阿部利彦(@zubattored)さんの人気ツイート(リツイート順)

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この前小学校行ったら「この子は海外生活が長かったから英語ばっかりしゃべるんです。早く英語が抜けるといいですよね」と先生。その子、すごくきれいな発音なので「むしろ、クラスでこの子から英語習う時間とかどうですか?素敵だと思いますよ」と言ったら「ええっ?」と先生すごく不満そうだった。
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テレビ東京は番組内容をほとんど変更しない。昨日、うちの子は「テレビを見るのが辛い」と言っていた。テレビを消しておこうかと思ったが、テレビ東京はビッグカツの製造工程などを放送していた。こういうのも必要だと思った。
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いつも困っているので自分の「困っている」状態というのがはっきりせず、「困ったことない?」と聞くと「ない」という子。「大丈夫?」と聞くと「大丈夫」と言う子。「困ったらいつでも言ってね」の「いつ」(タイミング)が分からなくて「困っています」と言えない子など、困り方で困っている子がいる。
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以前、通常学級に在籍している書字障害のお子さんにiPadを使ってもらえるよう、特別支援学校と連携して計画を進めていた。通常の担任が突然「この子だけこんなの使えるなんて卑怯じゃありませんか!」と言うので「使わせない方がアンフェアだと思います」と思わず言ってしまったことがある。
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園巡回にて「ふわふわとちくちく」という絵本の読み聞かせ場面を見る。その後、先生と4歳の子どもたちとで、ふわふわ言葉とちくちく言葉についての話し合いをしていた。子どもたち、お話の途中で立ち上がるくらいみんな真剣。子どもからのちくちく言葉で印象的だったのが「真似しないで」だった。
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国際コミュニケーションというような授業があって、その子がすごく楽しそうだったら「この授業だけ妙にテンション上がっちゃうんですよ、この子は」とか言うから、今度はこっちが「ええっ?」ですよ。
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入園当初一人遊びが中心だったお子さんが、夏くらいからおままごと遊びに参加するようになった。しかし、お父さん役や子ども役として他児にアドリブでかえすのが上手に出来ない。そのうち自ら「宅配便の人」という役割を見つけ、適度な距離感でおままごとに参加できるようになった。
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LDの疑似体験に限らず、リハの車椅子体験や高齢者体験で「自分は大丈夫」「こんなのなんでもない」という人がいるとか、妊婦体験で重いベストをつけて「軽い、軽い」と腕立てする男性がいる、ということを知って、身近にそういう人がいないので勉強になった。
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「授業中、勉強のできる子どもができない子どもに教えればいいじゃない」という意見もある。しかし、勉強のできる子が教えるのが上手とは限らない。できない子は教わっても余計に困ってしまって、その様子に勉強のできる子が「何で分からないんだ」と腹を立ててしまう、という場面も時々見かける。
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学校の先生向けの研修会でLDの疑似体験をしてもらったら「こういう見え方をしてるかも知れないんだな。授業中大変だろうな」「黒板を写すのがこんなにしんどいんだ」ではなくて、「なんでこんなことも出来ないんだろう」「私だったらこんなの平気だ」という意見が出た、と知り合いの講師が言っていた
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何度もつぶやいていますが、発達障害のある子への配慮について「ずるい、ひいき」と言ってくる子どもが知りたいことは「なぜあの子にはこの支援が必要なのか」ではなくて「じゃあ自分には何をしてくれるのか」ということなんですね。
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ちょっと悲しいことがあった。ホテルの朝食バイキング。食べている途中で飲み物とフルーツを取りに行って、席に戻ったら私の食事が下げられていて、もう別の人が座って食事をしていた。レストランスタッフがてきぱきと。席も食事も消え「あっ」と声を出してしまった。食事中のプレート作ればいいのに
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昔、数字の3にこだわりのある方の就労支援を担当した。その方は通勤の際にどうしても電車の3号車にしか乗ろうとしない。もしも3号車に乗れないとなるとパニックになった。こちらも必死に考えて、6と9にもこだわってもらえるように工夫したら、かなり通勤がスムーズになった。
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ポンズ、ジェームズポンズ
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うーん。「英語しゃべれるからと言って小学生に英語が教えられるわけない」って。そういう発想になっちゃうのか。
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登場人物の気持ちが分からない子は想像力が欠如しているという捉え方も確かにあります。しかし、スイミーの気持ちが分からないと答えた子は「魚ではないから海のくらしがどんなものが分からないし、お友達を食べられたことがないし、スイミーみたいに早く泳げません」と理由を説明してくれました
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園から「言葉の発達は優れているが、他のお子さんと上手く遊べないお子さん」について相談が時々ある。先生方は大抵「SSTが必要」と考えている。そういう子と1対1で遊んでみると、年齢より相当豊富な知識と豊かなイメージを持っている場合がある。そのイメージを周囲の子が理解できず、ついていけない
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「これだけ支援をしてやっているんだから発達障害があっても子どもの側も少しは努力して欲しい」と言う人たちがいたので「いや、すでに充分頑張ってますよね」「合理的配慮は、やってやってる、じゃありませんよ」とはっきり言ってしまってシーンとなった
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「もしあなたがごんぎつねだったら」に「きつねじゃないから分かりません」と真面目に答えたお子さん。「ある人のために、その人には気づかれないようこっそり何度も良いことをしてあげている。そんな時、気づいて欲しい気持ちもあると思う?」と聞くと「ぼくだったらあると思います」と答えてくれた
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ゼミ生(70歳代)のプレゼンテーション技術がどんどんレベルアップ。「大学院でこういう発表をするのよ」とご家族に言ったら「おばあちゃん、手伝うよ」と中学生のお孫さんがパワーポイント作成に協力してくれたそうだ。
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「先生、トイレ」と焦って言う子に「先生はトイレじゃありません」と言ってやった!みたいな人、全然よい対応だと思わない。面白くもない。
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困ったことがあると、それは自分自身が悪いので人に隠さないといけない、と思っていた生徒がいて「困ったことって人に相談していいんですね」と言われたことがある。
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先生の左遷先を特別支援学級にする、という考え方を学校長や教委が改めなければならない。
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合理的配慮や個別支援に対して「これは卑怯」という言葉を使う先生に今も時々出会う。
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小学校3~4年生くらいになると、だんだんと、授業内容が分かっている子どもは自分が「分かっている」とアピールしたがるし、分からない子どもは「分からない」を隠そうとする、あるいは「分かっている」ふりをするようになる。