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「君と一緒にいると、気が付けなかった自分の長所を教えられる」と胸を満たされている恋も素敵ですけれど、「君と一緒にいると、自分が自分でないものになっていくようだ」と背筋を冷やしている恋も、劇的で良いですよね。変わっていく自分に怯えながらも、想うことを止められないでいて欲しいです
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過去に傷を抱え「私を選べばあなたまで不幸になる」と愛する人を痛々しく拒絶する人と、拒絶に対し「君がいなければ僕は不幸だ。君の側にいることを許して。僕を不幸にさせないで」と甘く懇願して相手の心を絆す人の組み合わせが好きなので、積極的に推して行きたいです
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「僕と幸せになりませんか?」という言葉は可愛くて素敵ですが、「僕と不幸になりませんか?」という言葉に惹かれます。幸福な人を自らの不幸まで引き摺り下ろそうとしているのか、同程度に幸福な人にする堕落への約束なのかで意味は変わりますが、どちらにせよ、待ち受ける運命の暗さが垣間見えて良い
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いわゆるビッチと呼ばれる属性萌えの人にお尋ねしたいんですが、あなたが好きなのは「他人に愛されたくて寝る」寂しがり屋タイプ、「相手が可哀想で寝る」慈悲者タイプ、「惨めだと感じたくて寝る」被虐者タイプ、「楽しみたくて寝る」快楽主義者タイプ、「場に流されて寝る」無知タイプのどれですか?
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流されやすく、他人に頼まれたら同情で寝てしまいかねないタイプの人と、その人に寄ってくるどうしようもない輩を容赦なく追い払い、礼を言われると「好きでやってるんです」と返すような硬派な人の組み合わせ、富士に桜の次ぐらいにしっくりくる組み合わせだと思うので、受け継がれていって欲しいです
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「危機意識が足りない」という台詞に惹かれます。相手を壁に追い詰めながら零しても良いし、相手を優雅に押し倒しながら囁いても良いし、相手を赤い顔で見つめながら呟いても良い。「君はどうしてそんなに魅力的なの」という言葉の変わりに使われる「危機意識が足りない」の一言には夢が詰まっています
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連続ドラマ『DEATH NOTE』、メインキャスト決定したんですね。月が窪田正孝さん、Lが山崎賢人さん。好青年の皮を被った犯罪者の窪田正孝さんと、謎めいた名探偵の山崎賢人さんが、命を削りあって戦ったり共闘したり一つの手錠で繋がれて生活したりするんですか。7月が待ち遠しいです
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「君を救えるのは僕しかいない」と使命感を感じている愛も良いですけれど、「君を殺せるのは僕しかいない」と思い詰めるている愛もドラマチックで惹かれます。殺意の実情は、君を殺さないと生きていけないでも、僕のいない世界で生きる君は可哀想だでも良い。死が密接に結びついた激情は美しいです
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相互救済関係は世の真理。相手のおかげで救われたと、恩にも近い愛を感じている人が、実は自分の存在で相手を救ってもいたという関係は、強く気高く美しいです。この世の2人組の片割れは、相手に出会って運命を好転させて欲しいし、相手の人生に光を射し込ませていて欲しい
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5月23日はキスの日、キスといえばグリルパルツァーの『接吻』という詩です。「手なら尊敬。額なら友情。頬なら厚意。唇なら愛情。瞼なら憧れ。掌なら懇願。腕と首なら欲望。さてそのほかは、みな狂気の沙汰」。同じキスでも額へは友人へのもので、首へは恋人へのものになるなんて、ときめきますね
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5月23日は、恋文の語呂合わせでラブレターの日ですね。ラブレターといえば片思いの相手に贈るものですが、日頃素直に好意を表現出来ていない恋人相手に、プレゼントとして書き送るのも素敵。微笑んで文字を追う相手の姿を想像しながら、愛の言葉を一文字一文字紡ぎ出していって欲しいです
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本日はラブレターの日ですから、震えながら相手の机に入れる人、「どうか捨てて下さい」と言いつつ渡す人、相手が貰ったものを奪って朗読してみせる人、相手の机からこっそり抜き取って捨ててしまう人がいるのだと考えると、胸が騒ぎますね。ラブレターは片思いと相性のいい小道具です
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キスの日ですから、推しCPにはカウンティングキスをして欲しい。朝2人で「今日は何回キスしよう」と決めて、デート先でも人目を避けてキスをするも、回数を重ねる内に何回目だか分からなくなってしまい「もう一度最初から数える?」と悪戯っぽく笑い合うような、甘く熟れた休日を謳歌して欲しい
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愛によって結びつき、罪を犯す2人の人間というのは、永遠の美のモチーフですよね。善人と悪人が出会い善人が悪の魅力に取り付かれていくのも、悪人同士が惹かれ合い悪事を積み重ねるのも、どちらも良い。2人でいる時の万能感に酔いしれ、悪事によって結束力を強めていって欲しい。2人組よ、罪人たれ
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「不幸な恋愛妄想がしづらくなるので、現実の同性愛者も婚姻の権利を剥奪されたままでいて」という主張を見て、息が止まりました。妄想はどんなものも自由ですが、妄想と現実を混ぜこぜにしたその主張は暴力です。どうして多くの罪のない人が、妄想に付き合って苦しまなければいけないのでしょうか
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自分も悪口を言っているのに他人が相手の悪口を言うと怒り出す、相手が褒められていると黙っていられない。一見相手を嫌っているような言動に宿る「俺が一番あいつを知っている。他の人間には口出しさせない」という子供じみた独占欲はいじらしいですし、世界はそれを愛と呼びます
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「馬鹿」や「ガキ」と相手を日常的に悪く言う人間が、けれど決して相手に「嫌い」とは言わない様子に惹かれます。相手が落ち込んで「本当に僕のこと嫌いなんですね」と嘆いたら、一瞬黙ってから「そうとは言ってない」と小さく返したら良い。口が悪く素直になれないけれど、嘘はつけない人は可愛いです
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美女と野獣、天才と凡才、善人と悪人、頭脳派と武闘派といった正反対の存在同士の組み合わせは、素晴らしいです。何故なら2人が異なっていればいるほど相手に対して興味を抱くでしょうし、共に並べば差異が際立ち、互いを引き立てるからです。相手の中に自分の知らない世界を見ている2人は美しいです
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髪を触らせる行為は心を許している証と言いますから、相手の髪に触れる行為は、些細なものであっても色っぽく見えてしまいます。甘えたように相手の髪を弄ぶのも良いし、なだめるように髪を指で梳くのも良い。面白がって相手の髪を編んでも良いし、寂しげに相手の髪に触れるのも良い。どれも素敵です
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相手の好きな髪型にして気を引く人は可愛いですし、相手に髪型を褒められた途端その髪型をやめるひねくれた人はいじらしい。自分の髪が嫌いだった人が「綺麗な髪だね」と褒められて、自分を少しだけ好きになれるのも素敵です。髪はその人を形作る象徴ですから、髪に絡めた話には惹かれてしまいます
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片思いのまま離れた相手と再会した時、相手が不意に「君が好きだった」と言ってきたら、あのキャラは何と答えるのかを考えるのが楽しいです。「俺だってそうだったよ」と小さく零すのか、「なに言ってんだよ」と笑い飛ばすのか、「もっと早く言えよ」と泣くのか、「今は違うんだ?」と微笑みかけるのか
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1日は写真の日。2日は裏切りの日。6日は兄の日。7日はプロポーズの日。8日は花の日。9日はポルノの日。10日は夢の日。12日は恋人の日。15日はお菓子の日。21日は父の日。22日は夫婦の日。26日は風呂の日。6月は妄想に優しい月で素晴らしい
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6月1日は写真の日ですが、写真を使ったお話は素敵ですよね。片思いの人の写真にキスするのも、恋人の寝顔を隠し撮りするのも、昔の恋人との写真を捨てられないのも、恋人達が幼い頃の写真を見せ合って笑うのも、どれも印象的で惹かれます。もう2度とこない一瞬を切り取って、大切に扱って欲しいです