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疲れている時に「充電」を名目にして相手に触れ合いをねだる人が可愛らしいですね。「むり」と言いながら倒れ伏して、引っ張り上げようとしてくる手の主を見上げて、「充電して」と口にして手を伸ばして。抱きしめられたなら肩口で頬を緩めて、「これで充電できた?」の声にコクコクと頷いたなら良い
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深い眠りに落ちている相手に寄り添って、心音を聞く人の姿に、重い愛を見てしまいます。そっと胸に耳を当てれば規則的な鼓動が伝わってくるから、息づく生を実感して。ふっと感情が込み上がってきて、小さな声で「愛してるよ」ともらして。「このまま時が止まってしまえばいいのに」と、願ったなら良い
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イブに浮かれた恋人が「サンタさんに欲しいものはあるの?」とからかってくるので苛立って、目の前の無防備な身体を抱き寄せて大人めいたキスをして「夜はサンタさんより君に来てほしいな」と囁いて、赤くなった耳に「ベットでいい子に待っててあげますから」と追い討ちをかける日ですね、12月24日
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押しに弱い人が押しに押されて恋人になる過程は良い。最初はなんとも思ってない相手だったのに、「好きです」と告げる声の熱さと触れた肌の熱さに負けて関係を持ち、その後ようやく相手の癖や言い回しに愛しさを覚えるようになって、「こんなはずじゃなかったな」とこぼした口元が緩むような流れが好き
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「男は初恋を諦められず、女は最後の恋を諦めることができない」という言葉を聞いてから、恋に落ちた瞬間、男性主人公は「この人こそ初恋の相手だ」と思って欲しいし、女性主人公は「この人こそ最後の恋の相手だ」と思って欲しいと願ってしまいます。諦められない恋の感じ方が、異なるのって良いですね
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いつもは忙しなく喋ってばかりの人が、甘い空気になると途端に静かになってしまう姿がいじらしい。抱きしめても大人しく手を回してくるだけだから調子が狂って。「普段からこうだったら可愛いのにな」とからかってみれば、恥ずかしそうに「うるさい」と呟かれるので、ますます心臓がうるさくなれば良い
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寝顔にふと見惚れてしまう瞬間は、甘美で惹かれてしまいますね。常日頃は大人っぽいなと尊敬している相手が、無防備な眠り姿をさらしているのを見て、揺れる心があって。「こんな顔もするんだね」と前髪を撫でてから自分の行動に気が付いて、「ちょっと驚いてしまっただけ」と内心で言い訳をすれば良い
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「世界中が敵になったら一緒に死んであげる」は湿った色香のある言葉ですよね。君が苦しむ時は、慰めの言葉も愛の言葉も気休めにしかならない。それならいっそ君を殺して僕も死んであげる、君のいない世界なんか耐えられないから。この重い告白を受けた相手は悲しげに笑って「熱烈だな」と呟いて欲しい
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2人でタブーを犯すというシチュエーションは、妖しくて魅力的ですよね。子供達が盗んだお酒を飲んだ後「2人だけの秘密にしよう」と指切りするのも良いし、犯罪の隠蔽を一緒にしながら「これでもう、離れられないね」と自嘲気味に笑うのも良い。罪によって作り出される絆は、歪なのに頑丈だ
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お喋りな人の隣には、相槌が優しい人がいてほしい。会話のキャッチボールをするつもりだったのに、自分ばかり話していたことに気が付いて「ごめん」と謝れば、笑って首を振られて。「なんで笑うの?」と尋ねれば、「君がキラキラした目で話してるの可愛いから」と見つめられて、ときめいてしまえば良い
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偶然見つけた旧正月についての広告に惹かれました。台湾の同性婚支援団体が作った作品です。上の文字は「彼女いる?」下の文字は「なんでまだ結婚しないの?」最後には、「毎年お正月にはお揃いの服を着てお互いのことを想ってる。来年こそは大晦日を一緒に過ごせますように」genxy-net.com/post_theme04/1…
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相手の服を羽織ってみれば抱きしめられたかのようなぬくもりを感じて、相手のコップに口をつければイケナイ気分で胸がざわめいて、相手の眼鏡をかけてみれば同じ世界が見えている錯覚で全てが目新しく楽しい。相手が愛しいあまり、相手の持ち物まで特別に思えてしまうロマンチストはいじらしいですよね
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軽い気持ちで口にされた「君がいないと生きていけない」が、次第に重い意味を持ってしまう過程に胸ときめきます。言う側は、「愛してるよ」のつもりで繰り返していたのに、言われる側は、繰り返されるうちに言葉が染み込んできて、「この人の隣にずっといてあげなきゃ」と自分こそ依存してしまえば良い
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「忘れないでね」と最後に呪いをかける人の、愛の重さに惹かれてしまいます。別れ際に「さようなら」でも「ありがとう」でも何でも綺麗に終わらせることはできたはずなのに、「忘れないでね」の言葉を選んで。口にしながら微笑んで。言葉通りに相手は永遠に、その人の幻影に苦しめられたならば良い
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キスをする際に、腰を抱いてくる人が魅惑的ですね。唇を重ねるだけで終わらせるつもりだったのに、グッと腰を抱かれて身体と身体を密着させられたならば、感じる相手に欲が煮詰められて「これ以上のことをしたい」と思ってしまって。罪深い腕に触れて、「いいよ」と優しい許しの言葉を与えたならば良い
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決して自分を好きになってはくれない相手に、片思いをこじらせる人の姿が好きです。他人に呆れられて、「あの人はあなたに振り向いてはくれないよ」と言われたら暗い目をして、「…知ってるよ。好きになってくれないからいいの。振り向いてくれないから追いかけたくなるの」と歪んだ愛を吐露してほしい
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聖夜も近づいてきましたね。片思いの相手に「一緒に出かけて欲しい」と頼まれて胸高鳴らせて飾られた街に向かうも「恋人への贈り物が選べなくて」と言われて一瞬血の気が引き「じゃあ選ばせてよ」と直後に笑って2人でショッピングに繰り出し「今だけこの人は自分のものだ」と言い聞かせている季節です
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戯れで「手首に口付ける」行為は、戯れでは終われない艶めかしさを持ちますよね。こちらが作業をしているのに、構ってとばかりに身をすり寄せてくるから、押しのけようと手を伸ばしたらサッと捕まえられて。手首に柔らかく唇を落とされて微笑まれるので、策略に落ちたと分かりながらも、硬直したら良い
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「恋とは、2人で一緒に馬鹿になることだ」というポール・ヴァレリーの名言に胸を突かれます。相手といると空回りばかりして、自分はもっとまともでいられたのにとたまに考えてしまうけれど、結局相手の笑顔を見たら馬鹿な考えなんか消え去って「もう、この人といれればなんでもいいや」と諦めれば素敵
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柔和な人が、たった一人には辛辣な態度を取るという姿が好きです。相手は辛辣な態度にも喜んで「俺にだけ厳しいね」と無神経な笑顔を浮かべても、気に入らないから眉根を寄せて「可愛くねーよな」と憎まれ口叩いても良い。普段は柔和な人はそんな反応を「うるさい」と切り捨てて、周りに驚かれて欲しい
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相手の目に届かない場所につけるキスマークが甘美ですね。肌を重ねている瞬間に唇を寄せて真っ赤な跡を残して。相手が眠りについてから指でスルスルと跡をなぞって、「まるで所有印みたいだな」と考えて、「このまま君が僕だけのものになってくれたらいいのに」と願いのキスを再び落としてしまえば良い
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今まで多くの人とのらりくらり関係を持ってきた人が、突然恋に落ちてしまうのってドラマティックですよね。少し触られただけで身体がはねて、少し話をしただけで胸があたたかくなって、自分でもコントロールできない自分に恥ずかしくなって、「恋ってこんなものなんだ」と痛いほどに思い知れば素敵です
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相手に「君がいないと生きていけない」と繰り返す人と、言われても眉を寄せるだけの恋人達がいるけれど、本当は「君がいないと生きていけない」と言う側は「愛してる」の代わりで言っているだけで相手がいなくても生きている人間で、何も言わない側こそ1人きりになったら弱っていく人間なのが好きです
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一度きりと決めてキスを相手に懇願するとき「思い出」という言葉を使う人が好きです。「なにが欲しい」と問われたら「思い出を…」とだけ言って思い切って相手の手を震える手で取り、「一生忘れない思い出をください」と今にも泣きそうな声で告げた人は、歪む唇に弧を描いた唇を重ねられてしまえば良い
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香りと記憶って密接に結びついているものですよね。香水をつけている恋人と、ふと外出先で密着する形になってしまい、その特別な香りを吸い込んだ瞬間、昨夜その首筋に舌を這わせた熱い記憶が蘇って固まってしまい、「どうしたの?」と尋ねられて「い、いや、ちょっと離れて」と慌ててしまえば良いです