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普段は色気のない騒ぎ方ばかりしている人と恋人になって、恋人としてもこんな感じなんだろうなと思っていたら、2人きりになった途端に黙ってじっと見つめられるから、「あれ…?この人こんなに可愛らしかったっけ?」と、それまで気づかなかったまつげの長さや瞳の大きさに気が付いて、硬直すれば良い
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「可愛い」の一言で、言われ慣れない相手の輪郭をグズグズ溶かしていく姿がロマンティックです。「可愛いね」と言えば顔を顰めた相手が、二度三度と繰り返す内に恥ずかしがるそぶりを見せて、「やめて」と赤くなるからたまらなくて。「君が可愛くなくならないからやめられない」といじめてしまえば良い
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「慰めて」の一言が言えないから相手を誘って、誘った相手に胸中を見透かされているとも知らず、肌を重ねて眠りについた後で声もなく涙を流すことしかできない幼い人と、その涙を指でぬぐいながら「起きてる時に泣けよバカ…」と小さくこぼすことしかできない幼い人の、歪に絡まった恋模様に惹かれます
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様々な嘘つきが存在しますが、嘘をつくのが習性になっていて「それは嘘?本当?」と尋ねられた時「どっちの答えが欲しい?」と優しく笑って返す嘘つきが好きですね。塗り重ねる内に自分でもどれが真実なのか分からなくなって、相手の望むままに答える癖ができた嘘つきの、笑顔の裏に潜む悲しさが愛しい
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自分が可愛いことをよくよく理解しているが、あざとい言動で相手を振り回す人が好きです。「お願い」と指を絡めて上目遣いに相手を見つめて小首を傾げて。赤くなった相手に「お前、自分が可愛いこと分かっててやってるだろう」と言われたら「うん。君が可愛い僕に甘いの分かってるよ?」と笑ってほしい
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素直になれないだけの人が、内心嬉しいのに、「やだ」と正反対のことを口にする姿に惹かれます。相手に甘えたつもりだったのに言葉通りに受け取られて、本当にやめられそうになるから慌ててしまって。「や、ではないです。むしろ嬉しいです。だから…やめないでよ」といやいや告白する羽目になれば良い
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肌を重ねている時に、声を押し殺す相手の吐息にそそられてしまう人がイケナイですね。甘い声は上げないようにと必死に堪えて口元を覆う相手が、それだけ必死なことに揺さぶられて「可愛いな」と熱に浮かされて。かわりにもれていく吐息に耳を澄ませて、呼吸すら自分だけのものにしたいと感じたなら良い
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「僕は君としか幸せになれない」という告白も美しいですが、笑顔で放たれる「君は俺としか幸せになれない」という告白も眩くて惹かれます。「君みたいな面倒なやつと一生付き合えるのは俺ぐらいだよ」と告げられて、相手は泣きながら頷いても良いし、「うるさいバカ」と悪態つきながら顔を覆っても良い
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相手のせいで人生を棒に振る関係って良いですよね。ごく普通の一生を送ることが見えていたのに、相手に出会ったため日常を失う平凡な人間と、存在そのもので人を狂わせる非凡な人間の関係性はドラマチックで甘美。出会うことも転落することも運命づけられていた2人の、激動の人生模様を見つめたい
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酔うと普段とは打って変わって甘えたな誘い上手になってしまう人が、魅力的です。相手の肩にもたれかかって、手の平で太ももを辿って、耳に息を吹きかけて。「酔いすぎだよ」と押しのけられたら、「酔ってるよ」とあっさり認めて、「酔った時ぐらいしか素直になれないの分かってよ」と笑いかければ良い
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初めて相手と肌を重ねる時に、初体験でもないのに混乱してしまう人がいじらしいです。焦がれていた指が繊細に自分の身体に触れて、合わせるのにも時間がかかった瞳が自分にだけ向けられていて、いつもなら気付かない吐息の音すら聞こえる距離で。どんどん頭が焼けて、「…どうしよう」と赤くなれば良い
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自分が相手に無我夢中で愛されている証拠が欲しいから、相手に傷つけられてみたいと願うヤンデレも良いですね。馬鹿なことをしてみて「怒らないの?」と相手に尋ね、穏やかに「怒ってほしいの?」と返されて首を振り、心中で「強く愛されたいだけ」と答えているような、純情に潜む歪みが愛おしいです
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「僕は君といないとダメになる」とは口が裂けても言えないから代わりに「君は僕といないとダメなんだ」と口にする人と、その魂胆が分かりながらも不器用なところが愛しいと思ってしまうから「そうだね。君が一緒にいてくれないとダメだ」と返して安心させる人の、小さく閉じた幸福の日々に惹かれます
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「可愛い」や「凄い」と相手を日常的に褒めるけれど決して「愛してる」とは口にしない人と、「バカ」や「子供」と相手を日常的に貶すけれどふとした時に「愛してる」と告げる人の組み合わせが好きです。穏やかだけれど根っこが臆病な人と、素直になれないけれど実は男前の人という対比は愛しいですよね
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「愛してる」「好きだよ」と惜しみなく愛を伝え続ける人と、愛を伝えられても無言で眉根を寄せている人の恋人達がいて、一見片思いのように周囲には映っているが、実は愛を伝え続ける側は口にすることによって自分の愛を確認しているのであって、無言の側は胸中で煮詰まった愛を飼っているのが好きです
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お互いに相手を「自分のもの」だと思っている強固に結びついた2人に惹かれてやみません。他人が相手の話をしていると口を挟まずにはいられず「うちの○○は~」と話し、人前にいても間に他人を立ち入らせず、「あいつのことを理解しているのは自分だけ」と傲慢に思っていることを隠しもしなければ素敵
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「蔑んでよ」と相手に懇願された時、「いいよ」と望みどおり上位に立ってあげる人も好きですが、「嫌だ」と否定して同じ目線に立とうとする人に惹かれますね。「蔑まないよ、俺はお前に優しくしたいんだ」と告げて「自己中」と吐き捨てる相手に「お互い様だろ」と微笑む人の自分中心な優しさは救いです
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朝が弱い人が、相手を抱きこんで離さない朝の姿に夢を見てしまいます。「起きて」と声をかけても眠たげな声を上げられて、しつこく起こしにかかれば引っ張り込まれて抱きしめられて。「あと5分」と囁かれればもう、逃げ出す気がなくなってしまって。5分間の甘い幸せを、冴えた頭で噛み締めれば良い
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もともとは友人だった相手だったから、恋人同士になってから距離感に戸惑ってしまうのが可愛いです。初めてキスしようとなった時に至近距離で見つめ合えば、「お前こんな顔してたっけ?」と思わず出て、「なんだよ、それ…」と返されるけれど。こんなに…可愛い顔してたか?と頭が熱くなっていれば良い
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愛するからこそ嫉妬に狂ってしまう人は魅力的ですね。離れているだけで苦しい想像ばかりしてしまって、相手が帰ってくるなり身体を抱きしめて座り込み「どうしたの」と聞いてくる声を受け止めながら「君のことを考えてる僕は醜いんだよ」とこぼして「醜い君も好きだよ」と項にキスを落とされるのが甘美
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いつも冗談ばかり言っている人に自然な流れで愛の告白をされ「冗談?」と笑うと「冗談にしようと思ったけどできないな」と呟かれるやいなや抱き寄せられ「本気だよ」と囁かれるから、相手の聞いたこともない声色と伝わる早い鼓動に抵抗を封じられて、本気の意味がじわじわ体に広がる告白がロマンチック
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「愛してるよ」と言ったら負けな気がして絶対口にできない人と、恋愛に勝ち負けなんてないと思っているから毎日のように「愛してるよ」と告げる人の非対称な恋人達の姿が愛しいです。言わない側に「お前はそれしか言わないな」と呟かれたら、言う側は「この言葉でしか表現できないから」と笑って欲しい
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肌を重ねることを「悪いこと」と表すと、いやらしさが引き立ちますね。近寄っただけで真っ赤な顔をして視線を落ち着かなくさせている相手を見て、ふっと口元緩めて微笑んで。その手に触れて指先で弄んで、「悪いことしたいの?」と尋ねて。「はい」の返事が返ってくるまでは、いじめてあげていれば良い
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自分に自信がないため未来を暗い方向にばかり想像してしまう人には、カラリと明るい人がいてほしいです。「僕と一緒にいても君は幸せになれない」と逃げられかけたら、「なんで分かるの?」と気にせず返して。「どうなるか経験しようよ。それぐらいの価値はないかな」とジワジワ追い込んでしまえば良い
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初恋に落ちた人が、初恋だからこその無防備な強さで相手に迫るのが愛おしいです。「愛してます」と真っ直ぐに目を見据えて繰り返し、逃げかけられてもひたすら追いかけて。「どうして君はそんなに勇気があるの?」と尋ねられたら、「初めて好きになった人と、幸せになりたいだけですよ」と笑ってほしい