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独占欲が強いから、肌を重ねると無意識の内に、相手の肩に噛みついたり背中に引っ掻き傷をつけたりしてしまう人が可愛らしいです。事後に相手が困ったようにその跡を撫でて「また、隠しにくい場所につけて」と言われたら口先では謝りながらも内心で「君が僕のものになったみたいだ」と思っていたら良い
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素直になれずに「イヤ」ばかり口にしてしまう人が、相手にからかわれる姿に夢を見ています。「イヤ」と言ったら手を離されて、驚いて見つめれば「イヤって言ったから」と平然と返されてしまって。「イヤな人に無理やりしたくないもの」の言葉に促され、「イヤじゃない、です」を言うしかなくなれば良い
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憧れていた相手と恋人になって、恋人になったのに実感が湧かず、触れたら汚してしまうような気がして躊躇って「なぜ震えてるの?恋人同士でしょう?」と近寄られて囁かれたら「恋人」の響きだけで真っ赤になってしまって「もう君の憧れのあの人はいないんだよ」とからかわれる恋が初々しくて魅力的です
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肌を重ねている時に、頭が真っ白になった人が繰り返し、相手の名前を呼ぶ姿が甘美ですね。「好き」や「愛してる」の余裕すらなくて、ただ自分を責め立てる根源の名前を呼んで。甘ったるくとろけたその声に相手が、どんなやらしいことを言われるよりもよっぽどそそられていることには気付かなければ良い
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相手を好きになったから、相手の好きなものをなんでも知りたくなってしまう人が愛らしいです。好きな食べ物好きな音楽好きな本や好きな映画に好きなスポーツなどを聞いては吸収し、「なんでそんなに聞いてくるの?」と尋ねられたら、「君と同じものを好きになって同じ世界を見たいの」と微笑んでほしい
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背が低い人が背が高い人の頭を撫でるのが、アンバランスで可愛いです。背が低い側はいつも好き勝手に撫でられる仕返しとばかりに「たまには撫でられる気持ちも味わえばいい」と軽く笑うのだけれど、背が高い側は慣れないその感覚に頰に熱が集まってきて「もっと撫でて」と思わず小さい手に縋ったら良い
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友人だと思っていた相手に惹かれていってしまう恋は、遠回りしてしまうからこそ愛おしいですね。以前はなんとも思っていなかったのに、今は肩や腕に触られると身体が跳ねる自分が、今はもっと触ってほしいと願ってしまう自分がいて。1人で「普通の…友情だったはず、なのにな」と思い惑ってほしいです
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お姫様抱っこは、普段はロマンチックとは無縁なカップルにこそしてほしいです。相手をベッドまで連れて行こうとしたら、気が乗らないと文句を言うから、その身体を横抱きに抱き上げて。一瞬経ってから状況を理解した相手がジダバタ身動きをするのを、「はいはい大人しくしてる」といなして運んだら良い
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身長差がある2人は、背の高い人の膝の上に背の低い人がまたがって座り込んで密着するのが胸を掴まれる姿です。いつもは仰いでいる顔を見下ろせていることが嬉しくて、「なんだか君が小さくなったみたい」とからかってみて、機嫌を損ねた相手にそれでも上機嫌で「拗ねないでよ」とキスを降らせれば良い
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汗の匂いに、情欲を感じてしまう人がイケナイですね。身綺麗にしている相手の、清らかなままの姿を愛でたいと思うのにどうしても、汗をかいてじんわりと肌を濡らした身体を見ると吸い寄せられて、抱き込んで深呼吸をしたら止まらなくて。「君の汗の匂いって媚薬だよね」と、本能のままに口にすれば良い
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背が高い人が頭を撫でられるのは、慣れない行為だからこそ魅力的に映りますね。いつもは当たり前のように見下ろしている相手に「かがんで」と言われて、言う通りに頭を下げれば手が伸びてきて。柔らかに後頭部をかすめる感覚が未知数で、「いいこだね」と言われたら動転したままに赤くなったなら良い
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触りたがりの人は可愛らしいですよね。2人きりになるとピットリと、腿と腿がくっつく距離に座って。相手の手に指を絡めてみたり、肩に頭を乗っけてみたり、毛先をもてあそんでみたりして。指摘されると「一緒にいると落ち着くの。満たされるの。落ち着かせてよ、満たしてよ」とますます密着すれば良い
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「きて」と相手をおびき寄せる姿に惹かれてしまいます。今すぐに相手の身体の熱が欲しくて、今すぐに相手の唇の柔らかさが知りたくて、溢れでる本能のままに「きて」と切羽詰まった声でねだって。近寄られて腕が回ってきたらすぐに自分もキツく抱きしめ返して「一晩中、離さないでいてね」と囁けば良い
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体格差があるカップルにしてほしいのは、お姫様抱っこですね。突然腰に手を当てられたと思えば一気に身体が浮き上がるから、華奢な側は一瞬固まってから「おろせよ!」と暴れ出して。暴れても余裕綽々で笑われて「ほらほら暴れないの」と鼻先になだめのキスをされるから恥ずかしすぎて、赤くなれば良い
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「決して自分の手に入ることがない人」と分かってなお、止められない恋の模様に心奪われます。何度告白する想像をしてもその場で振られてしまう姿しか見えなくて苦しくて、諦めたいと思うのに。微笑みを向けられただけでやはり燃え上がる肌があって、「どうしても君を諦められない」が身に沁みたら良い
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肌が赤くなりやすい人は、甘美に映えますよね。軽い口付けを繰り返されただけで真っ赤に肌を上気させ、潤んだ唇で見つめてくる人に相手も我慢できなくなって。「今日はキスだけじゃ帰してあげるつもりないんだけど、キスだけでこんなに赤くなっていてどうするの?」と囁いて、ますます色付かせたら良い
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本日はプロポーズの日ですね。跪いて手を取って幸せな一生を約束する2人も好きですが、将来の幸せなんて約束できない身の上だと分かっているからただ相手の左手薬指に口付けて「約束だよ」と告げる人と、なんの効力もないその行為が嬉しくて「うん」と胸震えながら頷く薄暗い影に満ちた2人も好きです
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体格差のある恋人達の体格の優れた方が、体格の劣る相手を傷つけてしまうのではないかと、触れることを躊躇う瞬間に惹かれます。抱きつかれても、腕を回して力を込めたら、今にもこの細い身体が折れる錯覚が起きて硬直するばかりで。「君っていっつも受け身なんだよね」と相手に誤解されてしまえば良い
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相手の笑った顔ではなく泣いた顔にこそときめいてしまう厄介な人が好きです。ボロボロと相手が涙を流して顔を隠そうとしたらその手を掴んで顔を見つめて「大丈夫だよ」と口では慰めの言葉を言って胸に抱き寄せながらバクバクする心臓を抱えて「こんな姿を見て喜んだらダメなのに」と罪悪感覚えたら良い
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「愛しています」を告げた後に「ごめんなさい」を付け足すしかない、屈折を抱えた人に愛おしさを覚えます。こんな自分でごめんなさい、あなたを好きになってしまってごめんなさい、押し隠すことが結局出来なくてごめんなさい。全てを込めて6文字を口にして、「それでも好きなんだ」を思い知ったら良い
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曇りない肌に火の影を揺らめかせながら「美しいね」「物が燃える姿はなぜこんなに美しいんだろうね」と笑顔で言葉を交わす神木隆之介と本郷奏多を見てしまい、家を失ったことも一瞬忘れて「あなたたちこそ美しいのに」と、彼らに見惚れてしまいたいです #誰が率いる謎の軍団に故郷の村を焼かれたいか
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甘え慣れていないがために甘え方がたどたどしい人は可愛らしいですね。相手の袖をつんつん引っ張って「どうしたの?」と微笑まれたら目をそらして「分かってるくせに」と呟いて。思い通りにその腕の中に包まれて「こうしてほしかったの?」と尋ねられたら「うん…」だけ言って耳まで赤くしていてほしい
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品行方正な優等生だが実は奔放な人は、笑顔で相手に跨り「優等生やるのも疲れるんだ」と言って欲しいですし、品行方正な優等生だが実は屈折している人は、思いつめた顔で相手の胸ぐら掴み「なにが分かるってんだよ。外面に騙されたくせに」と吐き捨てて欲しい。品行方正な優等生は秘密を持つ生き物です
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表情に乏しい隣の恋人を試すつもりで「俺が浮気したらどうする?」と尋ねてみたら、一瞬びくり身体を震わせた恋人がおずおず袖を掴んできて「嫌だ」と呟くので、罪悪感と愛しさがこみ上げて袖元の手を取って指切りをし「ごめんね、しません」と返して珍しい恋人の微笑みを拝むバカップルを見つめたい
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相手を一心に尊敬しているからこそ自分の中の恋心を認められず、この想いは勘違いだあの人相手にこんなことを思っていいはずがないと葛藤してしまう人に惹かれます。手が傍にあれば繋ぎたい、髪が肌に張り付いていれば触れたいと思う本能から目を背け、美しいと信じた尊敬の心だけに今日も縋る人は良い