801
周囲に関係を隠している2人が、人目を忍んでささやかな戯れをする姿が色っぽいです。鍵もかからない上に人が通りかかるかもしれない場所に、引き込んで抱き締めて。「誰か来るかもしれないよ」と口にする相手がそれでも赤くなって肌を離さないことに喜びを感じて、それ以上の悪行につい発展したら良い
802
触れ合いに、「ご褒美」の名目をつけるのが甘美ですね。些細なことでも「よく出来たね」「いいこだね」と褒めるようにして、「ご褒美はなにがいい?」と尋ねて。恥じらいながら「頭を撫でてほしいです」と口にされたなら、甘ったるく撫でて、相手をその甘い支配から逃れられないようにしたなら良い
803
触れ合いに、「お仕置き」の名目をつけるのが耽美ですね。相手が被虐精神を持つことを知っているから、わざと喜ばせるために「お仕置きしてあげるよ」と口にして。蕩けた目を見据えながら、「なんで嬉しそうなの?嫌がってくれなきゃお仕置きにならないんだよ」と熱くなっている頰をなぞったなら良い
804
肌を重ねている時に声を我慢しようとする相手に、どうにか声を出させようと画策する人が艶めかしいですね。口元を押さえて必死に耐えている理由が、「自分の声なんて気持ち悪いから」であることを知っているから、手の甲にキスをして。「聞きたいから聞かせて」と甘く囁いて、自ら手を外させれば良い
805
肌を重ねている時に、声を我慢しようとする人がいじらしい。自分の声を聞かれるのは恥ずかしくて我慢ができないから、必死で唇を噛んで、それでも溢れてしまいそうになったなら手を当てて耐えて。目に涙を溜めて顔を赤くしてまでも耐える姿が、相手にはいっそう扇情的に見えているとは知らなければ良い
806
甘えられない人の、精一杯の一言が「きて」なのがいじらしくて素敵ですね。きちんとしていなければいけないとの思いが強いから、他人に甘えることには抵抗感があって「疲れた」「苦しい」は言えないけれど、相手の優しさがどうしても欲しくて、「きて」だけを絞り出して。与えられたら涙溢れたなら良い
807
甘えられない人を、「おいで」の一言で甘やかす人が美しく素敵ですね。弱っているのにそうとは言えずに閉じこもっている相手に、「おいで」と声をかけて、濡れた目に微笑みかけて手を広げて。膝の上で丸まった身体を何度も何度も撫でながら、「君は大丈夫だよ」と欲しかった言葉を与えてあげたら良い
808
体格差があるカップルがするキスは色っぽく映りますよね。普段はガッシリした人間が「壊さないように」と気遣って触れているけれども、キスをする瞬間だけは建前が吹き飛んで、腰に回す手に自然と力がこもってしまって。厚みのある身体に抱き潰されかけて、「こんなに力強いんだ」と浮かされたら良い
809
身長差があるカップルがするキスは可愛らしさがありますよね。唇に距離があるからどうしても自然な流れでは重なることが出来なくて、「したいな」と思ったら相手を見上げて手を引っ張って強請るしかなくて。たまに意地悪で「なに?」とはぐらかされたら苛立つのに、屈み込まれたらすぐときめいたら良い
810
相手に独占欲を見せられると「嬉しい」と感じてしまう人がいじらしいです。普段は冷静で、周囲にも穏やかな人と思われている相手が自分のこととなると嫉妬をむき出しにしてくるのが目新しくて嬉しくて。「それだけ愛されてるんだなぁ」と感じてしまえばどうしても、「イヤ」とは言えなくなったなら良い
811
それまでは独占欲が深いとは思っていなかった人が、相手と付き合うようになって初めて、自分の中の独占欲を意識するようになるのが魅力的です。相手が他人と外出すると聞いたならば、見送ればいいだけと分かっているのに頭に「恋人なのに」と浮かんで。そう考えてしまった自分自身と葛藤したなら良い
812
「甘い物が好きな人は寂しがり屋。甘い物で得られる快楽物質で、寂しいの感情を逃がそうとしている」という説があるそうですね。相手と離れて顔が浮かべば、どんどん寂しいの気持ちが膨らんでくるから、たまらなさを逃すために甘いものに手を伸ばして。「太ったら拗ねてやろう」とふくれていたなら良い
813
「食べ物への執着が強い人は、性的な欲も強い人」という説があるそうですね。大食漢ですぐに「お腹すいた」と口にしては詰め込むようにして食べている相手を見て、ふと聞き齧った説を思い出して、「当たってるな。この人ってば意外にそうだから」と思ったら頭が焼けて、食欲どころではなくなったら良い
814
「指を舐めさせる」は、本来必要のない行為だからこそ色っぽく際立ちますね。「指、舐めて」と命令して、不思議そうに口を開いた相手の口内に無遠慮に差し入れて。弱いと分かっている、上顎や頬の裏の粘膜を確かめるように触って。次第に赤くなる相手を、「こんなので気持ちいいの?」といたぶれば良い
815
上顎は、人体の中でも指折りに敏感な場所であるそうですね。それを知って、相手の上顎をなぶる人が官能的です。口を開けてと命令して、キスの流れでツルツルとした粘膜を、ザラついた舌で撫でて擦っていじめて。たまらない顔で唾液を溜めていく相手を、口元だけで笑ってますます追い詰めていったら良い
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肌を舐める行為は、「自分のフェロモンを身体に付着させる目的で行われる無意識下での独占欲の行為」という説があるそうですね。目の前の相手が自分以外に微笑みかける瞬間を想像するだけで頭がぐらついて、無意識で肌に舌を伸ばして。「自分の痕跡を深く残したい」との本能に素直になってしまえば良い
817
肌を噛む行為は、「キスや言葉でも伝えきれない重い愛を伝える愛情表現の行為」という説があるそうですね。美しい肌を見る度に自分がこの肌を噛んで自分だけの跡を残したいとの欲がチラついて。肌を重ねている時に、引き寄せて歯を立てて震えていく身体を「今だけは自分のものだ」と噛み締めたなら良い
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歳の差のある恋人の年上側が、若い相手に自分は不釣り合いだと考えてしまう姿がいじらしいですね。大した差ではないと言われても大したことに思えて、自分は最後までは一緒にいられないなと想像すれば、手放してあげるべきではないかと悩んで。「あなただけですよ」の言葉に胸が痛くなっていたなら良い
819
未成年と成人の恋人が、「君が大人になるまで触れない」と約束する姿が美しいですね。未成年側は、自分を大切にしようとしてくれるんだなと感じて嬉しくはあるものの、1日1日が長く感じて。「早く大人になりたい」とこぼして、「ゆっくりでいいよ。どれだけでも待つから」と優しくあやされたならば良い
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大切だからこそ、相手と肌を重ねたくないと思ってプラトニックでいようとする人が美しいですね。綺麗だと思うからその綺麗さを自分の手でどうにかしてしまうのが嫌で、肩が触れそうになるだけでビクッと震えてしまっていて。「本当に好きと思われているんだろうか」と相手にひっそり悩まれていたら良い
821
身体を重ねるところから始まってしまった2人が、「恋人」になろうともがく姿が愛おしいですね。最初は空気に流されてしまって一夜が明けた後には後悔があったはずなのに、気まずい距離感になってから相手の大切さに気が付いて。「このままなかったことにはしたくない」と恋を自覚して、戦ったなら良い
822
相手の前でだけ、素直に涙を流せる関係性が美しいですね。もともと溜め込んでしまう性質で、人前では辛いことがあってもクッと奥歯を噛み締めて悲痛な表情すらも見せないように振る舞っている人が、2人きりの時に「辛かったね」と撫でられたら決壊するしかなくて、縋りながら涙を溢してしまえば良い
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普段はしっかり者で通っている人が、相手の前でだけ子供っぽく振舞ってしまう姿がいじらしいですね。非の打ち所がない人の印象を持たれていて、いつもスマートに振る舞っているけれど、内心は甘えたいの心を隠し持っていて。2人きりだと反動でその一面ばかりが現れて、優しい手に解かされていたら良い
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肌を重ねている時に夢中でする、美しくはなれないキスが色めいていますね。身体が焼けて何も考えられなくなった時に、同じように本能を剥き出した相手に引っ張り込まれて顔が近付いて。考えるより先に唇を重ねながらも、いつものように優しく甘くすることは出来なくて、結局貪りの延長になったなら良い
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相手の力を根こそぎ奪ってしまうキスが耽美ですよね。唇を重ねて、息を奪うように絡みついて、呼吸する暇すら与えなくて。次第にクッタリ力を失っていく身体に腕を回して、ギュッと自分に引きつけて。キスを終えた瞬間に腕の力を抜けば、自分に倒れ込む無防備な相手を見て、支配欲を満たされたなら良い