べても、なにを見ても、記憶の扉が開くばかりでいつだって苦しくて。「馬鹿だなぁ。今苦しくなったって、慰めてくれるあの人はもういないのに…」と自嘲すれば泣き声に変われば良い
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相手は自分のことを決して好きになってくれないと分かっているから、自分の恋心はグッと内に閉じ込めて、「君のことなんか嫌いだよ」と口にする人が切ないですね。口にすれば微笑まれて「はいはい。知ってますよ」と返されてしまうので苦しくて、思わず「なんにも知らないくせに」と口走りかければ良い
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可愛いと思っているからこそに傷つけたいと感じてしまう、"キュートアグレッション"と呼ばれる衝動があるそうですね。相手をいじらしいと思っているから肌に触れたのに、柔らかな弾力を指先に感じたら、つねって跡を残してやりたいとふとよぎって。「大切にするって決めたんだ」と心臓が跳ねたら良い
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なかなか目覚めない人を、起こすまでの一悶着が可愛らしいです。揺さぶっても眠たげな声をあげるだけで、「起きて」と口にしても「あと5分」をモゴモゴと繰り返すだけで。「どうしたら起きてくれる?」と尋ねたならしばらく黙られてから、「キス」と返されるので、深い溜め息とともに許したならば良い
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「自分だけを見てほしい」とこじれてしまう愛の形にも美しさがありますね。相手は自分だけのものではないと分かっているのに、自分だけのものになってほしくて、誰かと話しているだけで胸をかき乱されてしまって止まらなくて。「こんな感情を抱きたいわけじゃないのに」と1人で重い愛に苦しんだら良い
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緊張のあまり普段はそう喋らない人が、色っぽい空気の時にペラペラ喋り倒してしまうのが好きです。気恥ずかしさを誤魔化させていると思ったら、急にひたりと頰に手を当てられて「お前、緊張してんだろ?」と言われるので一気に熱が回って「ああ、もう!あなたのそういうとこ嫌いです!」と拗ねてほしい
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肌を重ねている最中に、声はもらさずに吐息だけをもらすひとがいじらしいです。肌に触れられると、巷に溢れているようなわざとらしい嬌声は出ないけれども、深々と吐息をついて。暴かれていくほどに吐息が濡れていって。自分としては生理現象なその息が、相手をどれだけ煽っているか気付かなければ良い
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眠りにつく間際に、相手に甘える人がいじらしいですね。重たげな瞼を危なかしく開けて「ねぇ」と密着する身体に甘え声を出して。「なぁに」の声に「好きだよ」と小さく口にして。ドキリとした相手が、洒落た誘い文句を考えているうちに、腕の中で安心しきってスヤスヤと眠りに落ちてしまっていたら良い
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「相手の泣き顔を見たい」との、歪んだ欲望を抱いてしまう人がいじらしいです。いつも笑顔を浮かべていて、泣き顔どころか困った顔ひとつ見せない相手だから、ふと「泣く時はどんな顔をするんだろう」と想像したなら止まらなくなって。異常だと思いながらも、この手で泣かせたいが消えなくなったら良い
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相手の腕力の強さを不意に実感する人がいじらしい。日々見ているからその身体つきをあまり理解していなかった人が、抱きしめられた瞬間に、硬い肉を感じて。「こんな身体をしてるなら、もしこのまま強く抱きしめられたなら絶対に逃げることは出来ないな」と想像して、背筋に甘い痺れが走ったならば良い
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弱っている時に、相手の大切さを実感する人が、いじらしいですね。普段は付かず離れずの距離感でいるけれども、心身ともに弱ってしまった時は相手に隣にいてほしいと深く感じて。黙ってかたわらで髪を撫でてくれる姿に胸が締め付けられて、「この人のことが好きなんだな」と、改めて思い知ったなら良い