1951
「猫は傾城の生まれ変わり」という言い回しがありますね。気怠い色香を振りまいて人を気まぐれに振り回す猫の性質を、国を傾けるような魔性の存在に例えた言葉です。普段は猫のように掴みどころがなくて恋人にもつれないのに、ふとした時抱きついてきて「ぎゅっとして」と甘える猫っぽい魔性が好きです
1952
8月8日は「世界猫の日」です。猫といえば噛み跡をつけてくる動物ですが、人間が肌を重ねる最中相手に噛み跡をつけてしまうのは「可愛くて仕方なくて食べてしまいたくなるという、捕食本能の現れ」説が好きです。夢中で跡をつけてしまい、後で恋人に責められて「凄い可愛かったから…」と呟いてほしい
1953
記憶喪失ネタは、片思い相手が記憶喪失になったため、罪悪感を覚えながら「僕たちは恋人同士だったんだ」と嘘をつくのが好きです。向けられる笑顔も触れた肌の熱さも、全部嘘の上に成り立っているんだと思えば苦しいのに、どうしても愛しいその人が振り向いてくれた事実を捨てられなくなって欲しいです
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今日知った2次創作ネタですが「忘愛症候群」素敵ですね。1番愛する人を拒絶するようになり、1番愛する人の記憶を失って、傷ついた相手もまたその悲しみからこの病にかかりやすくなってしまう設定。日々記憶が消えるのを恐れたり、何度忘れられても愛が消えなかったり、2人で忘れたり…可能性無限大
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身長差のある恋人たちの、背が低い方が背が高い方に不意打ちでキスをするのが好きです。高い方は自分のタイミングでするのばかり慣れていたために、驚いてキスを受け入れて口元を覆ってじわじわ赤くなるから、低い方がふふと楽しそうに笑って「君のその顔が見たかったの」と顔を覗き込んで言ってほしい
1956
普段はそんな甘いことをしない恋人たちにこそ、ふとした時にお姫さま抱っこしてほしいですね。相手がぐずぐずと布団にくるまって起きようとしないから面白半分でお姫さま抱っこしてみたら、硬直した後に「おろせ!」と暴れてくるので楽しくなってその身体を押さえ込んでキスを額に落としてしまえば良い
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服を脱がせる際には色っぽい間があってほしいですね。いい雰囲気で脱がせようと相手の服に手をかけると「まだ、ダメ。大人しく見てて」と言われて、靴を脱ぐところからゆっくりともったいぶって見せられるから頭がでろでろ溶けていって、相手がようやく一糸まとわぬ姿になったらがっついてしまえば良い
1958
8月2日はパンツの日で、恋人に下着を贈る日でもあるそう。服を贈るのはその服を脱がせたいからだと言いますから、下着を贈るのはその下着を脱がせたいからという意味になりますよね。恋人に「君に履いてほしい」と囁かれて開けると下着が入っていて「この下着を僕の手で脱がせたい」と笑われたら良い
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酔うと大胆になってしまう人は良い。付かず離れずの距離でいた相手とお酒を飲んだら、相手が杯を重ねて気付けば酔っ払っていて。「飲みすぎだ」と手からグラスを奪おうとしたら胸の中に飛び込まれて。「なぁ」と甘えた声で名前を呼ばれて。「お前いつ俺に”好き”って言ってくれるの」と言われてほしい
1960
酔うと素直に甘えられるようになる人が愛おしいですね。酔ったら相手の膝の上にまたがって「ねえ、優しくしてくれないの?」と首筋に顔を擦り付けて。最初はあしらっていた相手も、次第に身体に火がついてどうしようもなくなって「後で酔いがさめてから文句言うんじゃないぞ」と荒々しく口付けてほしい
1961
孤高の人の空気を纏っている人が、たった1人には心を開いていて側にいることを許しているのが好きです。懐かれている側は他人に「よくあんなやつと一緒にいられるね」と驚いた顔をされたら、2人きりの時の意外と無防備な姿を思い出して「いや、結構可愛いとこあるんだよ?」と余裕で笑っていて欲しい
1962
1人で生きることができたし実際1人で生きてきた人が、たった1人の人間に出会って愛を教えられて、もう1人で生きていけない身体に作り変えられてしまうのが好きです。相手の腕の中で息をして「君に出会わなければ僕は強いままでいられたのに。そう言ったらどんな顔をするんだろう」と考えて欲しい
1963
「この人が、自分がいなきゃダメな人になればいいのに」と思いながら相手を甘やかすのが好きです。抱きしめてキスをして相手の話を聞いてすべてを肯定して「もう…そんなに甘やかされたら君なしじゃいられなくなる」と呟かれたらそっと唇をかみしめて「なればいいのに。早くそうなって」と願って欲しい
1964
人前ではしっかりした人として振る舞ってしまうからその反動で、恋人と2人きりの時はとろとろに甘えてしまう人が可愛いです。「君は人前だとしゃんとした人なのにね」と笑われたら「この姿じゃダメなの?」と拗ねて、「だって君の前でしか甘えられないんだもの。甘えさせてよ」とねだったら素敵ですね
1965
年の差のある恋人たちは、年上側は自分が年上だということを気にしていて「この子にはもっと相応しい相手がいるのかもしれない」と不安を覚えて未来を思い描けないのだけれど、年下側は「この人の隣にはずっと自分がいなきゃな」と当たり前のように思っていて人生設計を立てている、すれ違いが好きです
1966
年の差のあるカップルは、年下が、若さ故に無邪気に相手を振り回す癖があるのが好きです。じっと年上を見つめるから年上が「どうしたの?」と尋ねると「こんな綺麗な人が俺の恋人なんだなって見惚れてただけです」と笑うものだから、たまらなく恥ずかしくなって「大人をからかわないでよ」と呟けば良い
1967
同じ肌を重ねることを指すのに「ご褒美」と「お仕置き」と正反対の言い方をするのが、日本語の奥深さですよね。顔にキスを落としながら「ご褒美あげる。ふふ…物欲しそうな顔しちゃって」と余裕そうに笑う人も、相手の腕を手早くまとめて押し倒しながら「お仕置きする。喜ぶなよ」と囁く人も、好きです
1968
肌を重ねることを「いいこと」と表すのと「わるいこと」と表すの、どちらが色っぽく聞こえるでしょうか。膝にのり上げて身体の輪郭を撫でながら「いいことしてあげよっか?」とイタズラっぽく笑うのと、壁に追い詰めて耳朶をはみながら「わるいこと、一緒にしよ?」と誘いかけるの、どっちも素敵ですね
1969
背後から抱き締められる形で眠りにつく姿が、愛らしくて惹かれます。抱き締められている側が先に目を覚ましたら、相手の腕にまだおさまったままで名前を呼んでも腕の力が緩む気配がないから、起こしてしまうのが忍びなくて「もう…仕方ないな」こっそり笑って、また相手の中で眠りに落ちたら良いですね
1970
「なにもしない」と誓った上で同じ部屋で眠る2人が可愛らしいです。「なにもしないよ」と誓ったから相手の首筋に浮かぶ汗からもむき出しの手足からも目を背けて眠ろうとしたのに、「ねぇ」と小さな声で呼ばれて「ほんとに、なんにもしないつもり?」と尋ねられるから、理性のタガが外れてしまえば良い
1971
普段は仏頂面の人が笑う瞬間には、つい目を引き寄せられてしまいますね。ふっと笑えば相手が固まるので「なんだよ」と聞くと「君が笑ってる姿なんて初めて見たから…可愛いなって見惚れたんだ、けど」と赤い顔で言われるので、じわじわ恥ずかしさが回って「忘れろ」「忘れられないよ」と交わしてほしい
1972
いつもニコニコ笑っている人の感情が決壊してしまう姿は、普段があるからこそ引き立つ瞬間ですね。どうしてもこらえきれず、大粒の涙がポロポロこぼれ落ちてしまい、泣かないからこそどうしていいか分からず、子供のように顔を覆って「見ないで…こんな姿を君に見られたくないんだ」と吐き出してほしい
1973
お揃いの指輪なんて買えない事情を抱えた2人が、相手の左手薬指にキスを落とすのがほろ苦くて好きですね。恋人に「覚えていてね」と囁かれて左手を取られて、薬指に長いキスを落とされて「ここは僕のものだってこと」と微笑まれるから、なんの意味もない行為だって分かっているのに幸せに震えれば良い
1974
オモチャの指輪をお互いはめあってこっそり喜び合う、寂しい2人組に惹かれます。ちゃちなはずの指輪がとても美しく見えて「綺麗…」と震える声で呟いたら抱きしめられて「君の方が綺麗。花嫁さんみたいだよ」と言ってくるから、思わず泣いてしまって「幸せな時に泣かないで」と言われてしまってほしい
1975
嫉妬されると愛されている実感が湧いて満たされるから、束縛も愛情表現と感じてしまう歪んだ思考は素敵です。思いつめた顔の恋人に「君には俺以外に大切なものなんていらないんだ」や「愛してるなら俺だけを見て俺だけに笑いかけて」と言われると、ふっと微笑んでしまって「可愛いなぁ…」と思えば良い