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性行為をあえて幼くぼかした言葉で表すことによって、危ういエロスが醸し出されますよね。あのキャラは「僕といいことしたいんですか?」と表現するのと、「私はあなたと悪いことするの?」と表現するのではどちらが似合うか、考えるのが楽しいです
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表情が変わらず口数も多くなく、周りから「分からない人」と思われている人間の感情の起伏を、ただ1人だけがよく理解している姿が美しいです。何も口にしないし何も態度に出さないから「なんであの人の考えていることが分かるの?」と驚かれるけれど、本人は「分かりやすいよ」と思っていたなら良い
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人に愛された経験がなかったから、初めて自分に「愛してる」と告げてくれた相手がずっと自分のことを愛してくれるとはどうしても信じられなくて、よく「愛してる?」と尋ねては「愛してるよ」と笑って返されると、詰めていた息をほうっと吐き出し「よかったぁ」と幸せそうな顔をする人がいじらしいです
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ラプンツェルのフリン、公式アカウントが前回放送の時に「キャラデザを決める時に、女性スタッフがそれぞれ”自分が考える最高のイケメン”の画像を持ち寄って、喧々諤々の会議になった」という話をされていたけど、容姿も性格も王子様の身分でないところも全て、現代的なプリンスだから素敵です
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夏が深まった日は、恋人たちは「氷キス」をしたら艶めかしい。一粒の氷を自分の口内に迎え入れて、相手の口内に移して、繰り返して。二人分の体温で氷がとけて水分が次々に生まれていくのを、冷たさのため敏感になった舌で感じ取って。「このキス、なんで冷たいのにあついんだろう」と熱が上がれば良い
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相手にとっての「世界で一番愛する人」になれないのなら、「世界で一番憎い人」になりたいと願ってしまった屈折した人に、惹かれてしまいます。向けられる鋭い視線も、吐き捨てるような口調も、「嫌いだ」の言葉にも満足を覚えて。「そのままずっと、僕だけを憎いと思っていてよ」と心中で呟いたら良い
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食べる姿の相手に、情欲を覚えてしまう人がダメで愛おしいです。口を大きくあけていっぱいに頬張り、頬を動かして咀嚼している様子を見たら、ふっとイケナイ想像が浮かんでしまって身体が落ち着かなくなって。膨らむ欲望に耐えられず視線を逸らして、「食べてるだけ、なのに」と馬鹿さを実感したら良い
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誰にでも優しい人に恋をして、最初はその優しさが嬉しかったのに次第に皆と同じ扱いが嫌になっていく流れが好きです。「君って誰にでも優しいね」と言ってみると困ったように笑われて濁すように頭を撫でられるから、心中でひっそり「僕には優しくしなくていいのに。君の特別になりたい」と思ったら良い
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誰とでも寝てきた人が、初めて本気で好きになった相手には臆病になって、寝ようとしない葛藤がいじらしいです。「どうして?僕のことが嫌いなの?」と尋ねられたら、「…好きだからだよ」と小さく返して。「他の奴らは寝たら皆離れてった。好きだから…君には離れられたくない」と切々と吐露すれば良い
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人にまともに優しくされた経験が無かったから、少し優しくされただけで焦がれる瞳を相手に向けるようになってしまい「この人は誰に対しても優しいんだ。勘違いするな」と自分に言い聞かせてはみても、優しくされるとその手を拒めなくて愛しさばかり募ってしまう悲しい人には抗いがたい魅力がありますね
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肌を重ねる直前に、相手の身体に跨って、身につけた衣服を見せつけながら脱いでいく人が妖艶です。一瞬で生まれたままの姿になれるのに、わざと焦らしながらゆっくりと指を動かしていって。我慢できずに相手が思わず手を伸ばしてきたら、ピシャリとはたいて「ちゃんと待っててよね」と笑いかけたら良い
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普段敬語の人間が感情が高ぶった時だけ荒々しい言葉遣いになる姿に夢を見てしまいます。大切にしようと手を出さずにいた相手に「好きにしていいよ」と目をつむられて頭が真っ白になって、普段の上品さはかなぐり捨てて「クソどうなってもしらねーぞ!」と吐き捨てながら目の前の唇を強引に奪うのが素敵
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相手のことが可愛くてしょうがないことがダダ漏れの状態で言う「可愛くないなぁ」の一言が好きですね。言われた相手は唇を尖らせて「別に。あなたに可愛いと思ってもらわなくても結構だし」と拗ねるものだから、笑みがこぼれて「ほんとにそういうとこが…」と「可愛いよね」と口走りかけてしまえば良い
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目の下にクマを作りながらも仕事を片付けようとする恋人が愛おしいけれどかわいそうに思えたから、「ねぇ」と袖を引っ張って「一緒に寝ようよ」とワガママ言ってみせる人が可愛らしいですね。「先に寝ててよ」と冷たくされてもめげずに「君の体温がないと眠れないから待ってるよ」とベッドに誘えば素敵
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穏やかな顔をして、燃えたぎる嫉妬を内に飼っている人が色っぽいです。自分だけを見てほしい自分だけに微笑みかけてほしいと思うのにそうはならないから、ふとした時に、「このまま手を引いて家へ連れ帰って閉じこめてしまいたい」と考えて。そんな歪な考えは表に出さず、優しい人としてあったら良い
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11月11日はジュエリーデーですね。相手の瞳を宝石にたとえて褒め称えるロマンチストに惹かれます。「あなたの瞳は宝石よりも美しくて人を引きつけますね」と瞼にキスを落とされ「僕がこの世で唯一、手に入れられない宝石があなたなんだ」とうっとり囁かれるから、じわじわ赤くなっていってしまえば良い
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相手が自分で嫌っている、怪我や傷跡に口付ける人が美しい。まじまじと見られただけで身体を震わせて、顔を近づけられたら身をよじって逃げようとした人が、押さえ込まれて唇を落とされたら動けなくなってしまい、「…汚いなんて言わないで。君の身体に汚い場所はひとつもないんだよ」と囁かれたら良い
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お酒に酔った相手を介抱する姿に夢を見てしまいますね。自分にしがみついて離れない相手に「ほら水飲んで」と言ってみると、「口移しだったら飲んであげてもいいよ?」とふにゃり微笑まれるから火がついて「こぼさず飲んで」と言うなり、水を口にふくんでぬるまったその口内へ水を流し込んだら良いです
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爛れた関係だった2人が、付き合うことをキッカケにして、最初から恋愛をやり直してみる流れが愛しい。甘い嬌声をあげるのは楽なのに、ただ「好きだ」と一言音にするだけで震えて、肌の柔らかさも覚えているのに、ただ抱きしめられるだけで涙が溢れて、今まで抑え込んでいた相手への愛に襲われれば良い
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「君と一緒に幸せになりたい」と願う関係も好きですが、「君となら不幸になってもいい」と告げる愛が、ねじくれているのに色香があって好きです。泣きそうに顔を歪めて告げても良いし、不器用に笑って告げても良い。相手は「私もだよ」とため息とともに吐き出しても、「幸せになろうよ」と怒っても素敵
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背の低い人が、自分より高身長な相手にキスをする一瞬が色めいています。いつも相手のタイミングで、かがまれて唇を重ねられることに苛立って、グッと胸元を掴んで自分へと引き寄せて背伸びをしながらかすめて。満足して離れかければ、火がついた相手に一瞬で距離を縮められて燃やし尽くされたなら良い
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寂しがり屋だということを、相手から学んだ人が愛おしいです。それまでは自分は強いつもりで、1人の時間も気にせずに過ごせていたのに、相手と出会って2人でいる幸せを教えられたなら、1人になると寂しさがうまれて募って。「さびしい」と送って、今すぐに抱きしめられたいと願ってしまったなら良い
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「構ってよ」の一言が言えないばかりに相手に戯れかかるのはいじらしいですね。その肩にもたれて袖を引っ張ってみたり手のひらを触ってみたりして相手の行動を邪魔して、諦めた相手に「もう…」とため息つかれて抱きしめられて「そんな可愛いことしてるなら離してあげないから」と言われてしまえば良い
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相手への想いが増すにつれ、相手の匂いまで好きになっていく展開の生々しさに惹かれます。帰ってきた相手に後ろから抱きついて「汗臭いから着替えるよ」と言われても「平気」と回した腕を緩めず、相手の匂いを吸い込みながら満たされた気分で「あなたの匂いに飢えてたから」と艶めいた一言を零せばいい
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いつも相手にツンツンした態度をとる人といつも相手を甘やかす態度をとる人がいて、片思いと周囲には笑われているけれど、本当はツンツンしている側こそ相手にひそかな恋心を抱いていて甘やかしている側は相手をあくまで友人としか思っていない、近くですれ違うからこそ切なさが際立つ片思いが好きです